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今回紹介いたしますのはこちら。

「鬼滅の刃」第11巻 吾峠呼世晴先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、宇髄とともに上弦の陸の鬼、妓夫太郎と堕姫の二人との決戦に挑む炭治郎たち。
ただでさえ強力な力を持つ上弦の鬼である二人だと言うのに、さらにその二人の首を同時に落とさなければ倒すことはできない、という苦境に立たされてしまいました。
しかも炭治郎たちの中で断トツの力を持っているはずの音柱・宇髄は妓夫太郎の毒を受けて瀕死の状態……!
炭治郎たちはそれでもあきらめず戦うのですが……?



ギリギリのところで新たな戦法を生み出した炭治郎。
そのおかげで犠牲になろうとしていた一つの命を救い、さらに宇髄が妓夫太郎の首を狙うチャンスにもつなげたのです!!

その様子を見て一番慌てていたのが伊之助でした。
このままでは炭治郎たちが妓夫太郎の首を落としてしまう。
同時に首を切らなければ倒せないのに、自分たちはまだ首を切る体勢になれていない!!
早くやっつけてやりたいときばかり焦りますが、なかなかどうして伊之助と善逸の二人がかりでも堕姫に有効打を与えることは難しく。
ふたりが狩りでかく乱しながら逃げ回ることで何とか攻撃は避けられているのですが、避けているだけではダメージは与えられないのです。
焦る伊之助に、善逸が声をかけました。
落ち着け、全く同時に斬る必要はないんだ、二人の鬼の首がつながっていない状態にすればいい!
向こうが首を切った後でもあきらめず攻撃に行こう!!
……とうとう善逸、眠った状態でカッコいいことを言うようになりました。
普段のどうしようもない善いつしか知らない伊之助はびっくり。
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お前、なんかすごい良い感じじゃねーか!どうした!?となんか心配までしちゃうのでした!!

一方の宇随と炭治郎、二人同時に左右から刀を振るって妓夫太郎の首を狙っていました。
ですがなんということか、妓夫太郎は片手でそれぞれの刀を難なく受け止めてしまうではありませんか!!
お前らが俺の首を切るなんて、無理な話なんだよなあ。
そう言って笑い、二人の刀をがっちり捕えてしまったのです!!
刀が動かない、と焦る炭治郎。
宇随は冷静にもう一つ持っていた刀で、背後から妓夫太郎の首を狙うのですが……
流石は鬼と言うべきか、
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頭を180度回転させ、歯で刀を受け止めるのです!!
これでお互いの武器が封じられてしまった花袋になりますが……妓夫太郎の恐ろしさは、両手や木場がふさがっていてなおすさまじい攻撃が打てるところにもあります。
その両腕から、血を鎌のようにして飛ばす飛び血鎌!!
宇随はとっさにジャンプしてしっかと捕えられた刀ごと強引に炭治郎から妓夫太郎を引きはがし、共倒れを防ぐのです!
すぐに宇随を追おうとする炭治郎、ですがそこに戦いの流れで伊之助たちが突っ込んできます。
どうやら伊之助と善逸、二人が狩りではらちが明かないので、妓夫太郎より実力の落ちる堕姫を三人で倒そうという計画の模様。
炭治郎もそちらのほうが良いと判断し、宇随は毒にかかっているから早く倒そうと二人に説明、すかさず戦いに移行しようとするものの……恐るべきは妓夫太郎、宇随と交戦しながら堕姫への援護攻撃までしてきます!
それでも……やるしかありません!
堕姫の首は、妓夫太郎とは違い、帯のように柔らかくしなやかで普通に斬っても斬れません。
相当な速度で斬るか、複数の方向から一度に斬らなければその首を断つことはできないでしょう。
その情報と、戦いう頭数が増えたことで気持ち攻撃が緩んだように見えたいの助はやる気を倍増!!
炭治郎と善逸の援護を受け、防御を捨てて猛烈ないき井おいで堕姫へ突進するのです!!
獣の呼吸、陸ノ牙、乱杭咬み……!!
そののこぎりのようにギザギザの刃を激しく前後させることで、のこぎりのようにして相手を切り裂く伊之助の奥義は見事さく裂!!
堕姫の首を落とすことに成功しました!!
後は妓夫太郎の首を切り落とすだけ!!
堕姫もこのまま放っておけば当然再生してしまうのですが、そこは伊之助の型破りな奇策で対応します。
堕姫の切り落とした頭を抱え、逃げ回る……!!
確かにこうすれば体と首がくっつくことはありません!
これで善逸と炭治郎、そして宇随の三人がかりで妓夫太郎に集中できる……はずでした。
気が付けば
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伊之助は背後から心臓があるであろう胸を妓夫太郎に突かれていて……
宇随は地面に倒れ伏し、その心臓の鼓動は止まっていたのです……



というわけで、花街編が完結となる今巻。
目まぐるしく戦局の変わるこの戦い、一体この後どうなってしまうのでしょうか。
堕姫の首を切ったとはいえ、残っているのはあの妓夫太郎。
さらに宇随は倒れていて、伊之助は致命傷に近い傷を負っていることは間違いありません。
このままでは堕姫も復活してしまうでしょうし、そんな状態で炭治郎と善逸だけでどうにかできるものなのでしょうか……!?
傍から見れば到底勝ち目のない戦い。
ですがだからと言って、炭治郎が折れることはありません。
最後の最後まで勝つために、誰かの命を救うために戦ってくれるはず……!
さらにこの後二転三転し、激化していく戦い。
炭治郎、伊之助、善逸、そして宇随とその妻たち。
その全員が視力と知恵を尽くして戦うその様は、手に汗握ること間違いなし!!
バトルシーンはどんどんと迫力とスピード感を増し、読者を夢中にさせてくれることうけあい!!
そんな炭治郎の決死の戦いを、そしてあまりにも劇的な決着を、見逃す手はありませんよ!!

さらにこの戦いの結果を受け、物語は大きく動き出す兆しが見えてきます。
鬼殺隊、柱、十二鬼月、そして鬼舞辻無惨はどう動くのか?
大きなうねりを見せ始める本作の今後に期待ですね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!