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今回紹介いたしますのはこちら。

「マイホームヒーロー」第3巻 原作・山川直樹先生 漫画・朝基まさし先生 

講談社さんのヤンマがKCより刊行です。


さて、恭一との協力関係を締結した哲雄。
ですがこれで一気に状況が改善……と言うわけにはなりません。
二人は裏切りの嫌疑がかけられ、麻取の部下に見つかってしまい……?



結局その場は無事に変えることはできました。
できましたが、身体以外の部位分が無事化と言えばそうではありません。
麻取の部下は哲雄をさらに逃げられなくするため、そして密かに哲雄の実家である呉服店をゆするネタにするため、哲雄が殺人を犯して死体を処理している、という体の動画を撮影。
完全に哲雄を支配下に置こうとしたのです。

ですがミステリマニアの哲雄、まだ自分の疑いを晴らすための偽装のネタは考えてありました。
すでに死んでいる延人が生きているかのように装う動画を撮影し、その動画に延人のアカウントでコメントをする。
そうすればすぐに疑いは晴れないかもしれませんが、監視の目をそらすことや、さらなる工作をするための時間を稼ぐことができるでしょう。
そこでまずしなければならないのは、延人を装った動画を撮影することと、延人のアカウントからコメントをする環境を作る事。
延人の動画に関しては、妻の歌仙が、二人の昔の共通の知り合いで、疎遠だった人物の協力を仰いで、うまい事肝心な部分を隠して撮影を行うことに。
元演劇サークルと言う経歴もありますし、歌仙のほうは何とかうまい事やってくれるでしょう。
問題は、哲雄のほうです。
延人のアカウントのパスワードがわからないのですから。
いろいろ考え得るあれこれを試してみたものの、結局分からずじまい。
そこで哲雄は、パスワードを忘れた時の再設定用の「秘密の質問」にかけることにしました。
秘密の質問を答えるフォームには、延人の携帯電話はあれば入ることができます。
幸いなことに、延人関係の協力者から昔使っていた延人の携帯電話を手に入れることができました。
すでに携帯電話の契約は切れているものの、中に入っているデータは健在。
SNSには残念ながらログインできませんでしたが、メールへのログインはできました。
早速パスワードの再発行を選ぶと、秘密の質問が送られてきます。
その質問は……
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「昔飼っていたペットの名前は?」でした。
これで哲雄の次に調べるべきことは決まりました。
延人の昔飼っていた、ペットの名前は……?

哲雄はまず、多少のリスクは覚悟して自分を監視している組織の人物に接触、どうせ見張ってるんだったら乗せてくださいよ、と車に同乗させてもらいました。
そこでなんということのない日常の会話をしていき、その中で空気を和らげ、それとなく延人の情報を引き出そうとしたのです。
そこで分かったのは、最近の延人はペットを飼っていないし、とても買えるような性格はしていない、と言うこと。
と言うことは間違いなく、そのペットを飼っていたのは子供のころ、と言うことでしょう。
そこまで聞いたところで、監視の男に電話がかかってきました。
その電話は、何やら男に急用を告げるもののようで。
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哲雄を途中で下ろし、男は何処かへ向かってしまうのです。

哲雄は予定を前倒しにして、最近延人が何度か行っていたという店に向かいました。
偽装工作のタイムリミットは明日まで。
その店で何の情報もつかめなかったら、足で稼げるネタはもう終わりと言っていいでしょう。
中に入りますと、カウンターだけのお店の様子で、何名家来客している為にどこに座っても誰かの隣になってしまう状態でした。
とりあえず隅にしよう、とスーツの一人客の横の隅の席に座る哲雄。
先ほどの男に告げられた急用と言うのは何なんだろう、と考えながら席に着く哲雄は、隣のスーツの男に隣失礼します、と軽く声をかけました。
するとその男は、神経質そうにとんとんと机をたたき……
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どうも、と返してきました。
その男……延人の父にして組織の幹部、そして延人が殺されていたならその殺した人物を家族もろとも皆殺しにする、と燃えている麻取の父だったのです!!!
勿論そんなことなど知る由もない哲雄。
そして、麻取もまだこの隣の男が、延人を殺したかもしれないとあたりをつけている哲雄だとは知りません……!!
最大のチャンスとも、最大のピンチともとれるこの邂逅。
果たしてその結末は……!?



というわけで、とんでもない出会いをしてしまう哲雄。
ここで延人の過去誰よりも知っているのは間違いない麻取との出会いは間違いなくチャンスではあります。
チャンスではあるのですが、逆にここで下手を打てば間違いなく家族の死へと直結してしまうこの局面では、慎重な行動をとらなければなりません。
そこで鍵となるのは、どちらが先に相手の素性に気が付くかと言うところ。
先に相手の素性を知ったものが、有利に事を運ぶ。
果たしてその重大なポイントを取るのはどちらなのでしょうか……!?

そしてまだまだ緊張は続きます。
協力関係を結んだとはいえ、恭一もあくまで哲雄を疑っている側。
この後哲雄は、そちらの方もケアしなければならなくなるのですが、そこに歌仙も絡んできて……!?
この終わりがあるかもわからない死と隣り合わせの戦いは、どうなってしまうのか。
今後も目が離せませんね!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!