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今回紹介いたしますのはこちら。

「まほうつかえない」第1巻 コンノトヒロ先生 

講談社さんのモーニングKCより刊行です。


さて、コンノ先生の最新作となる本作。
様々な雑誌で活躍されているコンノ先生ですが、今度はモーニングtwoでの連載です。
そのタイトルが示す通り、魔法をモチーフにした作品となる本作、その内容は……



公園の片隅に、段ボール箱の中に入った女の子がおりました。
彼女、ぷにゃこは、ねこまほうみていきませんかにゃ?と道行く人に声をかけています。
声をかけられた少年、ケンジは、子供の遊びかな、と相手をしてあげることに。
ねこまほうって何?と尋ねますと、ぷにゃこは一つ無料で見せてあげるとのこと。
早速全身に力を漲らせ……そして、
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ゲロを吐いたのです……

魔法の国から来た魔法使いだ、というぷにゃこ。
流石にゲロを魔法だと言われても信じることなどできません。
ぷにゃこもあくまであれは無料分だからしょぼいわけで、出すものを出してくれたら凄いのを見せるとのこと。
しかしケンジは一介の学生にすぎないわけで、お金などそれほど持ち合わせてはおりません。
やむなく持ち合わせていた魚肉ソーセージを取り出し、これならあるけど……と漏らしますと……ぷにゃこはむしろウェルカムだった様子!!
目を輝かせ。ギョニソOK!と有料魔法を解禁してくれるのでした!!

ぷにゃこは長い詠唱を始めました。
謎のダンスと魔法、壁に爪を立てる猫っぽい行動を経て、とうとう準備は完了!!
ぷにゃこは全身から何か凄そうなものを噴出させ、そして……!!
ヒゲが生えたのでした。

寄り猫方面にシフトしたとご満悦のぷにゃこ。
確かに猫っぽいひげがいきなり生えるなど通常では考えられないわけで、魔法と言えば魔法、なのかもしれません。
約束通りギョニソを手渡すケンジですが、手間で猫っぽく変化させたぷにゃこはうまくあのビニールが剥けなくて悶絶。
あけられないニャー、と涙目になってしまうのです。
賢史は見かねてギョニソを手に取り、口を使ってあっさりとビニールを剥いてあげます。
その鮮やかな手並みをみて、ぷにゃこはいたく感動!!
まほうだ!!と驚くのです!

その後、ぷにゃこはまたギョニソをもらえるかもしれないとケンジの後をついていきます。
ケンジはなぜかまだ持っていたギョニソをちらつかせてぷにゃこの反応をうかがうことに。
どうもお腹がすいているらしいと察知したケンジは、母さんが何か用意してくれるだろうからウチに来るか?とぷにゃこに尋ねました。
ぷにゃこは喜び勇んで兼自宅にお邪魔することに!!
段ボールに乗ったまま浮遊するフライングキャットと言う魔法を使い、あとをついていくのです。

ケンジのお母さんは、泊まらせマニアなんだそうです。
突然やって来たネコ魔法専門の魔法使いと言う謎存在も、あっさり受け入れてくれました。
早速かつおぶしかけごはんをふるまうお母さん。
アツアツご飯の上で踊る鰹節とともに踊るぷにゃこに対し、お母さんはその泊まらせマニアの本領を発揮し、しばらく泊まっていったら?と誘ってくれたのです!
ケンジも母さんが言うならしばらくいると言い、と言ってくれまして……ぷにゃこは第歓喜!!
野生を解き放つにゃ!と宣言し……
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床に転がって眠り始めたのでした……

こうしてぷにゃ琴の緩い日常が始まる……かと思われた、夜の事。
皆が寝静まったとき、いきなりぷにゃこを呼ぶ声が響き渡りました。
ぷにゃこを読んだのは、魔法陣みたいなものを通して語りかけてくる、「ボス」と呼ばれる謎の存在……!
そしてボスは、ぷにゃこに侵入は成功したのかと尋ねてきたのです!!
ぷにゃこは悪い顔でこう答えます。
成功にゃ、ねこのかわゆさで全く警戒されないにゃ、アジトもゲットにゃ。
その報告に満足した様子のボスは、それならば準備が整い次第仲間を送り込むと答え……
……まさかぷにゃこ、ボスとやらの先兵になって何かよからぬことを考えているのでしょうか!?
まさかまさかの緊迫の展開が……!!
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ギョニソも送って、というぷにゃこの発言で、やってこないことを予感させるのでした!!



というわけで、ネコ魔法しか使えない魔法使い、ぷにゃこと健二の日常を描いていく本作。
新連載の1ページ目からヒロイン(?)がゲロを履くという容赦ないヨゴレぶりに、安心のコンノ先生クオリティを感じることができます!
この後ももちろんコンノ先生節が大さく裂!!
本来はすごい魔法が使えるものの、人間の世界ではある特定の魔法しか使えなくなってしまう星魔法使いトラウィスカルモトアナトミクトランテクートリトラロック(中略)バアル16世ことモリソバが登場し、彼女も物語に欠かせない存在に!
その他にも筋肉の魔法使いレッカや、こちらは普通の人間でありながら魔法使いにあこがれるまぎか先輩と言ったキャラクターも登場。
この辺りのメンツを中心に、ドタバタの展開が繰り広げられるのです!

物語の軸になるのが魔法だったり、異世界の魔法使いという珍しいキャラクターがいたりと、変わった要素が盛り込まれている本作ですが、基本的にはいつものコンノ先生作品です!!
ヨゴレ上等の美少女キャラたちがおれやこれやとシュールだったり勢い任せだったりするギャグを繰り広げつつ、おっぱい担当系のキャラはサービスシーンを盛り込むといういつもの感じに!!
そして女性キャラたちがみんな主人公に好印象を抱くというおなじみの展開で、いつも通り楽しむことができるのです!
気になる「ボス」の存在もありますが……意外にも今巻のラストのあたりで正体が判明!!
その目的もわかってきまして、やっぱりコンノ先生らしい、何も考えず楽しめる内容だとわかって逆に安心できたり……
安定の混沌ギャグ、たっぷりお楽しみください!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!