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今回紹介いたしますのはこちら。

「カラダ探し」第6巻 原作・ウェルザード先生 漫画・村瀬克俊先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。

さて、カラダ探しが進むにつれ、赤い人にまつわる背景が明らかになっていき、同時に遥の謎も浮き彫りになってきた本作。
残り部位が二か所になったカラダ探しも、ついに10日目を迎えました。
そこで明日香と高広は、探索中豹変した健司に遭遇してしまうのですが、その健司は赤い人にしがみつかれたまま姿を現して……!!


赤い人にしがみつかれたまま、じりじりとにじり寄ってくる健司。
その姿を見てしまった高広は、背を向けて逃げ出すこともできなくなってしまいました。
そこで高広は、あえて健司に向かって挑発的な言葉を投げかけ、机を蹴り飛ばすなどして注意を引き、赤い人の姿を見ていない明日香を逃がす道を選択しました。
赤い人も人の体をやすやすと千切る怪力を持っていますが、豹変した健司も並大抵ではない力を持っています。
油断していれば時間稼ぎすらままならないまま殺されてしまうことでしょう。
高広は机を投げつけ、健司がそれを弾き飛ばしているうちに椅子で殴り掛かったのですが、健司はそれすらも意に介さず左手で打ち壊し、右手で高広を殴りつけてきました!!
その一撃は何とか紙一重でかわすことができたのですが、高広は体勢を崩してあおむけに倒れてしまいます!
すかさず健司は高広に馬乗りになり、右手を振りかぶって……!

明日香は下駄箱のほうに向かっていました。
健司が2階にいたなら、みんなは1階にいるはずだ、と考えたのですが、その予想は間違ってはいませんでした。
間違ってはいませんでしたが、すでにそこには留美子と翔太が死体となって転がっていたのです!
理恵はどうなったのか?もしかしてもう……?
残っているのは自分だけかもしれない、そう考えた明日香は何とか勇気を振り絞り、高広の厚意を無駄にしないよう探索を続けようとします。
すると、そのいく先から理恵が姿を現したのです。
理恵によれば、三人でこの下駄箱周辺を探そうとした直後に健司がやってきて、瞬く間に留美子を殺害、そして翔太が注意を引きつけている間に理恵が身を隠すことに成功したんだとか。
二人で下駄箱を探索していますと、ほどなくして理恵が右足を発見!
これで残す体は頭部だけとなりました!!
早速体を収める箱のあるホールに向かおうとするものの……そこに血まみれの男が現れました!
るみを一人でホールに行かせようとした明日香ですが、その血まみれの男は予想外の人物。
なんと、高広が生きて姿を現したのです!!
いったいあの状況からどうやって助かったのでしょうか?
頭部に深い裂傷を負っている高広に肩を貸しながら、事情を聞いてみると、これまた予想外の出来事が高広の身に起こっていたことがわかりました。
あの一撃を受け雄になった後、なんと健司が攻撃を辞め、赤い人にしがみつかれたまま踵を返してどこかへ立ち去ったのだというのです!
状況から考えれば健司が助けてくれたと思いたいところですが……とにかく豹変した健司の中に、何か変化が訪れているのは間違いなさそうです。

やがて三人は放送室の前へとやってきました。
全ての鍵は、この放送室にある。
ただ体を集めるだけではなく、このゲームを終わらせるカギを探すために放送室へ向かったのですが……やはりこのゲームの黒幕はどうしてもそこにはいかせたくない様子。
待ち構えていたかのように、
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赤い人が目の前に姿を現したのです!!
突進してくる赤い人、いつもは逃げるばかりでしたが、高広が怪我によって限界を迎えそうな今、逃げの一手を打つことはできません!
そこで明日香は身を挺して高広の前に立ちはだかりました!!
すると赤い人は、明日香の胸に飛び込んで、胴に手を回したまま後ろに回り込んで……あの歌をうたい始めたのです!!
どうやら赤い人にあった後、振り向かなければいつものように大暴れはしないようです。
つまり、歌が歌い終わるまではこのまま時間を稼ぐことができる……!
赤い人にしがみつかれた状態で、明日香が先頭に立ってそのまま放送室へ!
何事もなく放送室にたどり着き、高広が放送室のドアを開けようと亘に手をかけたその瞬間のことです!
明日香にしがみついていた赤い人がふっと姿を消し、高広の背後に移動!!
そして、「赤い人が伊勢高広さんの背後に現れました。振り返って確認してください」という特殊な校内放送がかかりました!!
赤い人は高広にしがみつきます。
高広はもう体力の限界、放送室の扉をわずかにあけるだけでへたり込んでしまい……
そこで明日香と理恵はすかさず放送室に飛び込もうとするのです、が。
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そこには、見えない壁があってどうしても中に入ることができないのです!!
放送室の中には、以前も見えた冷たい瞳がこちらを見据えています。
放送室は調べられない……
明日香はとっさに放送室のドアノブをつかみ、ドアを閉めました。
すると先ほどの校内放送が再び鳴り響き、今度は明日香の背後に赤い人が移動、しがみついて歌い始めました!!
こんなことをしても何の解決にもならないのは明日香もわかっています。
ですが、重傷を負った高広を見殺しにはどうしてもできなかったのです。
そんな思いは高広も同じです。
目の前で殺されようとしている飛鳥を見殺しになんかできない!
最後の力を振り絞り、赤い人を明日香から引きはがそうとするのですが……差し伸べた腕は力なく赤い人の抱えたぬいぐるみをつかんだだけ。
そのまま高広は倒れこみ、引っ張られたぬいぐるみは地面に転がりました。
……すると、なんということでしょうか。
赤い人は明日香の胴から手をはなし……
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絶叫とともに、今まで見せたことのない異形の表情を浮かべたのです!!
この赤い人の豹変はいったいどういうことなのでしょうか!?
このぬいぐるみに何か秘密が……!?
この恐怖の瞬間から、死のゲーム、カラダ探しはクライマックスを迎えることとなるのです!!


というわけで、カラダ探しもあと一部位となった本作。
ですが、もしかしたらと思われた放送室に歯はいることができないことが判明。
最後の部位、頭がどこにあるかが分からなくなってしまった……と思われたのですが、この直後に頭のある位置が判明することとなります!
その頭のある位置は、今までの体の隠し場所から比べても、段違いに危険な場所!!
今まででもすぐ隣に死が迫っているような恐怖と危険が隣り合わせなゲームでしたが、この後は自ら死に向かっていくようなハイリスクな行動をしいられてしまうのです!!

ですが希望もあります。
まず危険ではあるものの、最後の体が見つかったこと。
そして、今までは敵でしかなかった健司に変化が見られたこと。
深まる謎もわずかながら明らかになっていき、恐怖のゲームも大詰めに。
いよいよクライマックスを迎える本作、次巻ではいよいよ!?
引き伸ばしのないスピーディーな展開はそのままに、惨劇と恐怖はより一層増していく本作。
これからの展開も必見ですよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!