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今回紹介いたしますのはこちら。

「賭ケグルイ」第2巻 原作・河本ほむら先生 漫画・尚村透先生 
スクウェア・エニックスさんのガンガンコミックスJOKERより刊行です。

さて、そのスリルを楽しむかのように、ギャンブルが支配する百花王学園で賭け事に挑む謎多き女性、夢子。
その類稀なるセンスを見せつけはしたものの、相手の幸運に阻まれ多額の借金を背負ってしまうことになったのですが……?


3億1千万というとんでもない借金を背負わされることとなってしまった夢子。
この学園の決まり通り、彼女は人間以下の存在、家畜「ミケ」として扱われることになったのですが……なぜか生徒会からの督促はやってこないのです。
そんなある日、全校を集めてとある会の開催が発表されました。
それは、債務整理大集会。
多額の借金があるものを集め、4人一組のチームを作る。
そのチームでゲームを行い、借金額を一位の者は参加者4人の中で一番少ない額に、最下位の者は最も多い額に、と入れ替える。
もし借金額が一番少ないものがい地位になった場合は、借金が全額免除となる。
……借金額が入れ替わるだけ、一意のものの借金は帳消しになる、という一見すれば生徒会にとってメリットがないようにも見えるこの会。
ですが実際は、生徒たちからむしり取った金をほんの少しだけ返してやって恩を売るという虫のいいイベントなのです!
しかも生徒会にはもう一つの目的がある様で……?

なんにせよ、おそらく学園内最大の負債を持っている夢子にとって、このイベントはチャンスです。
何せこの学校、借金が返せない者には「今後の人生」すべてを生徒会が決める、という恐ろしい行為を平然と行うのですから!!
そんな大事な会で、重要なのは対戦相手でしょう。
夢子の組にいたのは、二年椿組の木渡という大柄な男子と、同じく椿組の小柄な女子、蕾。
そして……
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夢子自身が借金を背負わせた形になるクラスメイトの早乙女!!
夢子にとっては特に何と言うことはない組み合わせなのでしょうが、夢子にいたい目にあわされている早乙女にとっては頭を抱えたくなるような組み合わせなのです……!

そのゲームの内容はと言いますと……「二枚インディアンポーカー」でした。
ジョーカーとコートカードを除いた、40枚のトランプを使用するそのゲームはこんなルール。
まずディーラーに一枚カードを渡され、そのカードは自分だけが見て伏せておきます。
そして次にもう一枚受け取ったカードは、自分は見ないで、馬の他のメンバーに見えるようにして頭上に掲げる。
その二枚のカードで、同じ数字がそろう「ペア」、同じマークがそろう「マーク」という役を作り、勝負する……
ゲーム自体はそんなシンプルなものですが、面白いのはこのゲームにかけられるチップです。
それぞれの参加者に10枚配られるのですが、そのチップ一枚の価値は、持ち主の借金額の十分の一!
最終的にものを言うのはチップの枚数ではなく、獲得金額。
ちなみに各参加者の借金額は、早乙女が5000万、蕾が2000万、木渡が1000万……夢子が3億1000万!
要するにこのゲーム、何枚夢子のチップを獲得するか、というところが最大のキモなわけです!!!

ゲームは全10回、毎回参加費に一枚とられていき、最大で5枚まではかけられるというこのルール、おり続けて守りを固めるということもできません。
さらに不安をあおるのが、生徒会側は何の助言もせず、イカサマの指摘もしないとはっきり宣言されたこと!
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勝負の世界では騙されるほうが悪い……
その言葉を聞いた早乙女は、一つの決心をします。
これだけはやりたくなかった、と考えながら彼女が行った行動は……夢子に、ある話を持ち掛けることだったのです!!

誰もが1000万以上の借金を背負った弱者であるはずのこの会ですが、ただ一人、木渡だけは余裕綽々です。
それもそのはず、彼は友人から1000万円「借りたこと」にしているだけだというのです。
1位になれば生徒会からその友人に借金分の1000万が払われたうえ、生徒会からしたことになる1000万の借金がチャラになる。
そうなればまるまる一千万円が儲かる、というわけで。
今までもこのやり方で彼は3回も勝っているとのことで、「負け犬相手にギャンブルで負けるはずがない」戸ばかりに今回も稼ぎにやってきたようです。
彼は家畜扱いになった生徒に、生きていて恥ずかしくないか、俺ならとても学校に来られない、自殺してるね、と完全に見下した発言をしてきます。
ぶちぎれそうになる早乙女ですが……夢子は人の評価は自由だし、と気にしていないようですし、蕾は何の感情もないかのような表情で、別にとつぶやくばかり。
そんな態度に、早乙女は拍子抜けしてしまうのです。

早速始まったインディアンポーカー。
1ターン目は蕾、木渡、そして夢子が勝負に挑み、木渡が勝利。
そして2ターン目、蕾が1枚ベッドするものの、木渡が強気のマックスベッドをしたためにフォールドし、またも木渡の勝利。
早くもかなりのチップを己が物とした木渡は早くもノリノリ!
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お前ら弱気すぎないか?そんなだから家畜になっちまうんだよ、相手になんねー、この雑魚が!
言いたい放題言ってくれる木渡にイライラが募る早乙女ですが……
木渡の手には、すでに勝負のカギとなる夢子のチップが三枚。
そのチップを失わないために、ローリスクで勝負をする他の参加者のチップもたっぷりと確保しました。
絶対的有利に立っている木渡を、残り8ゲームで引きずりおろすことができるのでしょうか?
2枚インディアンポーカー勝負は思いもよらない展開となるのです!!


というわけで、またも大きな勝負に出ることになった夢子。
早乙女からすれば一度は苦杯をなめさせられた相手である夢子ですが、いまはこのチームの中で借金額の多いほうの二人という立場。
先ほど彼女に声をかけたのも、おそらく強力を持ちかけたのでしょう。
ですがそれはどんな協力なのでしょうか?
その方法次第では有利に立つこともできるのでしょうが……
逆に言えば、同じクラスである木渡と蕾がつながっている可能性も十二分にあるでしょう!
生徒会はイカサマを黙認する。
つまり、対戦相手にばれさえしなければ何をしてもいいとも取れるこの戦い……
果たしてどのような戦いになっていくのでしょうか!?
化かし合いか、真っ向からの心理戦か。
勝負のカギを握るのは……!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!