gh0
今回紹介いたしますのはこちら。

「ゲッターロボ牌」第2巻 脚本・森橋ビンゴ先生 作画・ドリル汁先生 

竹書房さんの近代麻雀コミックスより刊行です。


さて、三人目のゲッター搭乗者である白夜行ツツノと合流するために中国へ向かうこととなったバン子とタケヲ。
ですがその誰も知らないはずの合流予定地は、アトランティスの襲撃を受けてしまっていました。
そこで待機していた者たちはみな惨殺。
三人目の搭乗者になるはずのツツノもまた、アトランティスの凶刃を浴びてしまい……!!



四風館のもとに、凶報が届けられました。
アトランティスの襲撃を受けたと通信があったのち、ツツノとその部下たちのバイタルサインが途絶えた、と。
作戦は失敗、すぐにゲッターを呼び戻して三人目の再選定をしよう、と提案するその知らせを持ってきた北島でしたが、四風館はそれを聞き流し、ゲッター線センサーから目を離さず逐一報告してくれ、と作戦の続行を暗に示すのです。
聞いているのか、死んだ者は戻ってこないんだぞ!?
そう叫ぶ北島でしたが……四風館はこう言うのです。
「3号機の悪夢」を知っているか?
ゲッター線の膨大な研究資料によれば、三号機のパイロットはことごとくが非業の死を迎えている。
戦士、実験による事故死……精神疾患、植物状態、記録から抹消されたものもいた。
1・2号機にも死亡記録はあるものの、3号機の死亡者、不明者の数は特異すぎる。
何故3号機なのか?
私はこの迷信じみた事実に対抗することにした。
……それでツツノを3号機に乗せた、と言うことなのでしょうか。
ですが彼女はその迷信の通り、非業の最期を遂げたではないですか。
北島はそう指摘し、すぐに二人を呼び戻すよう再度念を押すのですが……現地では、その時まさにとんでもないことが巻き起ころうとしていたのです!!

ツツノの亡骸を食い尽くそうとしていたアトランティスの魚人。
ですがその時……バイタルサインの消えたはずのツツノの口から、歌声が聞こえてきたのです。
同時に、合流地点からゲッター線の反応が。
これは……そう、ツツノのものです。
現地に向かうバン子とタケヲも、その気配を感じ取っていました。
強敵の匂いがビリビリ匂う。
バン子は興奮を隠せないようです。
そして四風館もその反応を見て、自身の判断が正しいことを確信しました。
迷信は的中した、予想通りに。
これでツツノが3号機にふさわしいモノであることが証明されたのだ。
だからこそ3号機、だからこそ白夜行ツツノなのだ。
なぜならば……
gh1
死者は二度殺せぬ!!!
ツツノの食らおうとしていた魚人の体が燃え上がります。
そして、その炎の中から、目を見開いたツツノが立ち上がり……!!

ツツノは幼少時、両親ともども暗殺のターゲットにされてしまいました。
虫の息のツツノを助けろという組織の命に従い、四風館はゲッター線技術も駆使した義体移植をツツノに施したのだ、と言います。
ツツノの体は、
gh2
その70%が特製の戦闘用義体なのです!!
彼女の体を覆う皮膚がはがれたその下には、物々しい機械の体が隠されていました。
そしてその右目は不気味に光り……そこから、ゲッタービームが放たれたのです!!
そのすさまじい威力は、魚人たちを一掃。
部下たちの意趣返しに成功した、かと思われたのですが……その時、地中より巨大なマシンが姿を現したのです!!
アトランティス人の駆る戦闘メカ、ハイビースト・カルキノスです!!
アトランティスの幹部らしき男がツツノの放ったゲッタービームから逃れ、乗り込んだカルキノス。
ツツノは再度ビームを放つのですが、カルキノスには通用しません。
何故ならアトランティスの技術によって作られた「超鋼オリハルコン」は、どんな強大な力をもってしても、同じ超鋼オリハルコンを使ったとしても、砕くことはできないのです。
それがハイビーストが人類を圧倒する理由……
カルキノスの巨大な右手が降り上げられ、万策尽きたツツノに振り下ろされようとしたその瞬間!
天空より、ゲッター緑鳳が降り立ったのです!!
……四風館は、聞こえるはずもない言葉をツツノに投げかけていました。
許せよ、俺は貴様を人でないものにしてしまうかもしれん。
ですがツツノは、目の前に舞い降りたゲッターを見ながら、こう答えていたのです。
gh3
いいえオジ様、貴方(ゲッター)はツツノを助けてくださいました。



というわけで、いよいよ三人そろった今巻。
ゲッターの基本にのっとり、大柄で一人だけまともな会話が通じる人物、と言うキャラクター蔵は踏襲しているツツノ。
なのですがやはりそこは入口からゲッター×麻雀と言う常軌を逸した設定の本作、やっぱりこのツツノも普通の人格者、と言うわけではないのです!!
この後徐々に明かされていきますが、ツツノも暗い過去を背負っているだけあり、その心の中にはとんでもないものを秘めております。
時折垣間見ることのできるそれは、バン子やツツノに対しても全く劣ることのない強烈な胆力を感じさせてくれますよ!!

さらにこの後、物語はとんでもない方向へ!!
戦いは単なる人間VSアトランティスと言う図式ではなくなり、物語は「ゲッター」史上でも屈指と言えるほどのハードな展開になっていくのです!!
そしてさらに今巻のラスト近辺では追い打ちをかけるようにさらなる急展開!!
まさかすぎるあのキャラの登場、そしてあのキャラの関係者が驚きの形で姿を現し……!?
これから先の展開からますます目が離せません!!


……麻雀も、一応してますよ!一応……!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!