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今回紹介いたしますのはこちら。

「ももいろアーメット」第2巻 てりてりお先生 

集英社さんのヤングジャンプコミックス・ウルトラより刊行です。

さて、アマゾニアと言う星から地球調査にやってきた、アーメット+メガネっ子のニモ。
一応その目的は地球からごっそり「男」をさらっていくことなのですが、基本的に素直で良い子であるニモはその目的がどういうことかよく分かっておらず、忍と浩樹の兄妹と知り合って仲良く生活を始めてしまいます。
ですがそんなとき、ニモを敵視する別のアマゾニア人、ウルが登場。
しかしウル、アマゾニア人とは思えないほど非力で、ニモのあれこれを妨害しようにも全くお話にならず……?


その日もニモをとっちめようとして、返り討ちに会ったウル。
いつか見てろ!とお決まりの小悪党的セリフを吐きながら、土管の中と言うこれまた古典的なおうちに帰ろうとしていたときのことです。
どっかとベンチに腰を掛けたまま、声をかけてくる男がいたのです。
その男は……浩樹でした!!
ニモと関係のある浩樹は敵でしかありません。
が、浩樹にとってはそんなことはなく……何と浩樹、ウルに結構な額のお金を渡したではありませんか!!
実はこれ、第1巻で彼女が参加して、ニモとの同時優勝ということになったミスコンの優勝賞金。
元々彼女のお金なのですが……「君たちのお金だ、お近づきのしるしに取っといてくれ」という言い回しを用い、さも自分が提供しているかのようにふるまったのです!!
が、ウルにもプライドがあります。
金で懐柔しようというのか、とその金を受け取ろうとしないのです!!
……喉から手が出るくらいお金は欲しいというのに……!!
ですが浩樹はそれでも食い下がります。
何か誤解してるなぁ、君たちが中が悪いのなんか知らなかったし、俺には俺の考えがあって君に会いに来たんだ。
ぜひとも俺にマネージャーを任せてくれないかと思ってね。
君らが地球人に興味があるように、地球人も君らに興味がある。
特に、美しくて強いとあれば!!
なんだか見え透いたお世辞ですが……
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ウルさん、あからさまに頬を染めて、地球人のくせによく分かってるじゃないの、ともじもじとし始めるじゃありませんか!!
脈ありと見た浩樹、ここで一気に押していきます。
君とニモの間には因縁があるんだろう?
君とニモとの対決をぜひ僕にセッティングさせてくれないか?
決着をつけるなら、大勢のギャラリーの前のほうがいい。
君はニモに勝ち、意向を知らしめ、俺は利益を得る……
美しき人よ、ウィン-ウィンだと思わないかい?

正直を言えば、ウルからしても浩樹は信用できる相手ではないことはわかっています。
ですが、虎穴に入らずんば虎子を得ず、ご先祖様もかつて地球侵攻時に手柄を立てたんだ!とやる気満々!!
その勝負の日にむけて、着々と準備を続けるのです。

浩樹が家に帰ると……家の中はぼろぼろになっていました。
ニモが、某キングオブポップのムーンウォークをしたら床を曝気ばきにぶち抜き、ブレイクダンスをしてみたら竜巻が巻き起こり、部屋中をずたずたにしてしまったというのです!!
本来ならばこれをネタに忍やニモををゆすってくるであろう浩樹。
ですが今の彼には、大金の入る予定があるのですから余裕です。
これからどんどんニモを売出し、グッズやらなんやらの収入で大もうけ……!!
その企みの第一歩のために、さっそく例の剣を切りだすのです。
ウルはお前らと優劣をつけたがってた。
確かお前らの掟では、ちゅせんされたら背はむけないんだろ?
そこで俺が決戦の舞台を提供しようじゃないか。
ネット民100万が集う、なんでもありの超空間……
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「ニヤニヤ超会議」で君らの決着をつけてもらう!!
日本最大の動画サイト、ニヤニヤ動画。
年に一度もよおされるこの超会議の生放送は、特に人気が高く、注目度は最高クラス。
ここで闘えば、そりゃもう知名度は一気に上がるでしょう。
ですが問題はニモです。
元々あまり好戦的ではないニモ、下手をすれば大勢にアーメットの下の素顔を見られてしまうこの戦いにしり込みしてしまうかもしれません。
……が、意外や意外、ニモは戦う意思を感じさせる瞳で、その提案を快諾したではありませんか!!
確かに挑戦に背を向けないのはアマゾニアの掟ではあります。
が、この勝負を受けて一番の理由はそこではないのです。
それは、かつてニモの母親が、ニモに向けて語っていたある言葉にあるようなのですが……

そんなこんなで始まることになるニモVSウル。
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一対一のこのバトル、どう考えてもニモが絶対的有利。
身体能力で大きく劣るウルに勝ち目がるとは思えないのですが……なぜか彼女、自信満々!
何か秘策があるとでも言うのでしょうか?
……やっぱり、浩樹が何か噛んでいるんでしょうか!?


というわけで、ウルとニモとの運命の決選(?)が開幕する本作。
なんだか自信満々のウルですが、この戦いは単なるバトルじゃありませんで。
視聴者ウケも狙った特殊形式での戦いに、ニモは意外な苦戦を強いられることとなるのです!!
そしてウルとの戦いを経て、物語は一気にクライマックスへ突入!!
ついに発覚してしまう、ニモたちの目的。
真実に直面し、考え込む浩樹たち……
そんなところに現れるラスボス!
最終局面に入った本作ですが、一体どんな結末を迎えるのか!?
基本的にはほんのりエロス風味の効いたコメディだけに、バッドな結末は似合いません。
ですがニモたちの目的が目的なだけに、みんなが笑って終えることのできるエンディングは難しいような……
そんな本作、注目のエンディングは!?
本作らしいフィナーレとなっていますので、ご安心ください!!

ちなみに最終巻となる今巻では、いろんな意味でウルさん大活躍です。
ヘタレなりにいろいろ頑張ってくれまして、ドラマ面でも、ツンデレ面でも、読者サービス面でも主役級の大活躍!
つんつんしながらチョロい性格、本作随一のスレンダー体型、目的のためなら手段を選ばないストロングスタイル……
そんな彼女の活躍を精いっぱい愛でるべし!です!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!