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今回紹介いたしますのはこちら。

「刃牙道」第19巻 板垣恵介先生 

秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、警視総監・内海の依頼を受け、立ち上がった花山。
天下無双の武蔵を前にして、花山はいつものように、裸一貫で立ち向かいます。
あまりにも無防備な体勢から放たれる渾身の一撃は、武蔵に直撃!!
さしもの武蔵も悶絶するのですが……!?



ダウンした武蔵の服をつかみ、片手で持ち上げる花山。
武蔵は荒い息を付き、意識こそ残っているものの、そのダメージは計り知れないもののようです。
そんな武蔵に、花山は問いかけます。
オサムライ、まだやれるかい。
武蔵はにやりと口角を上げ、そして呟くように答えました。
面白い、続行を確認している。
ぬるい。
花山はその言葉を続行の意思と判断したようです。
武蔵をつかみあげている手とは逆の左拳を握りしめ、そして思い切り振りかぶり、武蔵の腹部に叩き込むのです!!
……が!
武蔵は
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刀を構え、拳を刀で受け止めていたのです!!
刀は花山の掌の中ほどまで食い込んでしまっています。
花山はと言いますと、刀で受け止められた瞬間は驚愕の表情を浮かべたものの、すぐにいつもの冷静な表情に戻っていました。
逆に武蔵は、苦悶の表情を浮かべています。
刀で拳を受け止めたとはいえ、その威力を完全に殺すことまではできなかったようで、パンチは腹部に食い込んでいたのです。
臓腑がねじくれている、と漏らしながら、花山の拳から刀を引き抜こうとしたものの……その刀は、全く動きません。
それどころか、あの武蔵の並みならぬ力をものともせず、拳は刀を保持したまま振りかぶられ……
三度目の打撃が武蔵の顔面に直撃したのでした!!
またも宙を舞う武蔵!!
思わずその剛力を、弁慶でももっと非力だ、評してしまう武蔵。
地面に落下し、大の字になってしまうものの、まだ闘志は満々です。
こう言う男もいる、嬉しいぞ、その強さ。
武蔵は再びにやりと笑い、近づいてくる花山を前に、今度は正座をして向かいあいます。
そしてにじり寄ってくる花山の前に手をつきだし、しばし待たれい、前に立つ以上俺が誰かは知っていよう、名を名乗れ、と名乗りを要求したのです。
花山は……少し考えた後なるほどと納得し、いきなりぶん殴ってすんません、と前置きして名乗りを始めました。
姓は花山、名は薫。
宮本さんにゃなんの恨みもござんせん、が、渡世の義理で、シメさせてもらいやす、
まるで芝居や映画のような、ものすごくそれっぽい名乗りを行る花山。
丁寧なその名乗りが終わるや否や、武蔵は、断る、と言い放って立ち上がりました!!
そう、名乗りを要求したのは武蔵が体力の回復を図るため!!
馬鹿正直に名乗ってくれたおかげですっかり回復した、何をしている、もたもたしているとシメられんぞ、と回復したからとばかりに挑発めいた言葉まで言い出す始末。
花山はと言うと、有無を言わさず拳を振るうのですが、今度は花山の拳に食い込んだままの刀をしっかり両手でで掴み取り、その拳を受け止めたのです!!
刀はその勢いで右こぶしを断ち、肘まで到達する……はずでした。
武蔵はそうなるイメージで刀を握っていたのですが……どうしたことでしょう!!
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刀は先ほどの位置から微動だにしていないではありませんか!!
そのあまりの拳の硬さにさしもの武蔵も驚愕!!
やむなくその刀を諦め、身をかがめて拳を回避。
そして……
初めて知るぞ、「鉄」になる肉がある。
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「斬り味」はどんなだ?
と、もう一振りの刀で花山を切り裂いたのです!!



と言うわけで、花山と武蔵の戦いが描かれる今巻。
花山のとんでもない握力と破壊力が見せつけられたものの、そんな花山をも切り裂いてしまう武蔵の反撃がさく裂してしまいました。
やはりディフェンス能力はゼロと言っても過言ではない花山ですから、武蔵にはかなわないのでしょうか……?
いや、あの花山です。
確かにディフェンス能力は皆無ですが、そのタフネスと体の頑強さは並ではありません!!
烈のように深々と切り裂かれてはさすがになすすべはないでしょうが、ピクルのように浅手ならばものともせず戦いを続行することができるはずです!!

この後、戦いはまだまだ続きます。
当初は武蔵もとんでもない握力の持ち主と言う感じでその力を披露してくれましたが、バキシリーズで握力と言えば花山の領域のはず。
その稀代の握力の持ち主同士の、握力合戦も当然……!!
超握力の激突、そして一撃必倒の一撃の持ち主同士の激突。
一瞬も目の離せない戦いをご堪能ください!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!