今回紹介いたしますのはこちら。
「目玉焼きの黄身いつつぶす?」第4巻 おおひなたごう先生
エンターブレインさんのビームコミックスより刊行です。
さて、食へのこだわりが行き過ぎて、みふゆと破局してしまった二郎。
代わりにとばかりにアプローチをかけた委員長にも結局振られてしまい、一人ぼっちになってしまいます。
しかもみふゆは先輩芸人の宮と急接近。
二人の関係は完全に終わりを迎えることとなるのでしょうか?
みふゆは宮とともに街に出てきていました。
おなかもすいてきたことですし、みふゆたちは美味しいお店に入ったのですが、あいにく満席。
30分待ちになる、と店員さんに告げられると、宮はじゃあ他に行こうとさっさと店を出て行ってしまうのです。
みふゆは、それならもう少しいったところに別のおいしい店があるから、と提案するのですが、宮はすぐそこにあるカレーのチェーン店、「た~めリック」でいいじゃないか、とどんどん入っていくのです。
何の因果かこのお店、二郎が近藤さんにカレーを食べに連れてきてもらったお店……
となれば、あの質問が待っているわけです!
全がけと半がけ、どちらにするか?と言う!
ですがその質問を聞いた宮、なんやねんそれ、どっちゃでもいいがな!と、眉間にしわを寄せるではありませんか!
こんなことで機嫌を損ねる宮、みふゆもその態度には首をかしげるのですが……宮の態度はさらにおかしくなっていきます。
どうやら宮の組んでいるお笑いコンビの単独ライブのチケットの売れ行きが芳しくなく、ネタ作りも難航していたイライラが募っているようで。
ご飯を食べるのに待つなんて時間の無駄だと毒づいてみたり、最近仕事の調子がいいみふゆたちにお前らはいいなと嫌味を言ってみたり。
挙句の果てに、みふゆの写真を撮っていいかと尋ねてきたファンを、今プライベートなんだから遠慮しろ、とみふゆの意見も聞かずに追い返す始末で。
みふゆは複雑な思いで宮を見つめるのです。
その頃、二郎は食事のカップ麺を食べ終わった後、なんとなくテレビを眺めているところでした。
最近グルメ番組を見ても、別に店まで言って食いたいとは思わなくなってしまった。
今までわざわざ食べに行っていたのは、やはりみふゆがいたからだ。
アイツ、おいしいもの好きだからな……
みふゆと一緒だと行列も気にならなかった。
食事ってのはただ美味いものを食べればいいんじゃなく、好きな人と楽しい時間を共有することでもあったんだ。
なのに、俺は……
二郎は自分を深く恥じ、そこにはいないみふゆに謝罪するのです。
するとどうでしょう、ちょうどその時テレビにみふゆ……ブレイクしつつある女性コンビ芸人、魑魅魍魎が登場したではありませんか。
会場をどんどんとわかせていく魑魅魍魎。
今まで身近な存在だったはずの彼女が、ずいぶん遠くに行ってしまった。
これではよりを戻すなんてとても……
うなだれる二郎ですが……すぐに立ち上がります!
いや、俺がみふゆに見合うだけの男になればいいんだ!!
まだだ。まだ終わっちゃいないぞ!!
まずはこの弛んだ肉体を叩き直す!!
そう言ってジャージに着替え、立ち上がる二郎!!
そしてまたみふゆとおいしいものを食べに行くんだ!!
いい顔で玄関のドアを開けると……
外は土砂降り。
……二郎はそっと部屋の中に戻るのでした。
一方のみふゆはと言いますと……宮の家にお邪魔しておりました!!!
ですが会話もなく、携帯をいじっている宮。
みふゆは立ち上がり、コーヒーでも飲もうかとお湯を沸かそうとするのですが……
この家、やかんがないのです。
湯沸かしポットはあるよといわれるのですが、みふゆはさらに驚かされることになります。
やかんどころか、ガス台、フライパン、鍋、包丁……そう言った台所用品が一切存在しないのですから!!
電子レンジ、冷蔵庫、炊飯ジャー。
これだけあればなんも問題ないやろ?
……それを聞いたみふゆは、恐る恐る質問を、投げかけます。
宮さんて……もしかして、食べることにあまり興味ない?
宮はこう答えました。
そやな、あまりっちゅうか……まったくないかも。
みふゆはその答えを聞いた瞬間……めまいを感じ……倒れてしまいました!!
美味しいものを食べるのが大好きな彼女にとって、その言葉のもたらすショックは相当なものだったのでしょう……
突然倒れたみふゆにどうしたと慌てて声をかける宮。
……二郎はそんな状況も知らず、土砂降りの雨の中レインコートをまとってランニングしているのでした……
というわけで、二人の恋模様鬼新たな爆弾が投下された本作。
食べ物のことで破局してしまった二郎とみふゆですが、ここで再びみふゆの前に食べ物の問題が立ちはだかることとなります!!
しかも今回の敵(?)は、食べ方ではなく、食そのものに興味がないというとんでもない難関……!!
このピンチを前にして、みふゆはどうするのでしょうか!?
宮との関係を改善するために、みふゆが相方との相談の結果打って出た手段とは……!!
そして二郎のほうにも変化が現れます。
みふゆに見合う男になるため鍛錬をし始めた彼。
そんな彼がここまで吹っ切るために必要だったのは、自分を振り返ること。
今回紹介した部分ではもう吹っ切れてますが、この前にも様々な事件がありまして……
チャーハンのすくい方、かき氷のシロップのかけ方、焼肉でのごはんの食べ方。
そんなあれこれを乗り越えて二郎が成長していく様も必見なのです!!
二郎とみふゆの間に生まれた溝は、修復するのか、それとも。
食べ方と言う本作の主題だけではなく、ストーリーの行く末からも目が離せませんね!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
「目玉焼きの黄身いつつぶす?」第4巻 おおひなたごう先生
エンターブレインさんのビームコミックスより刊行です。
さて、食へのこだわりが行き過ぎて、みふゆと破局してしまった二郎。
代わりにとばかりにアプローチをかけた委員長にも結局振られてしまい、一人ぼっちになってしまいます。
しかもみふゆは先輩芸人の宮と急接近。
二人の関係は完全に終わりを迎えることとなるのでしょうか?
みふゆは宮とともに街に出てきていました。
おなかもすいてきたことですし、みふゆたちは美味しいお店に入ったのですが、あいにく満席。
30分待ちになる、と店員さんに告げられると、宮はじゃあ他に行こうとさっさと店を出て行ってしまうのです。
みふゆは、それならもう少しいったところに別のおいしい店があるから、と提案するのですが、宮はすぐそこにあるカレーのチェーン店、「た~めリック」でいいじゃないか、とどんどん入っていくのです。
何の因果かこのお店、二郎が近藤さんにカレーを食べに連れてきてもらったお店……
となれば、あの質問が待っているわけです!
全がけと半がけ、どちらにするか?と言う!
ですがその質問を聞いた宮、なんやねんそれ、どっちゃでもいいがな!と、眉間にしわを寄せるではありませんか!
こんなことで機嫌を損ねる宮、みふゆもその態度には首をかしげるのですが……宮の態度はさらにおかしくなっていきます。
どうやら宮の組んでいるお笑いコンビの単独ライブのチケットの売れ行きが芳しくなく、ネタ作りも難航していたイライラが募っているようで。
ご飯を食べるのに待つなんて時間の無駄だと毒づいてみたり、最近仕事の調子がいいみふゆたちにお前らはいいなと嫌味を言ってみたり。
挙句の果てに、みふゆの写真を撮っていいかと尋ねてきたファンを、今プライベートなんだから遠慮しろ、とみふゆの意見も聞かずに追い返す始末で。
みふゆは複雑な思いで宮を見つめるのです。
その頃、二郎は食事のカップ麺を食べ終わった後、なんとなくテレビを眺めているところでした。
最近グルメ番組を見ても、別に店まで言って食いたいとは思わなくなってしまった。
今までわざわざ食べに行っていたのは、やはりみふゆがいたからだ。
アイツ、おいしいもの好きだからな……
みふゆと一緒だと行列も気にならなかった。
食事ってのはただ美味いものを食べればいいんじゃなく、好きな人と楽しい時間を共有することでもあったんだ。
なのに、俺は……
二郎は自分を深く恥じ、そこにはいないみふゆに謝罪するのです。
するとどうでしょう、ちょうどその時テレビにみふゆ……ブレイクしつつある女性コンビ芸人、魑魅魍魎が登場したではありませんか。
会場をどんどんとわかせていく魑魅魍魎。
今まで身近な存在だったはずの彼女が、ずいぶん遠くに行ってしまった。
これではよりを戻すなんてとても……
うなだれる二郎ですが……すぐに立ち上がります!
いや、俺がみふゆに見合うだけの男になればいいんだ!!
まだだ。まだ終わっちゃいないぞ!!
まずはこの弛んだ肉体を叩き直す!!
そう言ってジャージに着替え、立ち上がる二郎!!
そしてまたみふゆとおいしいものを食べに行くんだ!!
いい顔で玄関のドアを開けると……
外は土砂降り。
……二郎はそっと部屋の中に戻るのでした。
一方のみふゆはと言いますと……宮の家にお邪魔しておりました!!!
ですが会話もなく、携帯をいじっている宮。
みふゆは立ち上がり、コーヒーでも飲もうかとお湯を沸かそうとするのですが……
この家、やかんがないのです。
湯沸かしポットはあるよといわれるのですが、みふゆはさらに驚かされることになります。
やかんどころか、ガス台、フライパン、鍋、包丁……そう言った台所用品が一切存在しないのですから!!
電子レンジ、冷蔵庫、炊飯ジャー。
これだけあればなんも問題ないやろ?
……それを聞いたみふゆは、恐る恐る質問を、投げかけます。
宮さんて……もしかして、食べることにあまり興味ない?
宮はこう答えました。
そやな、あまりっちゅうか……まったくないかも。
みふゆはその答えを聞いた瞬間……めまいを感じ……倒れてしまいました!!
美味しいものを食べるのが大好きな彼女にとって、その言葉のもたらすショックは相当なものだったのでしょう……
突然倒れたみふゆにどうしたと慌てて声をかける宮。
……二郎はそんな状況も知らず、土砂降りの雨の中レインコートをまとってランニングしているのでした……
というわけで、二人の恋模様鬼新たな爆弾が投下された本作。
食べ物のことで破局してしまった二郎とみふゆですが、ここで再びみふゆの前に食べ物の問題が立ちはだかることとなります!!
しかも今回の敵(?)は、食べ方ではなく、食そのものに興味がないというとんでもない難関……!!
このピンチを前にして、みふゆはどうするのでしょうか!?
宮との関係を改善するために、みふゆが相方との相談の結果打って出た手段とは……!!
そして二郎のほうにも変化が現れます。
みふゆに見合う男になるため鍛錬をし始めた彼。
そんな彼がここまで吹っ切るために必要だったのは、自分を振り返ること。
今回紹介した部分ではもう吹っ切れてますが、この前にも様々な事件がありまして……
チャーハンのすくい方、かき氷のシロップのかけ方、焼肉でのごはんの食べ方。
そんなあれこれを乗り越えて二郎が成長していく様も必見なのです!!
二郎とみふゆの間に生まれた溝は、修復するのか、それとも。
食べ方と言う本作の主題だけではなく、ストーリーの行く末からも目が離せませんね!!
今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
コメント
コメント一覧 (2)
話題作と言ってもいい作品なのに……入荷しないとは無念です!!