ti0
今回紹介いたしますのはこちら。

「てのひらにアイを!」第1巻 ムラタコウジ先生 

小学館さんのビッグコミックスより刊行です。



さて、「野球部のヒロコせんせい」で、ちょっぴりエロスな日常ギャグを描いていたムラタ先生。
残念ながらそちらは全2巻で完結となってしまいましたが、2016年に早くも本作で連載にカムバックしていらっしゃいました。
しかも画力を大幅アップさせ、エロス要素を増量したコメディを引っ提げて!!
その内容はと言いますと……


愛読していたバレーボール漫画が完結してしまいました。
終わってしまった、と涙をこぼしながらその本を置き、代わりにバレーボールをつかんだ一人の男。
彼はこの大福学園の教師、海山勝利。
男子バレー部の顧問を務める彼は、今日も青春の部活タイムだ!!と背景に炎のエフェクトを揺らめかせながら、歩き始めるのです!!
が。
その瞬間、すぐ先の曲がり角の階段から一人の少女がかけだしてきたではありませんか!!
その少女は、偶然通りがかっていた海山の足に足をひっかけてしまい、バランスを崩してそのままくだり会談に落ちそうになってしまいます。
しかもどんな運命のいたずらか、その時おパンティが階段の手すりに引っかかってしまい、あられもない姿が曝け出されそうになってしまい!?
ti1
とりあえず海山は、見ていない、ギリギリ見えていない!!と自分に言い聞かせながら彼女の手を取り、落下を無事に阻止。
彼女と息を合わせてゆっくり救い出すのでした。

無事助け出した後、彼女はその時ばらまいてしまったバレーボール研究ノートを一緒に拾ってくれ、はい海ちゃん先生、と手渡してくれました。
が、相手は生徒だというのに海山はどうにもその顔に見覚えがありません。
誰だっけと記憶の糸をたどっている間に、彼女は輝くような笑顔で、助けてくれてありがとう、と言い残して立ち去っていきました。
……さっきの騒動でゴムが完全にいかれてしまったおパンティをずり落としたりしながら……

この大福高校、10年連続春高に出場中と言うバレーの名門中の名門高校です。
が、それはあくまで女子バレーのお話。
男子バレー部は強くない、なんていうものですらなく、コート内に立ち入りを禁止されている上、その立ち入り禁止区域外から段ボールをかぶって女子たちの練習風景をよこしまな瞳で見つめている、と言うアレ具合……
そんな男子バレー部を、海山は今日こそ練習しようぜ!!と奮起させようとしているのですが……やっぱりどうにもなりません。
試合なんてして何になるっていうんですか?
相手を打ち負かすためだけにつらい練習をして、たとえ勝っても負けた相手は悔しさ、恨み、憎しみを抱える。
そんな負の連鎖を産むなら、試合なんてしない方が平和的じゃないか!!
トンデモ理論で練習しない理由をもっともらしく並び立てる男バレ部員。
ですがそんながばがば理論になぜか海山は反論できず、確かに!とうずくまってしまうのです。

と、そんなことをしていますと、女子バレー部を率いる監督、川島真帆が現れました。
マホマホ先生と女バレ部員に慕われている彼女は、まだうら若き乙女でありながら鬼コーチとしての貫禄十分!!
彼女はガンガン厳しい指導をするだけでなく、自分が悪いとわかるときには素直に謝ることもできる好人物で、何よりもそのビジュアルが抜群なのです。
おまけになぜかすごく露出の高いウェアを常に来ていることで、男子生徒から怖い性格を補う勢いの大人気を誇っているのです!!
ちなみに海山も彼女のことが凄く気になっています。
マホマホ先生が現れると、海山はさらに張り切って練習しようと言いだして……
そんな海山のハリキリ空回りを見た男バレ部員は、なんだか不憫になってきてしまいました。
じゃあ海山先生のために少し付き合ってやろう、と練習をしてあげることにしたのですが……
レシーブの練習だと海山が打ったボールが、いきなりそれまくって女子のコートへと転がっていってしまいました!
追いすがる海山も追いつかず、女子バレー部の練習はその転がってくるボールを察知したマホマホ先生によって中断。
しんと静まり返ってしまったコートに、海山がボールを取りに近づいていきますと……
マホマホ先生のものすごいビンタが待っていました!!
アタックの練習中にボールを転がしてくるなんて、バカ!!
あなたたちが好きに遊んだり見学してる分には勝手だけど、私たちの練習の邪魔だけはしないで!!
ビンタとともに、そんな厳しすぎる言葉を受けてしまうのでした。

自分の未熟さを反省し、体育館裏で腕立てをしてせめて筋力だけでもつけようとしていた海山。
するとそんな彼に、声をかけてくる女性いたのです。
それは……
ti2
先ほどの階段でぶつかった少女でした。
彼女は森野愛、2年生の女子バレー部員です。
そして彼女、実は彼女今日転校してきたばかり。
それで海山は彼女に見覚えがなかったわけです。
アタッカー志望だという彼女は、放課後空いたコートを使い、自分の居残り練習に付き合ってくれと言う名目で、海山にバレーのコーチをしてくれることになりました。
中学の授業以来バレーをしていないという海山にも、上手だよと笑顔で声をかけてくれる彼女。
自分を元気づけてくれようとしているんだなと察し、海山も自然と笑顔になるのです。
そんな森野、アタッカー志望だという割には身長は低めの158センチ。
だからいっぱいジャンプしていっぱい練習して、みんなに早く追いつかなきゃ!とポジティブに頑張っているのです。
そんな彼女の笑顔は、さらに海山を元気づけます。
こうやって自ら向上心を持って楽しく頑張る、これこそ青春だ!!
この気持ちを持って明日からの部活動に活かそう!!
勢いづいた海山は、森野のアタック練習の手伝いをすることにしました!
森野の投げたボールを、トスで上げる。
初心者の海山では、トスをまっすぐ上げるのは難しいのですが……一回目でいきなり頭上真上にトスを上げることができました!
森野はそのボールをアタックしようとジャンプしたのですが、やる気が溢れすぎてしまったのでしょうか。
目測を誤り、森野の体はまっすぐ海山の上へと落下していってしまったのです!!
海山は両手を前に出し、しりもちをつく体勢になることで直撃を回避。
森野もポールに手をつき、膝から着地することでなんとか大事にはなりませんでした。
……が。
そのつきだした海山の手が、狙ったかのように森野の上着の中へもぐりこみ、おっぱいにタッチしてしまっていたのです!!
女生と物理的な意味で触れ合ったことがない海山は、未知の経験に頭が真っ白になってしまいました。
そして何を考えたのか……
ti3
生まれて初めてつかんだそれを、3揉みしてしまったのです!!
海ちゃん、ダメ……
ようやく絞り出したかのような森野の声を聞き、ようやく正気に戻った時にはもはや後の祭りでした。
森野は何も言わず駆け出し、体育館から出ていってしまい……
一人残された海山の脳裏には、こんな言葉が躍っていました。
終わった!!


というわけで、バレー部とともに青春を謳歌し、あわよくばマホマホ先生とお近づきになりたい海山の奮闘を描く本作。
ですがその情熱とは裏腹に、海山はバレーも女性の経験もなし、というどうにもならない状況です。
そんな状況を変えることとなるのが、この転校生の森野との出会い。
彼女によって勇気づけられた……直後に訪れてしまったこのとんでもない事件は、海山の教師生活を脅かす……ことになってしまうのでしょうか!?

本作の売りはやはり森野を中心としたエロス&コメディ成分でしょう。
紹介した第1話だけでも、森野やマホマホ先生のサービスシーンがふんだんに用意されています。
基本的にまじめな二人に偶発的に起こってしまうエロスなさまを描きつつ、海山や男バレ部員たちのだめさ加減をコミカルに描いていくわけです。
そんな底抜けにいい子である森野のサービスシーンは言うまでもないのですが、憎まれ役ポジションに見えたマホマホ先生もお話に、そしてサービスシーンに大きく絡んでくることになります。
鬼コーチの顔ばかりが印象に残るマホマホ先生ですが、お話が進むにつれちゃんとヒロインらしい姿も見せてくれるようになりまして。
さらにものすごい露出度の服を着ているのはなぜなのか、その理由を期せずして知ってしまったことで、海山と彼女の距離が一気に縮まっていって!?
エロスシーンだけでなく、海山、森野、マホマホ先生の三人の関係もお話の軸として楽しむことができるのです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!