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今回紹介いたしますのはこちら。

「バキ外伝 疵面ースカーフェイスー」第7巻 板垣恵介・山内雪奈生先生 

秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行です。

さて、グランドマスターとの戦いの真っただ中で連載休止となった本作。
久しぶりの連載再開・単行本刊行となった前巻第6巻で、レックスVSグランドマスターの戦いは一層白熱!!
予想外の強さを誇るレックスに、グランドマスターはとうとう本気になってしまいました。
時間制限付きの本気を出したグランドマスターの攻撃を喰らい、さすがのレックスも轟沈した、香に見えたのですが……?


邪魔者は片付き、グランドマスターと花山の間に立つ者はいなくなりました。
やっとだな、花山薫。
女性口調もすっかり鳴りを潜めたグランドマスターは、花山をにらみつけながらそう言いました。
花山はゆっくりと歩き始め……グランドマスターに近づいていくかと思いきや、突如千春に声をかけたのです。
タバコあるか、と。
千春はそそくさと煙草を取り出し、花山に差し出しました。
それを受け取った花山は、ゆっくりと煙草を取り出し、口にくわえ……
それを見たグランドマスターは、明らかに不快そうな顔を浮かべました。
のんきに一服かい、貴様……!
怒気をはらんだままにじり寄っていくグランドマスター。
ですが、そんなグランドマスターに花山は言うのです。
まだ俺じゃねえ、と。
グランドマスターは、少し考えた後……千春のほうを見ました。
慌てて、バカ、そう言うんじゃねえよ、と否定する千春。
ですが内心ちょっと不安だったようで、ですよね?と花山に問いかけているうちに……花山の言葉の意味が分かりました。
グランドマスターの背後で、
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レックスが立ちあがっていたのです!!
レックスはまだやる気のようです。
左手の指は折れ、右手の手首は開放骨折。
生きも荒くなっていますが、それでもまだその闘志は衰えていないのです!
そのまま寝ていれば、これで済ませてやったものを。
そう呟くグランドマスターに、レックスは殴りかかります!!
何を偉そうに!!
そんな叫びとともに放たれた左拳ですが、グランドマスターはガッチリガード!!
そのまま回転して威力を受け流し、左腕をねじり上げたのです!!
その威力はすさまじく、左腕の骨が砕け、皮膚を突き破り飛び出してくるほど……
グランドマスターは間髪入れず、左のアッパーをボディにたたき込んだのです!!
巨大が浮かび上がるほどの威力を持つその一撃!
ですがまだまだその攻撃は終わりません。
グランドマスターは素早く移動し、浮かび上がったレックスの背後に回り込みました。
そして今度は、背後からレックスに攻撃をたたき込み、地面にたたきつけたのです!!
さらに素早く間合いを詰め、レックスの顔面に強烈な追い打ち!!
コンクリートの地面が砕けるほどのその攻撃を喰らっては、流石のレックスも……
ですが、それでまだグランドマスターの攻撃は終わらないのです。
私には時間がない、花山薫。
こいつはお友達だろ?助けてやれよ。
そう言いながら、グランドマスターは
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レックスの顔面をわしづかみにし、手のひらに力をこめていき……!!
花山ほどではないにしろ、グランドマスターの握力もすさまじいもの。
その筋肉の肥大によって、自身の体の成長が阻害されるほどなのですから……このまま力をこめ続けていけば、レックスの顔面の皮ははぎとられてしまうことでしょう!!
どうしても自分で闘う気のなさそうな花山を、人質をとることによって炊きつけようとしているわけです!!
花山は、タバコの灰を落とし……答えました。
やれ、と!!
非常な言葉にも聞こえますが、グランドマスターにもその言葉の意味するところは分からないではありません。
一対一の戦いに水を刺さないとか、そう言うことだろ?
相変わらず下らん主義を引きずっているな。
グランドマスターは、手にこめられた力をより強くしていきます。
こいつを見ろ、かわいそうに。
それとも、私にビビってんのかな?
メキメキと音を立てるレックスの顔面。
その非道の行いに、とうとう千春が我慢できんなくなってしまいました!!
野郎!と飛び掛かろうとしたその時、花山が手を伸ばしてそれを押しとどめたのです!
花山はまだ自分の番ではない……つまり、レックスの戦いが続いていると言いたいのでしょう。
レックスの顔面はとうとう避け始めてしまうのですが……
そこでレックスの失われた意識が取り戻されたのです!!
グランドマスターの腕と頭をつかみ、強引に身を翻して背中に圧し掛かる形になったレックス。
それでも顔面をつかんで離さないグランドマスターに、右手でパンチをたたき込みます!!
グランドマスターは、その右腕を顔面でつかんでいないほうの左腕でつかみ……レックスを投げ飛ばしました!!
地面に再び叩きつけられるレックス。
グランドマスターは、レックスの顔面をつかんでいた右手から何かを投げ捨てました。
それは……鼻です。
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レックスの鼻が、むしり取られてしまったのです!!
さぁ、次はお前だ。
そう言って花山に向き直るグランドマスター。
ですが……花山は繰り返します。
まだ俺じゃねぇ。
……レックスは、顔を起こしました。
鼻、取れちゃった。
そう言いながら……まだその闘志は折れてはいないようです!!!
グランドマスターは言います。
ここから先は、悲惨なだけだぞ。
脅威的なタフネスを誇るレックスと、戦い自体は圧倒しているグランドマスター。
幕を開ける第3ラウンド、グランドマスターの言うように一方的な試合となるのか?レックスの反撃はあるのか!?
レックスVSグランドマスター、最終局面です!!


というわけで、グランドマスター編のクライマックスとなる今巻。
その見た目とは裏腹に、バキシリーズ本編に登場してもいい勝負ができそうな強力キャラだったグランドマスター。
一方のレックスは、花山に負けたとはいえ、まだまだ未知数なところもあった未知の強豪でした。
花山の外伝ながら、本作のオリジナルキャラ同士での戦いとなったこのバトル、花山の出番の前座に過ぎないかと思われていましたが……
いざふたを開けてみれば、両者の強さが存分に発揮されていく熱戦に!!
昨今のバキ本編では、ワンサイドな戦いが多いですし……この白熱の戦いによりのめり込めることでしょう!!
グランドマスターの俊敏さと規格外のパワー、レックスの授記を逸したタフネス。
個性を活かしたその壮絶なバトルの結末、その目でお確かめください!!

グランドマスター編が決着し、その後本作は以前の一話完結型のエピソードに戻ります。
ですが現在も本作の連載は休止中ですので、また続巻がいつになるのか分からない状態に……
花山ファンは期待して待つしかありませんね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!