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今回紹介いたしますのはこちら。

「モネさんのマジメすぎるつき合い方」第4巻 梧桐征木先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、みんなに隠れてこっそりお付き合いしている、生徒会長のモネさんと信康の日常を描いていく本作。
モネさんと信康は固い絆で結ばれている……のですが、ビジュアルも性格も良好な信康、周りの様々な女子に思いを寄せられていたりもします。
信康はこのままモネさんに操を立て続けられるのでしょうか?
それともひょっとしたりしちゃったりするのでしょうか……!?



文化祭の時が迫ってまいりました。
信康たちのクラスも盛り上がっておりまして、その盛り上がりの中核を担うクラスの出し物は定番のうちの一つ、お化け屋敷に決定。
お化け屋敷に関してはヤミがおりますので……そのクオリティには期待がかかると言うもの!
クラスは一層文化祭に向かて盛り上がるのでした!

その中で、モネさんも何やら一人決意を固めておりました。
2年生のモネさんたちにとっては二度目の文化祭、勝手を知っていればよりクオリティの高いものができる……というのは、正直を言えば彼女にはほとんど関係ありません。
彼女がしていた決意と言うのは、二人が付き合って初めてのこの文化祭……ここで、

キスを解禁してもいいのではないか、と言うものだったのです!!
文化祭は高校生活最大のイベント、この舞台で二人は幸せなキスをする。
最高のシチュエーションです!とモネさんは舞い上がりまくり。
確かにそれはときめくシチュエーション、かもしれませんが……モネさんの張り切りっぷりはもう常軌を逸しているレベルのような。
なにせ辞書と見紛う厚さのファーストキス計画書まで作り上げているくらいなのですから……!
とはいえ二人は生徒会、ましてやモネさんは生徒会長ですから、二人ともそれなりに忙しい身。
その場はいったん計画書の存在を明かされただけでお開きとなりまして、二人は別々の用事に向かうのでした。

モネさんの入れ込みようには圧倒されたものの、いい思い出にしたい、と考えているのは信康も同じです。
せっかくのファーストキスなんだから……と、そう考えた時、フッと脳裏にあの思い出がよぎってしまいました。
菫がそっと自分のおでこにキスをしてくれたことを……!!
慌てて頭を掻きむしってその思い出を振り払わんとする信康!!
あれはおでこだからノーカン!!と必死にその煩悩に抗うのですが、そんなことを考えれば考えるほど、最近の自分の得体のしれないモテっぷりが思い起こされてしまうのです。
菫には告白されてしまいましたし、副会長はものすごい勢いで誘惑してきましたし……
ふたりとも確かに魅力的な女性ですから、信康の心が動かないわけではありません。
ですが……信康にはモネさんと言う心に決めた女性がいるのです!!
断固として、モネさんとのファーストキスを守り抜く!そう硬く決意をするのでした!!

が。
生徒会室に入ると、
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椿がメイド姿で「おかえりなさいませご主人様」とやってくるではございませんか!!
あの椿がそんなことを言ってくると言うのはもうものすごい衝撃です!
面食らう信康ですが、椿の方がもっと驚いてしまっているようで。
しどろもどろになってしまう椿を何とか落ち着かせ、事情を聞きだす信康。
するとどうやら椿のクラスはメイド喫茶をやることになったそうで、彼女は厨房を死亡していたのですが……クラスのみんな(主に男子)に、ミステリアスな美少女にもじもじされながらご主人様と言われたい!と大プッシュされてしまい、押し切られてしまったとのことなのです。
そして椿は、意を決して信康にこうお願いします。
私のご主人様になってくれますか、と!!

要するに信康をお客に見立てて練習したい、と言うわけです。
信康はお客役をやりながら、そう言えば彼女にも迫られたことがあるけど、あれは熱に浮かされておかしくなっていただけ、彼女は真面目ないい子だから大丈夫、彼女なら安心だ、などとかんがえております。
ですが実際、椿も信康に密かに思いを寄せていたりします。
椿はモネさんと信康が付き合っていることを知っている為、その気持ちをできるだけ出さないようにしているのですが……
やはり二人きりと言うシチュエーションには、胸を高鳴らせられずにはおられません。
そんな胸の鼓動と緊張、羞恥心が入り混じった状態の椿、手に持っている食器の乗ったトレイを震わせまくり!!
この状態でまともな接客などできるはずもなく、椿は足をもつれさせて転倒してしまい……
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信康の上に倒れこんでしまうのでした!
周泰を見せてしまった椿、すっかり落ち込んでしまいました。
やっぱり私にメイドなんてできない、今からでも代えてもらえるように……
椿がそう呟くと、信康はすかさずこう声をかけるのです。
最初に失敗するのはしょうがないよ。
辞めるのは誰でもできるし、せっかくの文化祭だからいろいろ挑戦してみよう?
俺も協力するからさ。
……そんなやさしい信康の言葉に、再び椿の胸は高鳴ってしまいます。
椿は信康の顔に飛び散ってしまったケーキのクリームをそっと取って、ひそかに口に運んで……
これは文化祭の練習、信康先輩を横取りするつもりはない、決してそんなつもりは。
そう、自分に言い聞かせるのでした……
そして……あろうことか、そんな場面をひそかに覗いている人物がいました!
良くも悪くも面白いことが大好きで、信康を誘惑したり、引っ掻き回したりするばかりか、心の底では信康に支配されたい、なんて思ってしまっている厄介極まりない……副会長です!!
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面白いことになってきたね。
そうほくそ笑む彼女……
密かな思いを募らせる椿、これからも信康を諦めないと公言している菫、首を突っ込む気満々の副会長、そしてやる気満々のモネさん。
……どうやらこの文化祭でモネさんと「幸せなファーストキス」をするのは簡単なことではなさそうです!!



と言うわけで、丸々一冊を使って文化祭編が繰り広げられる今巻。
この後も、椿、副会長、菫……と、魅力的な三人のヒロインがあれやこれやと信康を悩ませてくるのです!!
何せ全員それぞれ違った魅力を持つヒロイン達ですから、誠実とはいえ健康な男子高校生である信康もやられてしまいかねません。
モネさんの用意した最高のシチュエーションまで、信康はキスを守り続けることができるのでしょうか!!
そして問題はそんなヒロイン達だけではなかったりします。
盛り上がりまくっているモネさん、信康への好きの気持ちが暴走してしまったりもしまして……!?
最高のシチュエーションまで自分自身が我慢できない、なんてことも!!
各方面で関門が待ち受ける幸せなキス計画、果たしてその結末は!?

各キャラクターの見せ場に加え、ドタバタ劇、そしてラブコメと、いつも通りの内容が楽しめる本作ですが……いつも通りのサービスシーンもたっぷり用意されておりますのでご安心を!
もはや恒例の「券」もたっぷり発行されておりますし、単行本描き下ろしの特別編ではものすごい勢いで振り切ったとんでもないシーンが……!!
そっち方面を楽しみにしている方、ご期待ください!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!