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今回紹介いたしますのはこちら。

「性食鬼」第8巻 稲光伸二先生 

秋田書店さんのヤングチャンピオン烈コミックスより刊行です。

さて、衆目の中で女王化してしまったいずみ。
ですがそんな中、女王の種を殺す遺伝子をもつ人物が発見されるという朗報も舞い込みました。
が、その持ち主とはいずみが嫌悪する同じクラスの男子、狛江で……
開放されるためにはあいつと関係を持つ必要があるのか?とショックを受けてしまうのでした。


大きな変化が起きたのは、いずみだけではありません。
今までいずみといろいろあった少女、リカが強化服をまとい、戦士として戦うこととなったのです。
そんなリカは2体の着ぐるみ星人を相手にデビュー戦を見事白星で語った……と思いきや、すぐにその場に着ぐるみ星人の下田と……謎の金髪ツインテールの女子が現れたのでした。

手早く勝負を決めるため、リカは力を使い果たしてしまっていました。
ここでの新手の登場はかなりまずいところですが……
下田は、金髪に戦うように命じました。
金髪はこんなに人がいるのにか、今日はあまり体調がよくない、などといろいろ文句をつけてぐずるのですが、下田はつべこべ言わずにやれと命令。
金髪はやむ終えず戦うことにしたのですが……いきなりその場にかがみこんで……何とその場で小さい方の用をたし始めるではありませんか!!
あっけに取られてそれを見つめる一同ですが、リカだけはそれが普通のモノではないことに気が付きました。
異様にドロドロとしたその液体は、水たまりを形作ったかと思うと、ぼこぼこと泡立った後
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続々と何か君の悪い生物が飛び出してきたではありませんか!!
目にもとまらぬスピードで突進してくるその怪生物。
ですが速いだけで、一発軽い攻撃を当てれば四散してしまうほどの雑魚同然の存在。
一匹一匹は大したことないのですが、なにせその数が厄介で。リカは手を焼いてしまうのです。
下田は、その生物は知能はないも同然だかより高いエロスに集まっていく習性徹底的にエキスを吸い尽くそうとする、と笑いながらその生物の恐ろしさを語ります。
最初こそ何とか対応できていたものの、やがてリカはその物量に押され、大の字に倒れてしまいました。
そして怪生物は、リカの体を這いまわり……そのエキスを吸おうとあの場所にしたを這わせるのです!!
それでもりかは何とか力を振り絞り、一体一体怪生物を潰していきます
そこで下田は金髪にもっと生物を出せとと命ずるのですが……その制服から学校ばれまでしてしまった彼女は嫌だと首を振るのです。
が、下田がだったらこれを使うしかない、と小さな虫のようなものを差し出すと、金髪は血相を変えてすぐにやると発言を翻すのでした!!
……とはいうものの、どうしても金髪はあの液体がどう頑張ってももう出せない様子。
とうとう泣きだしてしまい、もう許して、と漏らすのですが……だったらと下田は金髪の首筋に先ほどの虫をくっつけてしまいました。
すると金髪はすぐに目を見開いたまま地面に倒れこんでしまいます。
そして……今度こそ大きい方や小さい方を放出してしまい……そのあと、大量のあの液体を放出しました!!
そのまま全部出してしまおう、と笑う下田。
そんな下田に、チャンスとばかりにリカが殴り掛かるのですが、下田もそれは想定済みだったようで、あっさりとその攻撃をガードして反撃をしてくるのです。
リカは住んでのところでその反撃を回避することができたのですが、回避した先がマズイ場所でした。
あの金髪が生み出した液体の水たまりの真っただ中に着地してしまったリカ。
水たまりから触手が飛び出してきてリカを拘束し、そこから巨大な怪生物が誕生!!
もはやリカは身動き一つできず、あとはエロスを吸われてしまうのを待つばかり……という状態になってしまったその時のことです。
怪生物は突然リカから視線をはずし、その光景を見つめていた野次馬のほうへと歩きだしてしまったではありませんか!
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その視線の先には多くの女生徒がいたのですが……実はその女生徒の中には、いずみもいたのです。
りかはそれにいち早く気が付きます。
怪生物は高いエロスに引き寄せられる。
……高いエロスを持っている泉を発見してそこに引き寄せられた……
そして、強化服を着ていないいずみが怪生物に拘束されてしまえば、いずみが女王の種を持っていることもばれてしまうでしょう!!
このままではヤバいと感じたリカは、とっさに強化服のリミッターを解除しました!!
こうすることでエロスが飛躍的に上がるのですが……体は限界を突破して戦うことはできません。
とにかく今は怪生物の注意を再び自分に向けさせようとしたわけです。
……が、その目論見は失敗してしまいます。
怪生物はリカを一瞥しただけでいずみに触手を伸ばして拘束してしまうのです!
下田はリカが戦闘不能になったことに気が付き、もう役目は終わった、と怪生物を消してしまいます。
が、怪生物が魔の手を伸ばしたいずみに何かがあることを感じとり、改めて触手を伸ばしていずみの体を調べてしまうのです!!
……そしてすぐ発見されてしまう、女王のフェロモンを抑制する装置……
下田は笑います。
ずっと探していた女王候補がこんなにあっさり見つかるなんて!
今度こそ、何が何でも連れていきますよ。
もはや泉の身を守るものは何もありません。
絶体絶命のピンチだと思われたその時のことでした。
突然その場に、宇宙からの何かが飛来したのは!!!
皇帝に大穴をあけたそれは……宇宙船?
そしてその中から、褐色肌の……羊のような角を持った女性が現れたではありませんか!!
その女性、風貌ややっ的方からして宇宙人なのは間違いなさそうです。
そして彼女は、いずみに対していきなりこんなことを言いだしました!
あんたが女王たんの
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おち○○ミルクを飲んだということだな!?
……この謎の女性、言いだすことまで謎。
ピンチの中に現れた彼女が、この戦いにどのような動きを起こすのか……?
戦いはまたまた混迷していくようです!!


というわけで、新キャラクターも登場する今巻。
この後本作は、この新キャラクター二人の背景を中心に描いていきつつ、いずみの物語が進行していくことになります。
金髪ツインテールの少女、さくらがこの戦いの後に出会うことになってしまうとんでもない出来事とは?
褐色の宇宙人、C-9の正体と目的とは!?
この二人……特にC-9の登場は、本作に大きな大きな動きを与えることとなります。
いずみの体が今どうなっているのか、そしてすっかり小さくなってしまった女王の体……
突如と言っていい彼女の登場は、物語を加速させていくことになりそうです!!

そしていずみの体を狙うある人物も行動を起こしちゃいます。
今まで様々な人物と協力してきたり、様々なモノに狙われてきたりしたいずみですが、今回のその人物の行動はいずみをいつも以上に困惑させることに!!
今まで以上の恥ずかしくもエロスなイベントに巡り合うことになってしまういずみ……果たしてこの悩ましい毎日から解放されるときは来るのでしょうか?
今後の展開からも目が離せなさそうです!!