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今回紹介いたしますのはこちら。

「オッス!はるかちゃん」第2巻 宗我部としのり先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、一念発起して応援団に入った晴花。
寡黙で男らしく、それでいて思慮深い所もある応援団長の加賀城と、ひそかに女子の入団に色めき立っていながらもそれを表には出さず、いい先輩に徹している先輩団員とともに、一人前の団員となるため頑張るのです!



晴花と加賀城が応援団がらみの会議に出かけてしまい、先輩団員たちはだらけまくっていました。
そんなだらけた団員の元に、一人の男子生徒がやってきて、こんな言伝を預かってきたと言います。
団長に用があるから、絶対部員は連れずに一人で来い。
裏門で待っているというその言伝の主、いったい何者なのでしょうか。
なにせいろいろな意味で目立つ加賀城ですから、名を上げようと喧嘩を挑んでくるものも少なくはありません。
なんにせよ、今は加賀城が不在です。
加賀城と晴花がおらずに気合の抜けていた先輩団員でしたが、ここぞとばかりに立ち上がり、団長にタイマン挑もうなんざ10年早い、俺が相手してやる!と息巻くのでした!

ところがどうしたことでしょうか、そこで待っていたのは
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建設会社のトラックでやって来た様子の、どう見ても学生ではない女性でした。
彼女は先輩団員を見るなり、団長一人で来てと言ったはずだけど、と迫ってきます。
なかなか雰囲気のある女性で、先輩団員はまだ名乗ってもいないだろう、というか呼び出した方から名乗るのが筋ってもんだろーが、とすごむのです。
が、実はその裏で、めっちゃいいにおい、めっちゃおっぱいデカい、と雑念が入りまくっていたのですが……
女性は、確かに、と名乗りはじめた、かと思いきや、そこでちょっと待ってと突然トラックの陰に隠れてしまいました。
彼女が隠れた原因は……そこに加賀城とともに晴花が帰ってきたから、でした。
晴花はその女性を見るなり、こう言ったのです。
お姉ちゃん?こんなとこで何やってんの?

彼女は晴花の姉、明理。
建設会社に勤めていて、今日は現場が近くだったので様子を見に来てみた、とのこと。
明理は晴花のことが大好きのようで、最近休日によく出かけていることを不審に思い、晴花の友人のトモちゃんに聞き込みをしたのだそうです。
そこで応援団のことを知り、ちゃんとやっているのかどうか見に来たようなのですが……
晴花は正直その明理の行動にドン引きしています。
学校にまで来るなんてやり過ぎ、ストーカーみたいで怖いよ!と明理の行動をとがめますと、明里は大ショックを受けてしまいます。
明理は晴花と会話することはできないと感じ……そして、団長に本題を切り出すのです。
その本題とは何と、
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晴花を応援団から退部させてくれ、と言うもの!!
それはもちろんストーカー呼ばわりされた意趣返しなどではなく、彼女なりに考えた結果です。
今まで不通に女の子っぽく過ごしてきた晴花には、もっと普通の部活で高校生活を楽しんでほしい、と。
確かに最近の晴花は、連日の練習で体のところどころにダメージを負い、湿布だらけになっています。
体に無理させてまで部活するなんてやっぱり反対だ、部活が反対なわけじゃないから、もっと普通の部活に変えてくれ。
そう明理は言うのですが、晴花ははっきりとした反論をします。
普通だもん、私にとってはもう普通のことだもん、楽しい部活だもん。
私の応援魂、見せてあげるよ……!

晴花は、明里の前で応援の練習風景を見せることにします。
男子生徒からの好奇の目にさらされながら、30分を超える演舞をこなす晴花!!
ラストに団旗の掲揚を行うのですが、失敗して落下させでもしたら大変なこれを、姉の前だからと張り切りすぎたためバテにバテてしまっている今の晴花に成功させることができるのでしょうか?
それでも加賀城は何も言わず、それを見守ります。
必死に力を籠める晴花。
見てもらうんだ、お姉ちゃんみたいに頑張れるって。
一人でも大丈夫だって……!
ある事情により、子供のころから姉と妹と言う関係以上に晴花を支え続けてくれていた明理。
そんな明理にこれ以上負担をかけないためにも、晴花は自分が一人前であると認めてもらいたい!
そんな思いがあったのでしょう、いつも以上に力を込めての演舞、そして団旗の掲揚に挑んだのです!
が……その思いゆえに、晴花の腕の力は原型を迎え、団旗を離してしまいました。
真っ逆さまに落ちていく団旗……は、すぐに晴花を支えに来た明理によって受け止められ、最悪の事態は回避されましたが……
明理はやはり、晴花が頑張っている姿はかっこよかったけど、やっぱりこんな無茶もう見てられない、と晴花の応援団所属を許さないのです。
いいですね、と団長に退部の許可を求める明理。
そこで加賀城は……こう答えたのです。
来月、関東高等学校応援団連盟の、周年総会がある。
そこで各校応援演舞の代表を、晴花に努めてもらうつもりだ。
それを務めあげた後、それでも認められなければあんたの隙にすればいい。
……いや。
もしまたしくじるような事があれば、
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嵐乃晴花は応援部から退部させる。



というわけで、第2巻にして早くも大部の危機が迫ってきてしまった今巻。
晴花の姉と言う新キャラクターの登場とともに巻き起こってしまう大事件ですが、これをきっかけにして晴花の練習に一層気合が入ることとなります。
なんといっても応援団が楽しいから、加賀城がいるから続けたい、と言う気持ち以上に、彼女の心の中に滾っているのは明理に対しての想い!
その思いがあるからこそ、晴花は頑張れるのです!!
物語はそのまま怒涛の合宿編へ!
今まで以上のメニューが待っている合宿で、晴花は何かをつかめるのでしょうか?
そして、代表を務めあげて問題の団旗掲揚ができるのか!?
さらにその後待っているのは、緊張の本番!!
まったく目の離せない展開が続くのです!!

どんどんスポ根的漫画になっていく本作ではありますが、もちろん晴花のキュートさをピックアップした描写も忘れてはいけません!
彼女がそこかしこで見せてくれる健全なサービスシーンに加え、今巻もまた様々な表情を見せてくれます!
このように、サービスシーンあり、コミカルなシーンあり、真面目な練習にドラマありと、見どころ満点の一冊となっているのです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!