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今回紹介いたしますのはこちら。

「ピーター・グリルと賢者の時間」第2巻  檜山大輔先生 

双葉社さんのアクションコミックスより刊行です。


さて、世界一の強者の座を手にした男、ピーター・グリル。
ピーターはその最強の座を手土産に、婚約者でありギルド長の娘である女騎士、ルヴェリアと結婚をしようと考えていたのですが……
世界最強の遺伝子を欲するオーガ族のミミとリサ、そしてハイ・エルフのビーガンに迫られ……関係を持ってしまうのです!!
このことがバレれば、各方面で問題が起こってしまうことは間違いありませんし、下手すれば命まで危ういかもしれません……!
果たしてピーターに安息の時は来るのでしょうか!?



その日もピーターは、迫り来る三人の誘惑に抗いきれず、関係を持ってしまいました……
友人のティムのフォローなんかもありまして、何とかばれずにやってきてはいるのですが、それもいつまでごまかしきれるやら。
早いところこの地獄か極楽かわからない状況から脱さなければならないのですが……

そんなピーターを、物凄く憎んでいるものがいたりします。
それは誰であろう、ルヴェリアの父、ギルド長のアルバトロスでした。
彼は可愛い可愛い一人娘をたぶらかした(?)ピーターをガチで憎んでおりまして、なんとかルヴェリアと引き離そうとするばかりか、あわよくばその命すら奪ってしまおうと言う勢いなのです。
そんなアルバトロスから呼び出しをくらったピーター。
なんの用事かと思えば、なんと大口のパトロンであるオークの国、オークランドとの縁談を受けてほしい、というものでした!!
大切な援助先からのお願いをむげに断ることはできない、という建前があるものの、もちろんその本当の目的はピーターに「間違い」をさせること!!
ピーターは当然、自分には婚約者がいるからそれはできないと断ります。
さらにそこにルヴェリアまでやってきて、婚約を認めてくれたにもかかわらず縁談なんて何を考えているんだ、と異を唱えるのです。
が、アルバトロスはきちんとそこに対する返答も用意しておりました。
これは形だけの縁談だ、話を持ち掛けてきたオークの顔を潰さないよう手順を踏んでやんわり断るのが作法、問題など起こるはずもない。
ピーターもルヴェリアと言う婚約者があるのだから、縁談の相手に心を奪われることなんて万に一つもないだろう。
その顔の裏には、邪悪な感情が渦巻きまくり!!
立場上断れないピーターはもう頷くしかなく、あとはルヴェリアが何とか断ってくれるのを祈るしかない……と思いきや、ルヴェリアもそれに賛同してしまうではありませんか!
勿論諸手を上げての賛成ではありません。
ですがルヴェリアは言うのです。
父上はそれほどまでに私たちの結婚を阻止なさりたいのですね。
しかし、どのような働きかけをしようと無駄なことです!
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ピーターくんが私を裏切るなんて絶対にありえないことなのですから!!
……いたたまれないピーター……
これはもう覚悟を決めるほかありますまい。
なんと縁談の日取りは今日とのことで、早速ピーターはオークランドの貴族が待つ屋敷へと向かうのでした……

アルバトロスとオークの貴族ベイブの間で話はすんでいるようで、お話はとんとん拍子に進んでいきます。
もう完全に自分を陥れる準備はできているのか、と息を飲むピーター。
ですが今回のアルバトロスのはかりごとに関しては、内心それほど不安を感じてはいませんでした。
何故なら、オーク族の美女と言うのは
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人間にとってはちょっぴり食指の動かしづらい容姿なのですから!!
見た目が全てではない、とはいえ、あったばかりで人格もわからない相手に対してならば、男だろうと女だろうと容姿はかなり大きなウェイトを締めます。
ピーターは、絶対の自信を持って縁談の相手を待っていました。
俺はオークになんて絶対に屈しない、不祥事など起ころうはずがない。
笑みさえ浮かべながら余裕を見せているピーターの元にやって来た縁談相手。
ところが……何と言うことでしょう。
そのお相手、ピグリットは……
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人間の美的感覚で言う、正真正銘の美女だったのです!!
それも、豊かなお胸まで装備済みの!!!



というわけで、またも新たな誘惑が襲い掛かってくる今巻。
人間と美醜感覚の大きく違うオーク族が相手とのことで、今回は大丈夫だろうとたかをくくっていたピーターなのですが……そこはピーターを陥れるためならどのような手段でも使ってくるギルド長アルバトロス、そこも織り込み済みだったようです!!
お相手のピグリットは、ビジュアル面では完全に言うことなし。
そして性格の方も、オーク族の中で今まで暮らしていたために醜い醜いと蔑まれ続けてきたせいか、高飛車だったりわがままだったりするところもなくて問題なし。
おまけにそんな彼女のオーク的に醜すぎる自分と言う自虐を直してあげようとフォローしていくにつれ、だんだん彼女の方もピーターに惹かれちゃったり!?
どんどんアルバトロスの思惑通りにはまっていってしまうピーター!!
果たして彼は今までのように、結局誘惑に負けてしまうのか!?
今回ばかりはアルバトロスにばれないよう、鉄の意思で跳ね返すのか!?
そしてピグリットの思いとは……!!
ピグリット編、必見です!!

そんなピグリット編の前には、第1巻で登場の三名を中心にしたお話が展開しております。
リサ・ミミ・ビーガンがあの手この手でピーターを射止めようとあれこれして、ピーターがそれに抗おうとするお決まりのドタバタ劇が収録。
彼女たちのサービスシーンはもちろん、新たな一面なども見られまして、一層キャラクターが掘り下げられていくのです。
だからこそ余計にピーターの今後が心配になってしまうわけなのですが……
さらにそのお話の中で、ピグリット編の後に続く伏線のようなものがはられたりも。
いつものコメディ要素にエロス要素に加え、意外な展開になっていきそうなお話の方も見逃せないものになりそうです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!