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今回紹介いたしますのはこちら。

「五等分の花嫁」第6巻 春場ねぎ先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、赤点回避に向けてもう勉強に挑むはずだった風太郎と五つ子たち。
ですがそこで風太郎を原因として、二乃と五月が喧嘩!!
ふたりして家を飛び出してしまい、勉強どころではない状態に。
しかもそんな状況で、風太郎の前に謎の少女が姿を現し……?



最初はその謎の少女にぴんと来ていない様子だった風太郎。
ですが彼女、これならどうかな、と思いでのお守りを見せてきまして、それでようやく風太郎は彼女の正体に気が付くのです。
手帳の中に入れていたあの日の写真。
その写真と今の彼女を見比べ……あの京都の女の子か、とガテンの言った様子の風太郎。
なのですが、風太郎は元気そうで何より、とだけ言うとその場から慌てて立ち去ろうとするではありませんか!
俺はまだお前には会えない、と逃げようとする風太郎を必死で引き留める彼女。
彼女はすかさず風太郎の手帳をかすめ取り、それを人質にして話を持ち掛けるのでした。

逃げ場のない場所で会話できるように、ボートに乗り込む二人。
あそこまで漕いだら返してあげる、と笑う彼女……そう言えば名前すら知りません。
早速尋ねてみますと、彼女は「零奈」と名乗りました。
五年ぶりだね、とほほ笑む彼女は、風太郎に元気そうで安心した、イメチェンはびっくりしたけど、高校デビュー?と旧交を温める会話を開始。
風太郎はそこで、零奈はなぜここにいるのかとストレートに尋ねてみました。
今の君に会うため。
そう言った彼女、アレから頑張って勉強して学年一位になって、今は家庭教師をしてるんだってね、と風太郎を凄いと称賛。
そして、その教え子はどんな子なのかと質問をしてくるのです。
風太郎は優しげなほほえみを浮かべながらこう教えてあげます。
そいつらが困ったことに、馬鹿ばかりなんだ。
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長女は夢追い馬鹿、どうせかないっこないと言ってはいるんだが、根気だけはあるみたいだな、だが馬鹿だ。
次女は身内馬鹿、姉妹贔屓ですぐ噛みついて来る……だけかと思ってたが今はよくわからない、だが馬鹿だ。
三女は卑屈馬鹿、はじめは暗くて覇気のない顔をしてたんだが、近頃は見るたびいきいきしていて安心している、だが馬鹿だ。
四女は脳筋馬鹿、やる気もあって頼りになるが一番の悩みの種だ、それに……いや俺の思い過ごしか……だが馬鹿だ。
五女は真面目馬鹿、こいつとはまず相性が悪い、だが本当はやれるやつだ、このままじゃもったいない、だが馬鹿だ。
そんな風太郎の言葉を聞いて……顔を背け、真っ赤に頬を染める零奈。
そしてすぐその表情を隠して笑顔を作り、真剣に向き合ってるんだね、きっと君はもう必要とされる人になれてるよ、と笑いかけました。
五月にも同じことを言われた風太郎ですが、あんたなんて来なければよかったのに、と言う二乃の言葉が脳裏にちらつき……どうしても、その言葉を素直に受け入れ螺ません。
俺はあの日から何も変わってない。
そう呟く風太郎に……零奈は、風太郎にも聞こえないような小さな声で、じゃあ君を縛る私は消えなきゃね、とつぶやくのです……

船着き場に帰ってきた二人、まず怜奈がボートから降りて行きました。
そして約束通り手帳を返してくれたのですが、あの思い出の写真だけは返してあげない、と持ち去ろうとするのです。
慌てて風太郎は零奈を呼び止めようとするのですが、彼女はそこでもう君には会えない、ときっぱり!
そして風太郎のあのお守りを投げて私、自分を認められるようになったらをそれを開けて、と告げて去って行きました。
風太郎は立ち上がって呼び止めようとしたものの、バランスを崩してしまって池へと落下。
最後に見た彼女は、
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「さよなら」と寂しそうな顔を浮かべていて……
池を囲む策の前で、びしょ濡れのまま立ち尽くす風太郎。
そこに部活の練習中の四葉が通りがかり、風太郎に心配の声をかけるのですが……彼女は部活のメンバーにせっつかれ、風太郎の相手もまともにさせてもらえないまま引っ張られるようにその場から連れられていってしまいます。
部員によって半ば強引に練習をさせられ、部活に追われてしまっている四葉も今回のテストに関しての大きな不安要素の一つ。
ですが様々な出来事に見舞われ、思い出の少女にお別れまで告げられてしまった今の風太郎に彼女を追いかけて部活から引き離す気力は残されていないのです。
去り際に四葉は、二乃と五月をよろしくと言い残していました。
その言葉もあって、風太郎はとぼとぼと……まるで幽鬼のように二乃が今独り暮らしをしているホテルへと向かうのでした。

二乃がホテルに戻ると、そこには濡れネズミのようになった風太郎が立ち尽くしていました。
何回追い返せばわかるんだ、懲りずに何度もドンども、ホントにしつこいんだから。
そう言いながらもどこか嬉しそうな二乃だったのですが……そんな彼女の目の前で、風太郎がホテルの従業員に連れられて引き下がっていくと言う攻撃が繰り広げられます。
今回は意外にすんなり帰るんだとそれをぼーっと見守っていた二乃だったのですが……
風太郎の表情が、今までにないほど思いつめているようなものだったことが気にかかりまして。
バサッと連れられていく風太郎にタオルを被せ、あなたみたいなみすぼらしいのがいたら他の人のお目汚しになるわ、邪魔よ、
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部屋に入りなさい、と自分の部屋へ招き入れたのでした!!



と言うわけで、突然れいなが現れ、そして去って行った今巻。
テストの対策に終われていたこの状況で風太郎の前に現れ、そして風太郎の心をかき乱して去って行く。
彼女の目的はなんなのでしょうか?
おそらく零奈は五つ子の中の誰かが変装していると思われます。
その彼女が、風太郎に様々なことを吹っ切ってもらうために演技をしたのだとは予想されるのですが……
このイベントを経て、風太郎が成長してくれればうれしいですし、その結果五つ子が仲直りして成績が上がればいいものの、そう簡単に物事は進まないでしょう。
零奈の登場が吉と出るか凶となるか、この後の展開を見守るしかございません!!
さらにこの後、二乃と五月のお話、そして四葉周りの問題のお話を経て……予想もできない急展開に!!
激動の展開のなか垣間見える風太郎や五つ子たちの思い。
風太郎と五つ子たちはこれからどうなってしまうのか?
畳みかけるように押し掛ける様々な展開は、ますます見逃せないものとなっているのです!!

それにしても気になるのが零奈の正体です。
あの日のことを覚えていると言う事は、風太郎=キンタローである事を知っているわけで、ここで二乃の可能性はないと言っていいでしょう。
登場したタイミングから四葉のようにも思えますが……?
個人的には五月が本命な気がする、彼女の正体とその想いが明かされる日が楽しみですね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!