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今回紹介いたしますのはこちら。

「有害指定同級生」第1巻 くろは先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


くろは先生は11年にスクウェア・エニックスさんの漫画賞を受賞した作品をベースとした「帰宅部活動記録」(と同時に「マジカルロリポップ」も!)で連載デビューした漫画家さんです。
「帰宅部活動記録」は3年にわたって連載され、13年にはアニメ化も果たしたくろは先生の代表作となりました。

そんなくろは先生がファンである「To LOVEる ダークネス」の連載誌であったジャンプスクウェアで17年より連載を始めたのが本作。
その内容はと言いますと、くろは先生の得意とする美少女キャラをメインとしたギャグ漫画、なのですが……?



2年2組のクラス委員長は、八橋みやこにきまりました。
三つ編みおさげもまぶしい彼女、なんといいますか、まさに委員長と言った風情の性格の持ち主。
座右の銘は品行方正、いつも真面目に規則を守り、周囲の模範であり続ける。
それが私の変わらぬスタイル、無難で堅実平穏なライフ。
おっといけない、韻を踏んでしまったわ。ヒップホップは不良の音楽!気を付けないと……
などと頭の中でおっしゃられているくらいの真面目ぶり。
マニキュアなどはしない、スカートは膝の長さに、とビジュアルも校則にばっちりのっとっております。
そんなみやこに、隣の席の女子が話しかけてきました。
彼女は都城玲華。
黒髪のロングヘアがよく似合う美少女の彼女、何の用かと思えば「忘れてしまったから見せてほしい」とのこと。
となりの席の子にそう言われれば当然連想するのは教科書でしょう。
仕方ないなぁ、いいよ、気をつけてね。
そうみやこは玲華に返すのですが、
その直後のことでした。
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玲華がみやこのスカートをめくり上げるどころか、その中に頭をつっこんできたのは!!

あまりの出来事に、電子辞書で玲華を殴打してしまうみやこ。
謝りながらも、いきなりクラスメイトのスカートに頭を突っ込むほうにも問題はあると思うの、と言いますと、玲華はすんなりと受け入れます。
いいのよ、紙の辞書の重量で殴られるより良かったと考えるわ……と、玲華は言うのですが、それでも納得しきってはいないようです。
だけど八橋さんがパンツみていいって言ったのに……
突然そんなことを口走る玲華に、みやこは大慌て。
言ってないよ??待って、一回話を順に整理しようか?
まず、都城さんは忘れたんだよね、何を忘れたの?
そう尋ねてみますと、玲華はほほを赤らめてこう言ったのです。
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今日、パンツ履いてくるの忘れたの。
……何言ってんだこいつ!?
さしものみやこも心の中で突っ込まずにはいられません。
どういうこと、どうしたら忘れられるの?
そう聞いてみますと、玲華は思い起こし始めます。
昨日学校から帰ってきてすぐお風呂に入って、その後パンツを履いた記憶がないのよね。
そんな玲華、回想シーンではお風呂に入る前の段階からすでにパンツをはいておりません。
待てやお前、今の回想が正しいなら風呂の前から履いてねーじゃねーか。
と、今度は声に出して突っ込んでしまうみやこ。
綺麗な心は綺麗な言葉から!気を付けないと!と再び気を落ち着け、玲華にそれから後のことを聞いてみます。
すると、今日は体育がないから、八橋さんがどんな下着かチェックするタイミングがないなと思って、と彼女は続けました。
つまり、玲華は今日パンツをはき忘れてしまったkら、みやこのパンツを見せてほしいと言った、ということのようです。
……聞けば聞くほど、理解ができません。
やべえ、何言ってんのこいつ、日本語なのに何を言ってるか全く理解できないんだけど!?
それぞれ意味がわからない、前半と後半が全くつながってないよね!?
硬直してしまうみやこをよそに、一人玲華は続けます。
委員長みたいな真面目な堅物タイプが実はレースのTバックだったらすごくエッチで興奮するし、可愛い下着なんてよくわからないし興味もないって感じの地味なの履いててもそれはそれで良さがあるじゃない?
八橋さんは後者のタイプなのね、可愛い。
そう言ってほくそ笑む玲華……
とんでもないことを言われて、思わず熱くなってしまうみやこ!!
立ち上がって玲華の机をたたき、私はクラス委員として、絶対あなたを更生させますからね!!
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そう宣言したのでした!!
すると玲華は、あら、よろしくね、とはにかみ……
そして、結局忘れていた教科書を見せてもらうのでした……




というわけで、みやこと玲華のやり取りを描いていく本作。
務めて品行方正であろうとする真面目少女・みやこは本当に真面目ないい子でして、ちょっとツッコミの際に激しい言葉を使ってしまったり、冷めきった態度をとってしまうことはあるものの、その真面目さで何とか玲華をまともにしようと頑張ります!!
ですが玲華のおかしさは筋金入りでして、あれやこれやと下ネタ混じりのちょっかいを出してきたり、勝手に盛り上がってみたりともう大変……

読者がおっさんかとつっこみたくなってしまう、どこに出しても恥ずかしい変態な玲華のあんな発言やそんな行動、そしてその被害に遭いながらなんとか彼女を少しでもマシにしようと頑張るみやこ……
そんな二人の掛け合いを思う存分楽しむことができます!!

下ネタ満載ではあるものの、意外に(?)サービスシーンは控えめでして、それだけに玲華のセクハラが一層引き立ちます。
そんな中でたまーに披露されるサービスシーンは何だかありがたみを増している気がするのは私だけでございましょうか……!!
さらにごくごくまれにちょっといい話感のあるエピソードを混ぜてくるのも憎いところ!!
ただただみやこが振り回されるだけではない二人の関係……いいじゃないですか!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!