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今回紹介いたしますのはこちら。

「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」第4巻 よしむらかな先生

スクウェア・エニックスさんのヤングガンガンコミックスより刊行です。

さて、元アイドルのアンナを連れ帰すという依頼を受け、新興宗教「ヴァージナルローズ」に向かった紅守。
たどり着いたそこは、魅力的な女性が大勢暮らしている施設でして。
続々姿を見せる美少女たち、そしてリーダーであるゴールドマリーと言う女性の胸に実るたわわな果実に引き寄せられ、偵察のはずが一気に入信にまで発展してしまうのでした!


来る者は拒まず歓迎する、と言うモットーを持っているらしいヴァージナルローズ。
疑うこともなく、紅守を施設に招き入れました。
周りは一面のバラ、そして美少女たち。
デレデレになる紅守でしたが、ゴールドマリーはなぜ入信しようとしたのか?と尋ねてきます。
確かにこういった新興宗教に駆け込もうという人は、だいたい何らかのきっかけがあるもの。
紅守は恋人が自分に暴力をふるってくる、という出まかせを涙ながらに語りますと、ゴールドマリーは辛かったわね、と優しく頭を抱き寄せてきて……
自然とその豊満なお胸に顔がうずめられる形になる紅守。
しかもここには女性しかいないから安心してと言うささやきまで聞こえてくるのですからたまりません!!
もしかしたらここは天国なんじゃないだろうか!!
紅守なんだか素敵な予感を感じ、胸を高鳴らせるのです!!

まず通されたのは、温室でした。
自慢のバラ園だというその温室の中には、なるほどたくさんの立派なバラが大輪を花開いております。
ですが気になるのは、花壇のそこかしこに女性のものらしい名前を刻印したプレートが貼り付けられているではありませんか。
その名前の中には、探しているアンナのものもあって……やはりここに杏奈はいるんだと確認した紅守は、そのプレートは?とストレートに尋ねてみることにします。
すると、このこでは入信したら教祖らしい「ローズマリア」と言う人物から名前をもらい、今までの名前は各自がバラにその名前を与えて育てていく、と言う決まりがあるそうで。
その育てたバラを売るのがこの教団の資金となるのだそうです。

アリアンナ、ポリナ、エスタ、パストルール……
そんな「新しい名前」を名乗ってくる美少女たち。
いずれ劣らぬ美女ぞろいですから、そのローズマリアも気になってきます。
あまり表に出ない方、とのことで、みんなざっくりした印象しか持っていないようなのですが……それでも、「すごくキレイ」「おっぱいがでかい」「とっても優しい」「ゴールドマリー様に妖しさを足したイメージ」などなど、期待できる感想しか出てこないのです!!
こりゃすごい、まさに天国じゃないか……とガッツポーズをとっていた紅守の視界の隅に、さらに彼女を興奮させるものが入り込んできて……!!
それはバラの木の影で、手と手を握り、口と口を合わせる二人の美少女!!
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しかもそれを見たゴールドマリーは、その二アリをしかりつけるのですが、その叱った内容は「そう言うことはお部屋でなさい」というもので!!
女性しかいない、娯楽がすくない、教養にも女性の美と愛の追及が大きな位置を占めている……という、この教団では、自然とあんな関係も生まれてくるもので、教団としてもむしろパートナーや家族同士のスキンシップは奨励されているとのこと。
……紅守が考えているあんなことやこんなことは……ここでは全くとがめられることじゃない!!
ココ、天国どころじゃない、極楽浄土だ!!

幕を開けた紅守の教団での生活はなんといいますか、いろんな意味でバラ色でした。
ここでは薙刀もならうことになっているようなのですが、なんだかんだ言っても紅守からすれば素人に毛が生えたレベル。
難なく教師役をやっていた少女をやさしーく打ち倒し、そのとんでもない強さで一気にファンを獲得!
その中にはお目当てのアンナもいて、あっさりと奪還への足掛かりを作ることができました。
さらにこの教団ではパートナーと呼ばれる相方と組になって生活するのですが、急な入信ということで、パートナーとなったのはゴールドマリー。
ゴールドマリー、初めての夜からそれはもう積極的で……
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しかも親睦を深めると言って美少女たちみんなとお風呂に入ってあんなことやこんなことを!!
なんかもう……紅守は仕事も忘れかけてこの生活を楽しんじゃうのでした!!

その後。紅守も新しい名前をもらうことになります。
むせそうなほど強いにおいのするバラだらけの部屋で、とうとう対面するローズマリアは……ゴールドマリーにそっくりな人物でした。
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ローズマリアは真っ黒なバラに自分の血を一滴足らし、「ハルフェティ」と言うなとともに紅守に渡してくるのです。
この教団で暮らすためのドレスももらい、すっかり幸せな生活に浸っていく紅守……
なんかこのまま、ガチで入信しちゃいかねません!!
紅守殺すにゃ刃物はいらぬ、美少女たっぷりありゃあいい。
……いろいろ不審なところも見え隠れするこの教団ですが、紅守はちゃんとお仕事できるのでしょうか!!

そのころ、紅守の正恋人である千代は、全く定時連絡のない紅守にイラつきを感じ始めていました。
女の人が多いからってあいつ、うつつを抜かしてるんじゃないか、とぼやきますと、女の人が多いんじゃなく、女の人しかいない、と言う事実をそこで初めて依頼人に教えられました。
……ただただ自堕落に、美少女たちと酒池肉林。
そんな想像図がよぎり、イライラがマックスを突破した千代は……とうとう切れてしまいました。
あのバカのことなんて手に取るようにわかる、元ミイラ取りを連れ戻す!!
イラつきの表情を鬼の形相に変えた千代……作戦もくそもありません、ヴァージナルローズに向かうのです!!


というわけで、ヴァージナルローズ編が収録された本作。
ここまでは、今までのシリーズのような目に見えてやばいところは見えないヴァージナルローズですが、もちろん本作が和やかに終わるはずがありません!
徐々に明かされていくこの教団の闇。
その闇には、とある人物のどす黒い欲望と、その欲望を育て上げるための血なまぐさい惨劇が待ち受けているのです!!
しかも今回の戦いは、思いもよらない敵と戦うことになってしまいまして。
いまだかつてない大ピンチを迎えることとなるのですが……
予想外の戦いと、シリーズ最大のピンチ。
今までとは違ったキャラクターの活躍も見られる今巻、予想不可能の展開が楽しめますよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!