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今回紹介いたしますのはこちら。

「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍」第7巻 脚本・田畑由秋先生 作画・余湖結輝先生

秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行です。

さて、闇の帝王ことDr.ヘルとの最終決戦に挑んでいた甲児。
ですがその戦いのさなか、なんとヘルはマジンガーZEROに工事などではなく自分を選べと語り掛け始めました。
するとどうしたことでしょう、あろうことかZEROは自分のパートナーとしてヘルを選択!!
甲児はパイルダーごとマジンガーZから叩き出されてしまったのです!!


ヘルはマジンガーに語りかけます。任せるがいい、わしがすべてをかなえてやる。
そう言ってヘルは、甲児があれだけ解放しまいとしていた魔神パワーを一気に全開にしてしまったのです!!
パイルダーの中で全身を襲う痛みに耐える甲児。
その命はまさに風前の灯火ですが、同時に失われようとしているもう一つの意思がありました。
それは、甲児とともにパイルダーに乗って離脱してきていた、マジンガー「Z」の意思です。
甲児を無二の戦友として認識していた彼ですが……ここまでやってくるのが精いっぱいだったようです。
すまぬ、俺はまたやつの一部になる、ZEROに還る。
甲児は、縋るように行かないでくれ、と残された還るという文字を抱きます。
もうZEROにお前を渡しはしない、俺と一緒に来い!
体はぼろぼろなれど、その目に宿っているのは不屈の炎。
その炎の燃える瞳で見上げたそこには……絶望がそのまま形となったような存在が立ちはだかっていました。
ヘルの邪悪な意思の象徴……真マジンガーZERO、地獄(ヘル)モードが!!
ヘルの体には、いまだかつてない力がたぎっていました。
その力のたぎりのままに、ヘルは右腕をふるいます。
機械道魔神空手、ヘルカッター。
その威力は、島を両断し、海を割り……そして、そのヘルカッターの軌道上にあった
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月までも真っ二つにしてしまうではありませんか!!
その威力を堪能していたヘルは、視界の隅に甲児がいることに気が付き、まだそんなところではいずっておったのかと一瞥します。
甲児は、見下げ果てたぜヘル、お前の中に渦巻いていた征服欲はすさまじいものだったが、ZEROの意思はブラックホール、お前の意思はなくなるんだ、それでいいのか!?と怒鳴りつけるのです。
が、もはやあれほどまでに執着していた甲児の言葉も、ヘルには一切響かないのです。
もはやわしの目的はZEROと同一。
世界征服とは、世界を思うまま破壊し、好き勝手に新たな世界を創造すること!!
そんなことだから貴様は見捨てられ、わしは選ばれた。
同じ目的を持って進む限り、わしは消えぬ、永劫なり!!
絶大なる自信をみなぎらせたヘル。
もはやこうなっては何の憂いもないのかもしれませんが、それでも過去に戻ってやりなおすことのできる甲児のことはわずかながらでも気になっているようです。
ミネルバが過去に送る前に、とどめをくれてやろう。
もうやり直しなどさせぬ、いとしい仲間や地球ともども、蒸発するがよい!!
甲児が乗っているパイルダーでは、ヘルの攻撃を耐えるどころか、避けることすらできないでしょう。
おわりか、と思われたその時のことです!!
闇の帝王!!とその名を呼びながら、偉大なる勇者が現れたのです!!
その手に握られていたのは、宿敵・暗黒大将軍の大剣!!
この世界の主役は俺だぜ、どっちみてやがる!!
威勢よく体験をふるうグレートマジンガー、鉄也ですが、ヘルはその剣を受け止めたかと思うと、あっさりとバラバラにしてしまったのです!
暗黒大将軍の大剣と言えども、ZEROの持つ魔神パワーを破ることはできなかったようです。
が、鉄也もそれは予測済み。
まぁそうだろうなぁ!と叫んだかと思うと、今度はサンダーブレークを発射!!
グレートの放つ最大の威力を持つその技……ですがその雷は、ヘルを直撃することなく、 明後日の方向へと放たれたではありませんか。
どこを狙っているのかと嘲笑うヘルですが、もともと鉄也はヘルを狙って子の一が気を放ったのではありません。
サンダーブレークを受けたのは……飛来していた、グレートブースター!!
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サンダーを纏ったグレートブースター、という考えうる最大の大技が、完全に虚をつかれたヘルの肩口を貫いたのです!!
その威力はまさに絶大で、あのヘルをもってしても驚愕を隠せません。
が……効果を上げたかというとそれは別問題なのです。
面白い攻撃だ、驚いたわい。
そしていただこう、うまい!
これはグレートの味も確かめねばな!!

ヘルの狙いは完全に鉄也とグレートに移りました。
鉄也は持てる武器と己の戦闘技術をすべて投入して戦いますが……やはり、ZEROとの戦力差は歴然。
ヘルはグレートに興味を抱き、ZEROの一部に取り込もうとZEROの一部を触手へと変え、絡みつけてくるのです。
ですが、取り込むのはグレートだけ。
鉄也はいらない、と範囲を極限までに絞った光子力ビームを、グレートマジンガーの頭部……ブレーンコンドルに照射したのです!!
瞬く間に蒸発してしまうブレーンコンドルと……鉄也。
無残な光景を目の当たりにし、絶叫してしまう甲児。
高笑いするヘルは、そのままグレートを取り込もうとするのですが……その時!!
グレートの頭部に、ブレーンコンドルが装着されたではないですか!!
触手を切りはらい、再び戦う意思を見せるグレート。
その周りには……
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無数のブレーンコンドルと、それに乗り込んだ無数の鉄也が!!!
俺は、俺たちは、しつこいぜ!
十蔵のクローンである鉄也。
その全員が、ヘルに立ち向かいます!!
無敵のZERO対無数の鉄也。
この世界での最終決戦、その行方は……!!


というわけで、最悪の結末を迎えつつある本作。
もうこうなってしまっては、おそらくこの世界はどうにもならないでしょう。
となれば、ミネルバの力を借りてやり直すほかの手はないのですが……
あまりにも強力で、あまりにも冷酷なマジンガーZEROヘルモード。
世界の命運はグレートに託されたわけですが、このZERO相手にどれだけ食い下がることができるのでしょうか!?
物語はさらに激化していくのです!!

そしてこの後、物語は最終章へ!
甲児が赴く最後の戦い……それは、驚愕の物語となるのです!!
全てを決着させるための運命の戦い、見逃すことは許されません!!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!