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今回紹介いたしますのはこちら。

「てのひらにアイを!」第2巻 ムラタコウジ先生 

小学館さんのビッグコミックスより刊行です。



さて、いまいちパッとしない教師、海山が、顧問を務める男子バレー部と青春しようと奮闘する海山。
空回りばかりの毎日を送っていた海山でしたが、転校生の女子バレー部員、森野と出会ったことをきっかけにさらに頑張るようになっていきます。
そのおかげか何なのか、憧れの女子バレー部顧問・マホマホ先生とも何となく距離を近づけることができまして……
ラッキースケベ的なうれしいハプニングも体験しつつ、今日もダメダメな男子バレー部を導こうとするのですが?


マホマホ先生が風邪で欠席した。
そんな知らせを聞いた海山は大ショックを受けてしまいます。
まぁ年がら年中下着姿同然の超薄着で歩いているわけですから、こう言うことになっても何ら不思議はないわけですが……
マホマホ先生に思いを寄せていて、彼女の秘密も知ってしまってある程度特別と言える関係になった海山としては、もう心配で心配で気が気ではありません。
特に後先も考えず会話アプリで大丈夫ですか、とメッセージを送る海山。
送ってしまったあと、風邪で寝込んでいるのにこんなメッセージを送るなんて浅はかだったと後悔するのですが、意外にもすぐ返事が返ってきました。
もうダメ、とげっそりしている、バレーボールのキャラクタースタンプが、ひとつ。
もうダメなのか!!
すごく素直にその言葉を受け取った海山、一も二もなく緊急職員名簿でマホマホ先生の住所を調べ、お見舞いに走ります!
ですがその駆けだした直後、森野とすれ違い、そんなに急いでどこに行くのかと問いかけられることになってしまいました。
マホマホ先生のお見舞いに行く、と赤面しながら返答する海山。
すると森野は、が嫉妬海山の手を握り、私もいく!と言いだすではありませんか!
女子バレー部は今すごく大事な時期で、森野もまたその戦力として頑張らなければいけない時期。
こんな時期にお見舞いに行って、風邪をうつされたらどうするんだとその同行を断る海山だったのですが、森野の決意は揺るがないようです。
極力マホマホ先生に近づかないことを条件に、二人はお見舞いに向かうのでした!!

いざマホマホ先生の部屋の前に来ると、緊張してインターホンを押せない海山……にかわり、森野がインターホンを押しますと、ほどなくしてマホマホ先生が顔を出します。
胸のポケットにかわいらしい猫の描かれたパジャマを着ている彼女を見た海山、マホマホ先生は家ではこんな格好なのか!とときめくのですが、マホマホ先生の様子は明らかに辛そう……
玄関から顔を出すのがやっとで、すぐに倒れこんでしまいそうになるではありませんか!!
すぐそれを支えた海山は、森野に外で待つように指示。
気の利く彼女は、海山がマホマホ先生をベッドに連れていく間に、スポーツドリンクやクスリを買ってくる、と走っていってくれました。

初めて入るマホマホ先生のお部屋。
良いにおいがする、と邪念がよぎる海山でしたが、すぐ振り払ってマホマホ先生をベッドに寝かし、大丈夫かと尋ねます。
マホマホ先生はと言うと、相当体が弱っているにもかかわらず、合宿や全国大会を前にした大事な時期に生徒たちをほったらかしにしてしまう自分のふがいなさばかりを嘆いていて……
海山は、赴任してきた当時、マホマホ先生に一緒に張る晧を目指そうと手を差し伸べられた記憶を思い出し、彼女の優しさやひたむきさに改めて胸を撃たれます。
が、そんなことを考えている海山に、マホマホ先生はあろうことか、体を拭いて着替えさせてくれ、と言いだすのです!!
……その要求は、海山にとって刺激的すぎました。
そう言う役割は森野に任せた方がいいのではないか、いや、風邪をうつせないから、恋人と化身内にやってもらった方がいいのではないか!と必死にあれこれ言って逃げようとします。
マホマホ先生はと言いますと、生まれてから23年間バレーしかやってこなかったんだから、恋人なんていたことがない、だから早くコートに戻らなければいけない、とさらに頼んでくるのです。
さらに駄目押しとなったのは、海山先生だから頼んでいる、と言う言葉……!!
海山は意を決し、マホマホ先生の上着を脱がし、汗を拭き始めるのでした!!

なんとか体を拭いていく海山ですが、結局我慢できなくなり、森野を探しに行くふりをして部屋から逃げ出そうとします。
が、マホマホ先生はそんな海山の手をつかみ、
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行かないでと引き留めるのです!
次に吹くべきなのは、順番的に……胸。
海山は何とか、これは人助けだと自分に言い聞かせ、体を拭き続けるのですが……マホマホ先生はうわごとのように寒い、とつぶやき……
海山の体を抱き寄せてベッドに寝転んでしまうのです!!
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密着した態勢で、顔と顔を剥き合わせる形になった海山とマホマホ先生……!!
これは人助けだ、と改めて決意して、海山がギュッと抱き返しますと、マホマホ先生も暖かいとそれを受け入れて……
人肌のぬくもりを感じてある程度落ち着いたのか、マホマホ先生の表情は和らぎます。
和らいで、こう尋ねてきました。
海山先生最近変わったよね、何があったの、と。
海山は少し考えましたが、すぐ素直に森野のおかげです、いつも明るくまっすぐバレーに打ち込み、男子バレーも応援してくれてくれたおかげで男子たちもやる気になっていった、と包み隠さず自分の気持ちを明かします。
すると、マホマホ先生は海山を見つめ……
アイのこと、好きなの?と聞いてきたではありませんか!!
マホマホ先生もいろいろアレな質問だったと気が付いたのか、すぐに熱のせいで変なことを聞いた、と取り消そうとしたものの、海山はそれに答えます!
僕が、僕が好きなのは……!!
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……その会話を、薬局から帰ってきた森野が、玄関越しに聞いているのも知らずに……!!



というわけで、大きく物語が動いていく今巻。
思いもよらないマホマホ先生との接近を果たした海山でしたが、その会話を森野に聞かれてしまっているから大変です。
前々からマホマホ先生が好きだと公言はしている海山ではありますが、森野が自分に好意を寄せていることも十分にわかっているはず。
この状況下で、海山が出した答えとは……!?
どちらにせよ、波風たたないわけがありません!!
三人の三角関係は、ますますこんがらがっていってしまいそうです!!

このほかにも、今巻には見どころが満載。
前半では海山と森野が凄いことになって追い詰められてしまうエピソードをはじめとしまして、女子バレー部員を掘り下げるお話が用意されております!
女子バレー部のキャプテンである鉄子や、部随一のアタッカーのアリサと言った面々が登場し、海山と絡んでいくことに!!
このお話の都合上メインヒロインにはならないでしょうが、それでもお話に花を添えてくれることは間違いないはず!
ラッキースケベと、なんだかんだ彼女たちに心を開かせていく海山の奮闘に注目ですよ!!

エロスなサービスシーンはもちろんたっぷり、そして三人の恋愛関係も着々と変化していく本作、どっち方面もしっかり楽しめることうけあい!
予測できない展開、予想通りのエロスの両方、これからも楽しみですね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!