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今回紹介いたしますのはこちら。

「ジョジョリオン」第16巻 荒木飛呂彦先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、ロカカカの接ぎ木をされた気を探すため、憲助に紹介された植物鑑定人に会いに行くことになった定助。
ですがそこに刺客が襲来。
対象を、狙ったものに向かって真っすぐ襲い掛かるゾンビのようなものに変えてしまい、さらにそのゾンビ化を感染させていくという恐ろしい能力を持つドロミテの攻撃に、定助は追い詰められていくのです。



危機一髪の状況にまで追い詰められたものの、定助は辛くもドロミテとの戦いで生き延びることができました。
康穂と合流し、改めて植物鑑定人に会いに向かうことになります。
が、まだ安心はできません。
ドロミテの攻撃を退けることこそできたものの、その際に定助の向かっている場所が知られてしまったからです。
バスに乗ってその場所に向かう定助と康穂ですが……いつ敵の襲撃があってもおかしくない状況。
二人は警戒を強めるのです。
が、まさにその時のことでした。
バスの運転手が、
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運転中にもかかわらずおもむろに立ち上がり……そして、ふらりと歩き出したかと思うと、すぐに床に倒れ込んだのは!!
騒然とする車内、そして定助たち!!
早くも敵の攻撃がしかけられたのかと身構えますと……運転手になり代わり、いつの間にか運転席に座っていた男が話しかけてきたのです。
勘違いするなよ、東方定助。
君は私の気音を敵にしゃべってしまったようだが、しっかり私を守れよ。
すでにあいつらが来た、その運転手じゃダメだ、私が運転する。
その人物の顔には、見覚えがあります。
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その人物こそが、憲助に紹介された植物鑑定人その人なのです!!

鑑定人は、ロカカカに関しての話は聞いている様子。
憲助とは親しい中で、本来ならば見も知らない定助と会うことなどないのですが、憲助の頼みだからとあってくれたようです。
が、「協力する」とはまだ言っていない、とのことで……
まず彼は、定助が康穂を連れてきていることが気に入らないようなのです。
鑑定人とのつながりが切れてしまえば、ロカカカの入手がまた遠ざかってしまいます。
定助は、自分がここまでこれたのも康穂のおかげで、彼女がいなければここにこれていなかった、と必死にフォロー。
そして、もし危険が迫っていておれ一人のほうがいいなら、彼女にはここから帰ってもらう、と食い下がるのですが……
鑑定人は、そう言うのはもう無理だ、とこう言い始めたのです。
もし一人で彼女が引き返したなら、92.5%の確率で死ぬ。
つまり後方から私を追って敵が来ている。
……慌てて後方の様子をうかがう二人。
鑑定人はそのことには答えず、騒ぎ始めたほかの乗客たちを黙らせるよう定助に命じてきます。
鑑定人はこのままバスを走らせ、ある目的地まで行こうとするのですが、その目的地は教えてくれませんでした。
なにせこうして今敵に終われているのも、定助が自分の居場所を教えてしまったからなわけで。
何者かに聞かれてしまっているかもしれない今、目的地を明かすのは得策ではないと言う事なのです。
とにかく鑑定人は、「俺を守る」ことを優先順位一位として、定助自身の命が二位、康穂の命が三位だとしっかり自覚して行動しろと言いつけます。
いろいろと言いたいことはあるものの、とにかく今は彼に従うしかないのです。

やがてバスは、休業中の施設に併設されていた大型の駐車場に止まります。
ここで降りても生存率は7.5%だが、降りる場所を間違えればさらに低くなる、とのこと。
先ほどから何やら生存率と称して、事細かに数字を出して行動を指示してくる鑑定人ですが……康穂は自分の命をないがしろにされている怒りもあるのか、どういう計算をしているのか、そもそもあなたは何を見たのか、と不満げな表情で尋ねます。
鑑定人は、いつだって敵は姿を見せない、紛れ込んでいるのが奴らだ、と岩人間の敵の存在を示唆。
そして、どこかに黒い敵が存在していて、社会に紛れ込んでいる、ロカカカと言う果実があるなら、それをなんとしても手に入れたいのだろう、とその目的まで見抜き……
康穂のほうを指さし、私の確立、疑わない方がいいぞと言い切るのです。
彼の観察眼は本物のようで。
康穂が前髪を自分で切ったことも見抜き……そして、敵の存在を見抜き、今こうして指さして見せています!!
鑑定人が指さしているのは、康穂……ではなく、後方に生えていた一本の木でした。
その木は……
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地面をえぐり、こちらに近づいて来ているではないですか!!
コンクリートやアスファルトは地面のようにはいかないようですが、それでもじっくりと近づいて来ています。
これが、鑑定人がこの場所を降りる場所に選んだ理由。
鑑定人……その名は、豆銃礼(まめずくらい)。
その鋭い観察眼と、定助と康穂の力で……この追っ手を退けることができるのでしょうか!?



と言うわけで、再び敵の刺客が襲い掛かってくる今巻。
姿の見えない、能力すらも未知数な子の敵に対し、どのような対抗手段を取ればいいのでしょうか。
そして、駐車場に降りた後に礼はどこに行こうという言うのでしょうか!?
未知の敵との戦いは、意外な形でスタートを迎え、そして意外な展開を迎えることとなるのです!!

今までにないキャラクターと言える礼ですが、この後もその独特な性格が顔を見せてきます。
何かにつけてどやるちょっとイラつく性格に、意外なテクがあることも見せつけ、そしてものすごく奇妙な家に住んでいる……
どれもこれも一筋縄ではいかない曲者な彼、当然のようにスタンド能力も持っています。
いったい彼のスタンド能力はどのようなものなのか?
独自のキャラ付けとともに注目したいところです!!

さらに今巻の前半に収録された、ドロミテ戦の決着も必見!!
あの恐ろしすぎる能力に定助はどう立ち向かうのか?
ジョジョリオン史上屈指のおぞましさを持つその能力、決着まで目が離せませんよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!