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今回紹介いたしますのはこちら。

「囚人リク」第33巻 瀬口忍先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です


さて、地獄島脱獄作戦を敢行したリク達ですが、やはりその道は数々の試練が待ち受けていました。
レノマと合流できないまま脱獄をスタートしたばかりか、宇都宮と言う偽名を使っている復讐鬼、内海が同行することになってしまうなど、目の前に立ちはだかる関門以外にも数々の困難が襲い掛かってるのでした。



首尾よく兵隊たちの装備を入手することができたリク達。
ですがいくら兵隊たちと同じ格好をしていても、むやみに動いていては怪しまれますし、身元の確認なんかをされてもしたら最後です。
そもそも手に入った服は二着ですから、このままではどうにもならないでしょう。
そこで田中がとった作戦は……

ゲートに現れる一台のダンプ。
突然現れた予定外の来客に、当然ゲートを守っていた兵たちは警戒します。
止められたそのダンプに乗っているのは……二人。
田中と、内海です。
なんだそのダンプは、と守備兵たちは田中に問いかけてくるのは当然。
その問いかけに、田中はこう答えるのです。
そりゃ俺が聞きたい台詞だ、と。
田中は、このダンプは地下エリアの生き残りが乗ってきていたものだから、しっかりと調べたい、とあたかも自分は真面目な兵隊であるかのような提案をしたのです!!
守備兵たちは、ダンプを見まわして残っている男根などを確認し、本当に千佳からの生き残りが乗ってきたものだと判断。
中でじっくり調べよう、とダンプを招き入れたのです!!
リク達はこのダンプに隠れています。
中に入ってさえしまえば、こちらのもの……と思い来いや、そこで止まれと言う声がかけられてしまいます。
車を調べる、面倒くさいが規則だからな。
そう言って、守備兵たちはダンプを調べ始めたのです。
冷や汗をかく田中を尻目に、ダンプの調査は始まります。
ガサゴソとやっているうちに、守備兵が見つけたのは外れる底板です。
ガバッと勢いよくそこを開ける守備兵!!
すると、そこには……工具が入っているだけでした。
どこからかくしゃみのような声が聞こえてきましたが、それは内海がたまたまくしゃみをしてしまっただけ、と言う事になりまして。
そのくしゃみ、ダンプに隠れていた誰かがしたものだったのですが、内海のアシストによって難を逃れたわけです。
内海を怪しんでいる田中からすれば、そのアシストは意外と言えば意外。
ともかくそれでその場は助かり、引き続き捜査された車体の下や荷台にも不審物はなく、ようやく通過することができたかと思われたのですが、再びそこで声がかけられてしまったのです。
まだ確認していない所がある。
荷台を上げろ、二台とフレームの隙間を確認するんだ。
……田中の顔色が、渋くなりました。
その声をかけてきた兵は、どうした、早くしろ、あげられない理由でもあるのか、と迫ってきます。
これ以上このままでいては、あやしまれてしまう。
そんなタイミングで、いつの間にか車内に戻っていた内海が大きな大きな声を張り上げたではないですか!!
リフトアーップ!!
その声とともに、ゆっくりと上がっていく荷台!!
あらわになったフレームには
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何もありませんでした。
田中は、気が済んだなら荷台を下げる、危ないから離れろ、と落ち着き払った様子で二台を元に戻すのです。
兵たちは、誰も気が付かなかったのです。
内海の声に気付いた一同が、
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荷台の枠に張り付くことでうまく隠れおおせていたことに!!

内海のおかげで無事通れた一同でしたが、当の内海は大手柄大手柄とはしゃぎまわっています。
田中は一応自分の指示通りのことはできるのかと安心したものの、奇行の多い彼を信用しきることはできない、好きは見せられないなと気を引き締めていました。
そんな中たどり着いた、中門。
ここを通り抜ければ残るもんはあと一つなのですが……
車をしっかり調べるために中に入れたい、と言っても、扉が開かないのです。
動かない番人に、どうしたのかと尋ねる田中。
すると、何してるとは私のセリフです、とその男は言いました。
確実に全員に伝達しているはずです。
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ゲート通過の認証コードをおっしゃってください。
さもなくばここを通すことはまかりなりません。
……そんなコードが存在などしているのか!?
再び、田中に決断の時がやってきてしまうのです!!



と言うわけで、大詰めを迎えつつある脱出作戦。
残る門はあと二つと、脱出は間近ではありますが、脱出に近づくにつれて困難さが増していくのは間違いありません。
まずそこで襲い掛かってきたのは、認証コードという気居たこともないものの存在。
冗談や奇策が通じなさそうなこの番人を相手に、田中はどうするのか!?
まともな感じではない内海はこの窮地を救うことができるのか!?
試されるときは続きます!!

さらにこの門をくぐってもまだまだ困難は続くわけで。
リク達の分の兵隊の服を手に入れなければいけませんし、脱出のための経路を確保しなければなりません。
さらに言えば、このまま脱出したところで鬼道院の野望はくじけないわけですから……!!
まだまだ続く、緊張の脱出行。
果たしてこの先に待っているのは、どんな道なのでしょうか!?
全員生き残って脱出できるのでしょうか、それとも……!!
斎場を剥くかもわからない内海の動向も含め、これから先の展開が恐ろしくも楽しみでなりませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!