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今回紹介いたしますのはこちら。

「地獄先生ぬ~べ~NEO」第15巻 原作・真倉翔先生 漫画・岡野剛先生 

集英社さんのJCグランドジャンプより刊行です。


さて、地獄人が率いる悪の組織、ヴィムクの野望を挫こうと奮闘を続けているぬ~べ~達。
丑光やカルラ、ゆきめと言った面々がそれぞれ動くものの、強大な力を持つ地獄人の企みを簡単に防ぐことはできず……
地獄人の目的である、鬼天帝の降臨の時は確実に近付いてしまっているのです……!



地獄人達、そしてゆきめ達は戸惑いを隠せずにいました。
地獄から徐々に地上へと近づいて来ていた、鬼天帝ともう3つの妖力反応。
その中の鬼天帝のものと思われる反応が、急激な上昇を始めたのです!!
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どうやらこのほかの三つの反応は、鬼天帝が地上に行こうとしているのを阻止している存在を示すもののようだったのですが、鬼天帝はそれを振り切ってしまったようで。
鬼天帝を迎え入れるためのサプライズパーティーを企画していた地獄人からすれば、これは嬉しい誤算……と言いたいところなのですが、必ずしもそうとは言えないようです。
鬼天帝は、地獄人からすれば太古からの神のような存在。
地獄人はだれ一人、実際に鬼天帝にあったことはないのですから!!
迎え入れるためのパーティーもせずに、おにてんていはじぶんたちのことを配下だと認めてくれるのか。
不安が隠し切れないジルドやブラドですが、地獄人のシャーマンであるラミアは、大昔に鬼天帝との間に眷属の契約を交わしたは双方の心に刻まれていて、一目見ればわかるはずだ、と言い切ります。
ブラドとジルドからすれば、ラミアのその言葉を信じるほかなく……
ラミアは間違いない、安心しろと二人に声をかけるのですが、その裏ではやはり引っかかることがあるようで。
本当に思わぬ展開だ、丑光に最後の詰めを命じた次の日だと言うのに、と苦々しい思いを抱いていたのでした。

カルラ達もその異常な妖気に気が付き、降臨場所と思われる場所に急いでいました。
ですが、あまりにも急な降臨と言うことで、準備も全く整っておりません。
あのカルラでもその揺れ動く感情は隠し切れず、緊張と不安がないまぜになっている様子。
このまま鬼天帝を迎え撃つのは無謀かもしれません。
だからと言ってこのまま見過ごすわけにもいかないわけで……
カルラを派遣した後のゆきめは、もはや唯一の希望に縋るしかありませんでした。
ぬ~べ~もこの異常に気が付いているはず。
そしてきっと駆けつけてくれるはず、と……

そのぬ~べ~ですが、思いっきり大あくびをかいておりました。
丑光がラミアに命じられていた最後の詰め、それは丑光がぬ~べ~に毒薬を飲ませて意識を奪い、生贄として確保しておく、というものでした。
丑光はそれに応じるべきか否かでものすごく揺れ動いていたのですが、そんなことも知らないぬ~べ~は暢気なもの。
丑光にいつものようにコーヒーを入れてくれなどと、自ら死地に飛び込むようなことを言いだしたあげく、丑光がスパイかもしれないという疑惑も、毎日考えるのもめんどくさいからもういいや、などとほざきやがります。
そんな態度が、今になって自分を森羅してくれるなんてと丑光をさらに悩ませることになるのですから、ぬ~べ~の強運には驚かされるばかり……
と、その時でした、
ぬ~べ~も鬼天帝の降臨を感じ取ったのは!!
ですがその時、ぬ~べ~はその絶大な力に恐怖を感じるとともに、また別の事実に驚いていました。
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俺は、こいつを知っている。
12年前の……あの時の……!!

現地でカルラとかちあったぬ~べ~。
二人の間にはいろいろありますが、とりあえずの目的は同じ、協力して鬼天帝を倒そうと言うことになります。
が、その前にゆきめの部下が、開こうとしている地獄と現世をつなぐ次元の穴を物理的に潰す作戦を実行したいと提案。
ゆきめの部下はものすごい人数で全員が重装備。
まるで軍隊のようなそのチームに気圧されるぬ~べ~ですが、鬼天帝の降臨そのもの阻止ができれば言うことはなし。
その作戦の提案を受け入れるのです。

ぬ~べ~とカルラ、地獄人三人衆、ゆきめの部下のチーム、そして密かに様子をうかがう丑光。
四者の思惑が入り混じる中……
とうとう、その時がやってきました!!
バチバチと空間に電撃が走り、いざ次元の穴が開こうと言うその瞬間……
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戦いは、始まるのです!!



というわけで、クライマックス目前と言った状況になってきた本作。
ヴィムクとの戦いが終わったからと言って完結するとは限りませんが、終わるにしろ終わらないにしろ戦いの決着は一つの大きな転機になることは間違いないでしょう。
いよいよぶつかり合う地獄人、果たしてどんな激闘になってしまうのでしょうか!?
鬼天帝の降臨を借りに阻止できたとしても、地獄人三人衆をどうにかできなければ戦いは終わらないはず……!!
運命の一戦、果たして最後に笑うのは誰なのか!?
一瞬たりとも見逃すことの許されない激闘、必見です!!
そしてその戦いの最後に待っていたのは、まさかの、というべきか、やはり、と言うべきか……あのキャラクターの登場でした!!
ぬ~べ~ファンならば思わず声が出るであろうそのキャラクターの登場……こちらもぜひその目でご確認ください!!

そしてそのクライマックスへ一直線のお話の他、通常のお話もばっちり用意されております。
沼の水を全部抜いてみると言うパクリ番組で「沼の主」に出会うお話、最新家電に潜む怪異に見舞われるお話、モンスターペアレンツならぬモンスターチルドレンとぬ~べ~が対峙するお話、と実に様々ん。
どのお話も本作らしい怖さとコミカルさ、そしてちょっぴりお色気や道徳が盛り込まれたお話になっているのですが、モンスターチルドレンのお話に関しては、こちらも旧作のキャラクターが再登場すると言う見どころも用意!!
今巻もお話の楽しさだけでなく、ファンサービスも満点の一冊となっていますよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!