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今回紹介いたしますのはこちら。

「世界か彼女か選べない」第2巻 内山敦司先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、思いを寄せていた幼馴染の少女、歩美に告白を決心した光輝。
ですがその時、なぜか突然今まで目立たない存在だったひかりがものすごい勢いで光輝にアプローチをかけてきたのです。
ひかりが言うには、光輝が歩美に告白するなどの精神の動揺を引き起こすような事を起こすと……世界が滅亡するかもしれない、とのこと。
実際それを裏付けるかのように、歩美の精神状態に対応して自然災害が起こり、光輝はそれを信じざるを得ない状態に。
それでも歩美を諦めるつもりのない光輝に対し、ひかりはとんでもないことを言いだしたのでした。



ひかりはこう言いました。
8年前の事故で、歩美はすでに死んでいる、と。
なんらかの力によって、世界の気象すらも動かす力を無意識に発動するようになってしまった歩美でしたが、その力は副作用の一つでしかないというのです。
その力によって、死んで無くなってしまっていた魂の代わりのものを作り上げた。
ただそのために、地球を脅かす副作用が出るようになってしまった……
確かに、普通なら間違いなく死んでいた事故を生き延びたと言うことから、もしかしたらと言う考えは湧いてしまいます。
ですがいくらひかりが、歩美が死んでいるといっても、今こうして生きて動いているのですから納得できないのも確か。
悩む光輝でしたが、ヒカリはそんな彼をさらに悩ませるこんなことを言ってくるのです。
私はいつでも彼女の「力」を刈り取ることができる、と。

放課後、最近ひかりにちやほやされてウハウハ、のように見える光輝を嫉妬したクラスメイト達の猛追を逃れ、体育倉庫に逃げ込んだ光輝。
なんとかひかりに、歩美の力に関しての詳しいことを聞きだしたかったのですが、この調子ではひかりに近づくことすら難しそうです。
仕方なく光輝は一人、物思いにふけるのですが……
ひかりのことを考えようとしますと、ことごとく繰り返される、エロスなサービス満載のアプローチを思い起こしてしまい、どうしてもまともに考えることができません!
ですがそんな中で考えた情報をかき集めて考えてみれば、彼女が今まで言ってきたことが全て事実だったと言うことにたどり着きます。
と言うことは、歩美の一連のことも嘘ではないと言うことなのでしょうか?
それを信じるならば、歩美の命をつなぎとめるためにも、光輝は歩美と今まで通り、ただの仲の良い幼馴染、と言う関係を続けるべきなのかもしれません。
ですが、そうするとあの時からずっと歩美が苦しみ続けているなんらかのトラウマが解消されることももないでしょう。
どちらに転んでも、彼女を助けることはできない……?
光輝は頭を悩ませるのですが……そんな考えもまとまらないうちに、体育倉庫の扉をたたく音が聞こえます。
クラスメイト達がここまで追いかけてきたのでしょうか。
慌てて光輝は扉を開けさせまいと手で押さえようとするのですが……ギリギリのところで扉は開いてしまいます。
そして、光輝の左手は
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中に入ってきた、歩美の胸をつかんでしまうのでした!!

ラッキースケベに対して怒る、というイベントが一通り終わった後、真面目なお話になっていきます。
歩美がここにやって来たのは、光輝との長い付き合いで感じ取ったものがあるからです。
昔から悩んだり落ち込んだりすると、こう言う狭いところに隠れていたという思い出を頼りにここに来た歩美、今日の光輝の様子がおかしいことにも気がついていました。
何があったのかとたずねて来る歩美。
私には何でも話して、お願い、と語りかけてくる歩美の気持ちは本当にありがたいところですが……
押し黙ってしまう光輝に、歩美は続けます。
またあのひかりから何かを言われたのか?
私はあんたが苦しんでいるのはほっとけない、もう自分には光輝しかいないんだから。
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アンタが幸せでなきゃ、私は生きる意味がなくなる。
アンタは私にとって生きるための希望なの、だから私のためにも悩みがあったら言って。
……ありがとう、凄い嬉しいよ、と素直に気持ちを告げる光輝なのですが、歩美がそう言う考えにたどり着いたのも、8年前のトラウマのせいではないのか、と考えると素直に喜ぶことはできません。
自分が幸せでなければ生きる意味がないとまで思うほど、深い傷を負ってしまったのでしょうか……
ですが、光輝もまた歩美に幸せになってほしいと思っています。
……それがどんなに苦しい状況でも、ひかりに何を言われても……
歩美の言葉で、光輝は吹っ切れたようです。
今までも何も変わらない!そう晴れ晴れとした顔を浮かべ、これからも歩美のために頑張る決意を新たにするのでした!!
が、そんな時のことです。
この後の運命を左右する、とんでもない電話がかかってきたのは!!
その電話の主は、ひかりでした。
そして、その電話で告げられた言葉をきっかけとして……
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ひかりと歩美が同じ部屋で向かいあい、なんだか険悪なムードになる事態を巻き起こすとは、誰が予想したでしょうか!!



と言うわけで、物語がさらに動き出す本作。
歩美が今どうなっているのか、と言う現状を教えられた光輝はどうするのか?
実際に、彼女が何か動揺するたびに周囲に異常が起こっているのですから、ひかりの言葉を信じないわけにはいきません。
ですがだからと言って、ずっと好きだった幼馴染が苦しんでいるのを見過ごすわけにはいかない。
光輝はそんな考えに行きついたわけです!!
とはいえこのままでは、地球がどうにかなってしまうか、ひかりによって歩美がどうにかされてしまうか、明るい未来が見えることはありません。
その状況を変えるためにも、もっと情報を手に入れ、そして何とか歩美を助ける方法を探したいところ……
突如ひかりからかかってきた電話が、その糸口になるのでしょうか?
物語は、新たな展開を迎えることとなります!!

この後の新たな展開でも、見逃せないお話が続きます。
歩美とひかり、ただでさえ穏やかな関係ではない二人が、あるものをかけてある場所で対決することになってしまって……!!
新キャラクターの登場や、とんでもないキャラのとんでもない秘密なんかも明かされていき、そして新たなゴールも見えつつある今巻から目が離せません!!

そして本作のもう一つのウリ(?)である、ひかりのサービスシーンも隙あらばぶち込んでくるのでご安心ください。
嬉しくも悩ましい光輝にふるまわれるサービス、そちらもたっぷり楽しめますよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!