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今回紹介いたしますのはこちら。

「アポカリプスの砦」第8巻 原作・藏石ユウ先生 漫画・イナベカズ先生 
講談社さんのマガジンKCより刊行です。

さて、ゾンビを治療する薬を作るため協力をするため、「海ほたる」を目指すことになった前田達。
その薬のためのカギは、前田が感染してしまった、ボコールに変化する「Fウイルス」。
ところがその出発前、ノイマンは自身もどうやらウイルスに感染してしまったらしいことを知って……?


街に出た一同ですが、予想通りの惨状が広がっていました。
街をうろつくのはゾンビばかり。
道には多くの車が乗り捨てられ……
このまま何も考えずに車で海ほたるに向かってもたどり着くことはできなさそうです。
そこでゾンビの影がなさそうなファミレスを見つけ、作戦を練り直すことにしたのです。

相談の結果、海ほたるには徒歩で行くしかないという結果になりました。
こんなんであることは間違いないであろうその道のりに押し黙ってしまう一同ですが、そこに吉岡が場にそぐわない明るい声をかけてきたのです。
吉岡のいる厨房に入っていくと、そこにはおいしそうなステーキやらの食事がずらりと作られていました!!
吉岡は以前この系列のファミレスでバイトをしたことがあるそうでして。
幸運にもガスやら電気が生きていたのでしょう、ノウハウを生かし、ここ外ばかりの大盤振る舞いをしたのです!
全員が久しぶりの肉だと歓喜している中……ノイマンの顔色は優れません。
……ウィルスに感染してしまっているノイマン、徐々にその症状が進行しているのでしょう、食欲もなくなってきてしまったようです。
食事に盛り上がる一同とはなれた席に座るのですが、そこには
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上半身だけになったゾンビが潜んでいたのです!!
ノイマンが声を上げる間もなく、感染者はノイマンにつかみかかります。
そして首筋に噛みついた……かに思われましたが、その直前ゾンビはノイマンに興味を失い、通路側にはい出ていったのです!
そこでゾンビを発見した岩倉が一撃!
ゾンビは無事無力化したわけですが……
ゾンビは、「仲間」を襲わない。
これでノイマンが感染しているという事実が、全員に知れ渡ってしまったのです……

ノイマンは動じていないという態度で、両手を縛るなり、置き去りにするなり、なんなら今ここで頭を叩き割ったらどうだと開き直ります。
ですがそんなノイマンに異を唱えたのは、吉岡でした。
ふざけるな。
お前がバケモノになって暴れたところで、俺にかなうわけねーだろ。
吉岡はノイマンを連れていくことを決めました。
前田達他の面々も、そこに異論はありません。
一同は再び海ほたるに向けて歩き出すのでした!!

徒歩ルートに立ちはだかる最初の関門。
それは避けて通ることのできない工場地帯で、大火災が起きている、という厳しい状況です。
直接火の海を渡るわけではありませんが、業炎を上げる工場の横を通る際の熱気は相当なモノ。
それぞれの体力の消耗は相当なものですが、なかでもノイマンはかなりまずい状況になってきてしまっています。
朦朧として、もはや自分が何をしているかもよくわかっていないノイマン。
チームの頭脳である彼がこの調子では……
何とか我に返ったノイマンは、このまま直進してトンネルに入る、距離にして15~6キロも進めばたどり着くはずだと説明。
一同は再び歩き出すのですが、ノイマンの様子がまだおかしいことを気にした前田が声をかけると
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おお、前田じゃないか、どうしたんだこんな雨の中で、と状況に全くそぐわないことを言い出して……
さらに鼻血や、口からも血をこぼし始めるノイマン……
前田はそんな彼をそっと抱き寄せて肩を貸し、先に進むのでした……

トンネルにたどり着きました。
トンネルの中も事故や乗り捨てで放置された車が大量に残されており、ゾンビが今そこから出てきてもおかしくない状況です。
前田は、疲れからか息苦しさを感じ始めていたのですが……実はそれ、疲れからくるものだけではなかったのです。
このトンネル……換気ファンが全く回っていないのです!!
このままぼやぼやしていては一酸化炭素中毒にあってしまうかもしれません。
一同は一刻も早くトンネルを向けようとするのですが……トンネルの途中で、事故車の山にぶつかってしまいます!
下手に力を加えれば、崩れ落ちてしまうかもしれな危険をはらむ事故車の山……
こんな状況でとうせんぼか、と怒り狂う吉岡ですが、ここで高速道路のトンネルには必ず併設されている、閉じ込められ防止用の非常通路への入口を発見!!
地獄に仏とばかりにその非常口の扉を開けると
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そこにいたのは、無数のゾンビ!!
逃げ場のないトンネルで、ゾンビの群は容赦のない牙をむき、襲い掛かってきます。
前田の、いや、人類の希望をかけた決死行は、こんなところで頓挫してしまうのでしょうか。
残酷な運命が、一同に降りかかるのです!!


というわけで、絶体絶命の危機にさらされてしまった一同。
トンネルという狭い、それも呼吸も困難な状況下での襲撃。
弾薬も心もとなく、薄暗さから全力で逃げることもままならない。
ここに来て最大のピンチを迎えてしまいました!!
目の前に迫るゾンビたちの脅威、そして忍び寄ってくる前田とノイマンのタイムリミット。
これらの危機を脱することはできるのか?
そしてその方法とは……?
その時は、刻一刻と近づきます!!

この後物語は新シリーズへ突入。
いよいよこの状況を打破する起死回生の一手を狙う物語が開始します。
もはや生き残っている人間がいるかどうかも怪しいこの状況を、元の世界に戻すことができるのか?
すべては前田達の双肩にかかっているのです……!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!