bj0
今回紹介いたしますのはこちら。

「バイバイ人類」第4巻 原作・渡辺恒造先生 作画・萩原あさ美先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、あるび田に潜入した真矢たちですが、発見されてしまい逃げ出す結果となってしまいました。
ギリギリのところで凛子と緒方さんと合流し、辛くも包囲網から逃げ出せたのですが……?



一同は安全そうな建物を見つけ、そこで束の間の休息をとります。
そこで本作初期のころの出来事に関しての真矢のちょっと意外な事実なんかが明かされまして、一同の絆は一層深いものとなりました。
体力も回復し、暗く沈みがちだった雰囲気も幾分マシになったところで、いよいよこの潜入も本番になっていきます!
やって来たのは、あるび田市の中心部。
その奥には、凛子が奴らに奪われてしまった、製鉄所があるのです!

大がかりな施設ゆえ、山奥に建設されたという製鉄所。
製鉄所に続く山道を、緒方の運転する車で走ります。
ですが双眼鏡で様子をうかがっていた凛子が、厄介なものを発見してしまいました。
製鉄所に続く唯一の車道に、検問が敷かれているのです。
やはり「奴ら」にとって製鉄所は重要な拠点になっている様子。
奴らの言語はごく簡単なものしかわからない今、無策で行っても自らの首を絞めるだけでしょう。
様子をうかがっていますと、後方からトラックがやってきて、真矢たちの乗っている車を追い抜いていきました。
そのトラック……何やら異様な人物が乗っています。
運転している者は普通なのですが、助手席には
bj1
顔に麻袋のようなものをかぶせられ、拘束されている人物が乗っているではありませんか!!
そしてそのトラックはそのまま検問を通り、製鉄所へ……
あの人物がどういう人物なのかはわかりませんが、製鉄所が重要な何かである、と言う疑いはさらに強くなりました!
早速真矢たちも潜入……したいところですが、このままいってもやはり捕まるだけ。
しかしそこで、凛子はこの状況を打ち破るあることを思い出すのです!
それは、地図にも乗っていない職員専用の細い私道の存在!!
小さいころその道を通ったことがあるという凛子、その道もばっちりわかるそうで。
地図にも乗っていない道ならば、ゾンビのように命令を実行するだけの「奴ら」が張っている可能性は低いでしょう。
早速その道に行こうという一同ですが、その私道はさすがに車で行くことはできません。
車は緒方に任せ、真矢達三人でその道に入っていくことにしたのでした。

荒れ果てた私道ではありますが、奴らはやはりおらず、無事製鉄所の近くまで来ることができました。
そして、そこでちょうどあの拘束されていた男が奴らと遭遇していたのです。
拘束されていた男は普通の人間のようですが、拉致されたりと言う状況ではなさそう。
取引相手にいつまでこんなことをしてるんだ、と悪態をつく男。
男をふたりの「奴ら」が抑えていましたが、その「奴ら」に、麻袋を取れと命令する男が現れます。
スキンヘッドにサングラス、そしてコートを着込んだ強面の男……
責任者と呼ばれていたその男も、おそらく「奴ら」なのでしょう。
ですが、そのまま動くなと拘束されていた男に命令していたことなどもあり、宇都宮のような自我のあるタイプの「奴ら」のようです。
責任者は突然拘束されていた男の匂いを嗅ぐと、「ハエ」は確認されなかった、品を出せ、と命令。
なんだよと毒づきながら拘束されていた男は、トラックの荷台から大きな仏像を出してきます。
そして蓮華座に手をかけると……
bj2
その中から、大量の銃器が出てくるではありませんか!!
責任者はそれを受け取り、きちんとしたモノだとわかると、男に料金を支払い……!!
明らかにこれは武器の闇取引!
証拠を押さえて外の警察に捜査をお願いしたいところですが真矢たちが潜む場所からは遠すぎて、決定的な証拠画像を抑えることはできません。
やはり乗り込むしかない、と言う凛子。
敵地にいきなり乗り込むなんてとしり込みするめぐみですが、凛子の熱意にも押され、真矢と二人で慎重に潜入することになってしまいました。
仰天するめぐみですが……その背中に、何かが当たります。
その何か……学生らしい、男でした!!
ここで出会うと言うことは、やはり「奴ら」でしょうか!?
見つかってしまったかと身をこわばらせる一同ですが、そのぶつかってきた学生の反応は「奴ら」のそれではありませんでした。
辞めろ、来るな、俺に触るな!!
身を縮こまらせてそう叫ぶ彼ですが……やがて、真矢やめぐみの会話が耳に入ったのか、その態度を検めます。
もしかして君、あの真山さんなのか?
そう言った彼は……こう名乗ったのです!!
bj3
俺、佐藤だけど。
ほら、二つ斜め隣の席の……!
……彼は……奴らに変えられてしまったはずの、同じクラスの佐藤だったのです!!



と言うわけで、まさかの展開を迎える本作。
完全に「奴ら」となってしまったはずの佐藤が、普通の人間に戻っている……?
これが事実なのだとすれば、変わり果ててしまった小熊さんを元に戻すこともできると言う事!!
そうなれば一同の士気も俄然高まりますし、さらに佐藤のことを良く調べれば「奴ら」への対抗策の研究を一気に進められることだってありうるでしょう!!
ここに来て、本作にようやく希望らしい希望が舞い込んできたのです!!
……が、本当に佐藤が元に戻ったのか、と言う疑問もあるわけで……
どちらにしろ本作は、ここから砂糖を中心に物語が展開!!
真矢たち4人と佐藤、そして責任者をはじめとした「奴ら」。
その最終決戦が幕を開けることとなるのです!!

サバイバル知識を用いて、ゾンビのような「奴ら」との戦いを繰り広げる、本作ならではの味わいは今巻でも健在。
そして「奴ら」の多すぎる謎も、今巻で大分判明してきます!!
今巻の出会いからその謎の判明もあり、一気にクライマックスへ突入!!
盛り上がりを見せ、そして次巻第5巻でいよいよ完結となるようです!!
完結前のクライマックスに至る今巻も見逃せませんよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!