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今回紹介いたしますのはこちら。

「キン肉マン」第61巻 ゆでたまご先生 

集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行です。


さて、完璧超人始祖の長であり超人閻魔として知られるザ・マンと、悪魔超人のトップであり神と等しい存在であったゴールドマンでもある悪魔将軍の戦いが決着し、長かった完璧超人始祖たちとの戦いが幕を閉じた前巻。
キン肉マンの力で勝者ののいない虚しい決着とはならず、超人界に平和が齎されたのでした。



しかし、超人界には不穏な空気が漂い始めています。
正義超人たちがキン肉星で先日の戦いの活躍を表彰され、悪魔超人たちが魔界で傷をいやしていたとき、その不穏な空気が、一挙に世界を覆い始めます。
突如として封鎖されるキン肉星、魔界、そして超人墓場。
正義超人の主力、悪魔超人、そして完璧超人を隔離したその力を放ったのは……
超人閻魔、裁きの神ジャスティスと前シリーズで暴かれていき、最後に残った初代キン肉マン三大謎の存在(オレ基準)……大魔王サタンです!!
大魔王サタン、以前キン肉マンが悪魔将軍を倒した際にどこかへ行っちゃった感じでしたが……
ここに来て、とうとう動き始めたのです!!

一方、地球はどうなっているのかといいますと。
マグネットパワー発祥の地であるサグラダ・ファミリアの警備を強めるとともに、地元若手超人たちの修練場の建設に手をつけている真っ最中でした。
若手超人のレベルアップのみならず、大勢の超人がひしめく場所ならばマグネットパワーを悪用しようとするものがいても手を出しづらい、という一挙両得を狙ったなかなかの計画と言えましょう。
それを眺める委員長もご満悦、さらに視察に来ているウルフマンもそれをまぶしそうに見上げています。
先日怪我が治りきらず現役を退き、後進の指導に当たっていたウルフマン。
その横顔はやはり寂しさを隠せないようですが……まだまだ老け込むつもりはない様子!
復帰戦はいつでもいいと嘯く彼、おそらくこれからも形を変えて正義超人界を盛り上げていってくれることでしょう。
ですが、そんな時でした。
ここ地球にも、脅威が襲ってきたのです……!!

そこに現れたのは、6人の得体のしれない超人。
彼らはサタンと何かつながりがあるようですが、どうもその部下と言うわけではないようです。
その6人の超人は、まっすぐにサグラダ・ファミリアへと襲い掛かります!!
早くも巻き起こった不測の事態、早速警備兵がその超人を迎え討ちます。
ですがその超人たちの実力は、桁が違うなどと言うものではありません!!
キック一発で4人の警備超人の4本の手首を切断するなど、もうどうやっても警備超人でどうにかなるとは思えません!!
それでも何とかその超人のかぶっているフードをむしり取ることだけはできたのですが……その下から出てきた顔は、なんと!!
あの無印キン肉マン最強と言ってもいいくらい強かった、
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オメガマンの顔だったのです!

そのオメガマンは、フェニックスチームのオメガマンの兄、オメガマン・アリステラと名乗ります。
そしてその目的は……地上の超人を皆殺しにする、と言うものだとか……!!
他の超人たちも次々に正体を明かし、彼らは「オメガ・ケンタウリの六槍客」と大見得を切りました。
はるばるとおく宇宙のかなたからやって来た彼らは、その細かな目的墓有らないまま、サグラダ・ファミリアの地下に眠るお宝を奪おうと襲い掛かり……
今度は若手超人たちがどんどん向かっていくのですが、彼らとて六槍客の敵とはなりえません。
次々と無惨に惨殺されてしまうのです。
このままでは六槍客はあっさりと侵攻に成功し、宝とやらを奪ってしまうかもしれません。
警備超人ではダメ、若手超人でも歯が立たず。
そこで一肌脱いだのは……
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ウルフマン!!
さっきの復帰戦の話だがよ、早々に実現することになりそうだ!

力は衰えてはいないかもしれませんが、怪我はいかんともしがたいところ……
しかも相手は6人、とても止められるとは思えません。
ですがそれでもウルフマンは一切ひるむ様子なし!!
引退は撤回だ、ここで行かなきゃ大和魂ってもんに笑われちまうぜ!と気合を入れ、一人六槍客へと突っ込むのです!!
……が、やはり戦力差は歴然。
警備超人や若手超人と比べれば少しはできる、と彼らも評価するものの、ウルフマン敗北は目に見えている状態です。
それでも食らいつくウルフマン。
一人の超人の両まわし(?)をがっぷりとひきつけ、その動きを止めるのですが……
もうウルフマンの相手んどしていられない、と残り5人はそのまま突っ切っていってしまうのです!!
まずい!と漏らした時にはもう手遅れ。
一番乗りはもらった!と一人の六槍客がその地へ降り立つ……かと思われたその時です!!
正義の超人はお前だけじゃないぜウルフマン!!
そう言って六槍客に何かが巻き付き、動きを止めたのは!!
その助け舟を出してくれた超人は、4名。
六槍客、この先を通りたく場俺達を倒してからにしてもらおうか、とカラらの前に立ちはだかったのは、なんと!!
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ティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマン、そしてカレクックの……超人オリンピックファイナリストだったのです!!!



と言うわけで、新シリーズに突入した今巻。
前シリーズの、過去登場しては消えていった悪魔超人たちの活躍が大好評だったのに味を占めたのでしょうか、今回は正義超人側の目立たなかったメンバーが活躍するようです。
いいぞ!もっとやれ!と言うところですが……やはり楽しみではあるものの、不安なのは間違いありません。
なにせ登場するキャラは、ウルフマン以外2軍にも数えられるか怪しい人たちなのですから……
ですが、だからこそその戦いは注目せざるを得ません。
まず最初に火ぶたを切るのが、ティーパックマンVSヘイルマン。
氷関係の能力を持つヘイルマンですが、ティーパックマンと言えばあのティーパックで殴りまくるアレ以外のイメージがない人がほとんどでしょう。
果たして彼、あれから先に進化した姿を見せることができるのでしょうか!?
それとも、若手超人のように蹂躙されてしまうのでしょうか……!

そして、地球にはただ一人、主役クラスの超人が残っていることもこの後判明。
とうぜんあの人なのですが……この強力メンバーの元に一人で行って勝てるものなのでしょうか?
今までのシリーズ以上に先の展開が読めない新シリーズ、まさに必見です!!

それにしても、こう言うメンバーなら自然にラインナップされるであろうスペシャルマンがいないのが気になりませんか!?
スペシャルマンと仲良しなのにこの場にいないのには何か理由があるのでしょうか。
他にも、ペンタゴンのような人気のありそうな超人、スカイマンとかスカルボーズとかの本格的に忘れられかけている超人の活躍も期待したいところ!!
前シリーズも長期展開となり、悪魔超人から悪魔騎士まで活躍したわけですし……これからのまた新たな旧キャラの登場も大期待ですね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!