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今回紹介いたしますのはこちら。

「ダーウィンズゲーム」第12巻 FLIPFLOPs先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、日本邑を謎の怪物・ドウメから救うため、日本邑の住民たちとともに戦うことになったカナメ達。
ですがそこにカネヒラ一派が侵攻を開始し、日本邑の長はやはり外部の人間は信頼できないと激怒、共闘どころか一触即発の状況になってしまい……!?



カナメとリク、そしてトワの捨て身の行動により、何とか和解することができたカナメ達と日本邑。
これでようやく、カネヒラたちとの戦いに専念することができます。
カネヒラたちの襲撃に備えてまずやることは、塹壕を作ること。
簡単に言えば立て籠もるための穴で、深さ50センチ、長さ4メートルほどあればいいだろう、とオージは説明をします。
三か所ほど作り、互いに援護できるようにして、機関銃でも置けば難攻不落の要塞になる……
流石に機関銃は用意できないため、自動小銃にはなるものの、それでも塹壕を掘るのは傾斜地なので十分効果は見込めるはず。
銃と言うのはある程度訓練すれば、弓矢などに比べればずっと簡単に狙いをつけ、相手に致命的なダメージを与えることができます。
今も日本邑の志願者に訓練させているので、塹壕にこもればある程度は戦えるはず!
カナメのおかげで信頼を得ることのできたため、日本邑の人々はオージの提案を受け入れ、早速動いてくれるのです。

一方のカナメは、タケシからいいニュースと悪いニュース、そしてわけのわからないニュースを聞かされていました。
まずいいニュースは、このハンティングゲームに参加している、カネヒラたちに次ぐ勢力であるくちなわ会は、カネヒラと手を組まないと言う事。
そしてわけのわからないニュースは、くちなわ会にカネヒラが訪ねてきた時間に、ちょうどカネヒラとリクが戦っていた、ということです。
どうやっても、リクが交戦した場所とくちなわ会の陣地の間を行き来するには、徒歩で2~3時間はかかってしまうはず。
と言うことは、同じ人物が同じような時間に訪れることはできないはずなのです。
よく似た別人なのか、あるいはカネヒラのシギルなのか。
カネヒラのシギルだとすれば、空間移動か、幻影を作りだす類の能力と予想されるのですが……
空間移動だとすれば、王の例を考えるとあまりにも長距離すぎる気がします。
となれば幻影能力かと思われるのですが……まあ今の時点で決めつけるのはやめておきましょう。
それより、悪いニュースが問題。
くちなわ会と合流しなかったにもかかわらず、カネヒラたちのチームの人数がどんどんと増え、なんと70人を超えたというのです。
この調子で増えていけば、100人を超えてしまうかもしれない……!!
100人の銃火器を持った集団が襲い掛かってくるとなれば、この日本邑はすさまじい被害を受けてしまうことでしょう。
日本邑には今300人ほどが暮らしておりますが、子供と老人を除くと150人ほど、戦いなれた男は13人しかいないとか。
こうなれば少しでも戦力をかき集めるしかない、とタケシは息巻くのです。
幸い武器はDゲームのショップで購入できますので、女子供でもある程度の戦力にはなるはず。
数の上では上回れるでしょうし、勝ち目は出てくる……ように思えるのですが、カナメは何かが引っかかるようです。
確かに、数で来るならそれ以上の数で、銃で来るなら銃で迎え撃つ、と言うのは納得できます。
加えて言えば、慣れた陣地で籠城する方が有利なことは確実。
このままいけば、まず勝利を収めることはできそうなのです。
が……そこで、カナメは気が付きました。
このままいけばこちらが有利なのは、カネヒラも気が付いているはず。
なのになぜ向こうはこのままやる気なのか?
……ひょっとして、「そもそもの前提」が違うのか!?
カネヒラがあえてこちらが準備できるような時間を空けて侵攻を行うのは、もしかすると……!!
カナメは、リクに告げました。
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急いでみんなを集めてくれ。
このまま流れに乗るのはヤバい……!

翌日。
カネヒラチームの進行が始まりました。
陣地を確保しながらじっくりと攻め始めるカネヒラですが……不思議なことに、集落に人影が見当たりません。
偵察の段階では、逃げ出す準備をしていたようには見えませんでしたし、ドウメの脅威もある中子供や老人を連れて村を捨てるとも思えません。
カネヒラは、おそらく建物内に隠れ、一斉に奇襲する策だろうと予測しました。
一同に指示を飛ばし、包囲しながら集落内に入っていくカネヒラ。
カネヒラは、ここまではカナメの予想通りの戦いなのだろう、と考えつつ、内心ではほくそ笑んでいたのです。
どんな奇襲が待っていても、カネヒラに取ってはどうでもいいこと。
多人数同士の乱戦にさえなればいい!!
カネヒラが集めたチームのメンバーはあくまで捨て駒……
いくら死んでもカネヒラにとっては痛くもなんともなく、逆にここの住民を100人殺せばその時点で目標の10000ポイントを達成、クリアとなるのですから!!
そんなカネヒラの胸の内など知らず、チームのメンバーは次々と家の中へと押し入っていきます。
まだ住民は見つかりませんが……時間の問題だとカネヒラは考えているようです。
一人で悠然と集落の中を歩き回り始めたカネヒラ。
大将がこうして歩いていれば、間違いなくその首を取ろうと攻撃を仕掛けてくるはずですから!!
その予測通り、
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切りかかってくるカナメ!!
カナメの刀は確実にカネヒラを捕えたのですが、カネヒラの体は霞のように消えてしまい、今度はカナメの背後に現れて刀を振るってきます!!
流石のカナメはしっかりとガードするのですが……これで乱戦が始まるだろうとカネヒラは勝利を確信するのです!!
……ところがどうしたことでしょう。
村の、どこにも住民は一人もいないではないですか!!
仲間のその報告を聞いたカネヒラ、流石に呆然とした様子。
その顔を見て、今度はカナメが笑い始めるのです!
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カネヒラ、ひょっとしてお前、俺がここに伏兵を大勢おいてると思ってんのか?



というわけで、ハンティングゲーム編が一つの山場を迎える今巻。
とうとうダーウィンズゲームの一大勢力、カネヒラ保険組合との決着をつける戦いが幕を開けることになります!!
とりあえずカナメVSカネヒラの1VS1のシチュエーションにはできたようですが、カネヒラのシギルはいまだ未知数。
対してカナメのシギルは完全にばれてしまっておりますので、不利な戦いになってしまいそうですが……?
カナメの勝利の鍵は、カネヒラのシギルを見破ること。
カナメはカネヒラのシギルの謎を暴き、そしてカネヒラを倒すことができるのか!?
勝利の鍵を握るファクターは、意外ともいえる存在で……!?

カネヒラとの決着がどうなるとしても、カネヒラの虐殺を防ぐということはイコール別の方法で10000ポイントを稼がなければならないと言う事。
ドウメを50匹倒す、という手もあるのでしょうが……やはりここで重要になってくるのは一匹で10000ポイントになるボスの存在でしょう。
おそらくそのボスを倒すことが日本邑を救う手にもなるのでしょうし、カネヒラとの決着の後は自然とボスとの戦いに焦点があっていくはず!!
ただでさえ強力なドウメ、それ以上のポイントとなるボスとは一体どんな存在なのか!?
まだまだ目の離せないハンティングゲーム、これからも息詰まる展開となっていきそうですね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!