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今回紹介いたしますのはこちら。

「ワールドトリガー」第15巻 葦原大介先生 

集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行です。

さて、B級ランク戦に挑んでいる修達。
力不足を痛感した修は様々な人の手助けを受けながら、修は新たな戦法を体得し、今の自分でできることを見出しました。
ですがそんな時、再びネイバーの襲撃が!
アフトクラトルの従属国であるガロプラの侵攻を受けたボーダーは、本部基地での防衛線を強いられるのです!


ガロプラは6人と言う少数精鋭で戦いに挑んでいました。
基地内に入りこんでいたのは3人。
彼らはある場所に向かって走りながら、作戦の打ち合わせをしています。
敵はなるべく無視、追手がかかったら一人が食い止め、残りの二人で目的を遂行する。
そして基地外にいる2人の隊員はできる限り多くの敵を引きつけさせ、内部に入り込んだ3人の仕事をやりやすくして、その全体のサポートを船に残った一人が行う……
そしてその作戦の最中に起きるかもしれないことについて、一つアフトクラトルから指示を受けていることがあるようです。
もし基地内でアフトクラトルの捕虜を発見した場合、「奪還・救助の必要はない」、「邪魔であれば処理していい」と。
アフトクラトルはやはり、ヒュースのことを邪魔にしか思っていないようです……!
その確認をしていたところ、ガロプラの隊員は視界の隅に何かを見つけました。
長く続く廊下の突き当り、その曲がり角から現れた人影。
それは……迅でした!!
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迅は有無を言わさず、風刃の攻撃を放ちます!!
壁から、天井から、地面から、様々な方向からガロプラの三人に襲い掛かる風刃の斬撃!!
ですが三人は冷静にシールドでその攻撃を受け流し、そのまま壁に一時的に穴をあける道具を使ってその場から脱出してしまいました!
どうやらアフトクラトルから風刃の情報も漏れてしまっているようです。
相手に一切ダメージが与えられなかったのは残念ではありますが、人にとっては相手の姿を見る、と言うことが重要です。
そのサイドエフェクトの効果で、相手の目的を知ることができるのですから!!
ガロプラの目的は……ボーダーが精力を傾けて製造した、遠征艇!!
すぐに人は司令部にそのことを伝え、防衛チームを先回りさせるように要請するのです!

遠征艇が仮に破壊されでもすれば、大事です。
再建するには莫大な費用とトリオンが必要になり、時間もかかります。
遠征計画が1年は遅れてしまうことでしょう。
なんとしても防がなければならないところですが、相手のあの壁抜けのトリガーを使われてしまえば防ぐのは難しいところ。
とはいえ、基地の外からいきなり遠征艇のところまで壁抜けをしなかったことから考えても、長い距離壁抜けすることはできないと考えていいでしょう。
遠征艇のある部屋に近い要所を抑えておけばとりあえずいきなり破壊されてしまうということはなさそうです。
が、だからと言って安心してはいられません。
相手は複数の人型トリオン兵と、大量の犬型トリオン兵を操っていて、頭数は相当なもの。
さらに隊長であるガトリンという男は、ボーダー最強ともささやかれる忍田に近い実力を持っているらしく……
本来ならばもっと多くの人員を割いて防衛に当たりたいところですが、だからと言って基地外の防衛をおろそかにすることもできません。
外で惜し負けて、トリオン兵までなだれ込まれてしまえばそれこそ最悪の状況なのですから!
今ある戦力で、得体のしれないガロプラの侵攻を防ぐ必要があるのです……!

戦いが進むにつれ、戦局は固まってきます。
内部侵入組の三人にまず追いついたのが、B級、那須隊の隊長である那須とその右腕、熊谷でした。
那須の得意とする射撃での攻撃を受けながら進むのは難しいと考えた内部侵入組の一人、ウェンはここで交戦することを決意します。
那須&熊谷コンビと、トリオン兵に化けた謎のトリガーを使う女・ウェン。
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その対決が始まります……!

那須・熊谷とウェンの戦いが繰り広げられている間に、外ではボーダーがどんどん優位になっていました。
三輪や米屋、加古隊、二宮隊といった実力者たちにかかっては、やはり二人の戦闘要員と、戦闘力がそれほどでもないトリオン兵だけではどうにもならないのでしょう。
ですがまだガロプラには打つ手があるようです。
今までオペレーターに徹していた、船に待機しているヨミという隊員が、ある方法で援護に入るようで……?

そしてとうとうガトリンたちは遠征艇の間近まで来ていました。
ですが当然そこには防衛チームが待ち構えています。
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村上、小南、風間、そして太刀川……
アタッカーランク最上位4人という、超豪華なメンツが!!
相手も実力者と牌はいえ二人、このメンバーで勝てないはずがない、と思いたいところなのですが……
もちろん不安要素はあります。
こちらは背後を守りながら戦わなくてはいけないということ。
そして……迅のサイドエフェクトによれば、この戦いで太刀川の体が「まっぷたつ」になるということ……!!
早くも戦いは、最高潮を迎えるようです!!


というわけで、ガロプラ編がクライマックスを迎える今巻。
あのアフトクラトルによる大侵攻には比べるべくもない今回のネイバー侵攻ですが今回は相手の目的が遠征艇の破壊と言う一点に向いていることが厄介です。
敵も当然その目的に向かって力を注いできますし、ボーダーはそれだけを守っていればいいというわけにはいきません。
こちらの情報はある程度相手に知られているのに対し、向こうの情報がほとんどないというのも難しいところ……
なんとしても負けられないこの戦い、決着の行方は!?
一瞬も目の離せない、様々な場所で巻き起こる激戦は必見です!
さらにこの戦いの中であの人物も動き始め……
遠征艇をめぐる攻防以外にも目の離せない内容になっていますよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!