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今回紹介いたしますのはこちら。

「宇宙警察☆ミーティアわんわん」第3巻 古賀亮一先生 

KADOKAWAさんの電撃コミックスEXより刊行です。


さて、地球の平和を守るため、今日も元気に交番勤務を務めるミーティアたちのアレコレを描いていく本作。
次々に襲い来る変態……もとい凶悪宇宙犯罪者との戦いは止むことがないような止みっぱなしのような毎日が繰り広げられているわけですが、今回はまた予想外の存在が来襲するようで!?



下着姿の女が包丁を振りかざしながら旦那を追いかけてアパートから飛び出してくる程度(?)の事件しか起こらなかったパトロールを終え、交番に戻ろうとしていたミーティアたち。
そこに、きさくに声をかけてくるモノが現れます。
うおーす、やっとるかね諸君。
地球の平和は君たちにかかってるからな、しっかりやってくれたまえ!!
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顔のついた黄色い球体に小さな羽が付いたデザインのそれ。
古賀先生作品のファンの方ならばもうだれかはわかるでしょう。
その後彼が棒状に変形してプロキオンの股間から顔を伸ばしてエッチな犯罪者撲滅運動開始!と口走ったり、両手と足で三丁のビーム銃をぶっぱなしながら、物騒な犯罪も増えてるからな、俺に逆らうやつは息の根を止めてやる!!と叫んでみたりする姿はまさしくフリーダム。
ひとしきりはしゃいだ後は、元気でよろしい、じゃあ今日も一日がんばれよ、スキンケアーッ!と謎の挨拶をしながら立ち去っていきました。
……そんな彼を見送った後、ミーティア達三人が揃って抱いた感想は、「誰だったのあの人」と言うもの。
あまりの馴れ馴れしさに、誰かの……いや、キモさつながりでプロキオンの知り合いなのかと思っていたのですが、もちろんプロキオンも知らず。
冷静に……考えなくても怪しいあんな生物、ひょっとすると新手の凶悪宇宙人だったりするかもしれない。
そう考えたプロキオンですが、あんなタイプの宇宙人は今まで見たことがありません。
首をかしげておりますと、そう遠くない場所から危険を知らせる叫び声が響いてまいりました。
慌ててそちらに急行すると、
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なんだか変な顔をした男がこちらにかけてくるではないですか!!
慌てて退却しようとするミーティア達ですが……よくよく見るとその不振過ぎる男、馴染のおまわりさんの顔面に、先ほどの謎の生物が張り付いていただけ。
だけと言っても、なぜかおしりに奇天烈な人面が描いてあったのですが……!
何故そんな顔を掻いたのかと尋ねてみれば、少々金が必要で、死利に顔を掻いて空を飛ぶビジネスを始めてみた、とのこと。
その行動でどうお金が発生するのか不可解極まるところですが……
ともかく彼、再びブラックマンデー!と謎の挨拶とともに立ち去っていくのです。
ですが今度はそのまま見送らない一同。
怪しさに関してはこの界隈で現在トップ海道を突っ走っているその生物、流石に二度までは見逃せません。
そっと後を追いかけてみますと、ヤツ、尾行を始めた一コマ後に早くも怪しい動きをし始めました!!
楓、ちょうどいいところに……とダッシュして知り合いに声をかけたヤツでしたが、どうやら人違いだった模様。
女子高生ルックに身を包んだむくつけき男……予想以上の人間違いっぷりに、一気に焦燥して枯れ果ててしまう彼。
ですがそこでミーティアたちが後をつけていたことに気が付きまして……
気付かれてしまっては翔がありません。
ともかく怪しさ満点の彼を、交番まで御同行願うことにしたのでした。

どこのだれで何が目的だったのか、などと質問をしつつ、昨夜の残りのカレーを振るまうミーティア達ですが、彼は渋い顔。
渋い顔をしながらも、忍者学園の頭領であるこの音速丸、忍者の掟により部外者に正体を明かすことなど絶対せぬわ!!と絵にかいたような自白を決めてくれました。
それを聞いたミーティアたちは、凄い凄いと大喜び。
音速丸は慌ててお口にチャックしなきゃと自分に言い聞かせるのですが、気を付けないと迷子になったうえお金もケータイも全部落として忍者学園に帰れなくなってしまうことがいずればれてしまう、とまた全て説明してしまったのでした。
何もかも知られてしまった音速丸。
ここまで知られてしまったからには仕方ない、と奥義をさく裂させてきました!!
警戒するミーティア達でしたが、
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でてきたのは土下座で忍者学園まで送ってください、とお願いしてくるというどうしようもないもの……
とはいえ音速丸が単なる迷子である事がわかったわけですから、警察であるミーティア達は忍者学園まで帰れるように手配をするのが当然です。
早速調べ出したのですが……そこは流石の忍者学園、住所も電話番号もシークレットで、宇宙警察のデーターベースをもってしても発見できないのです!!
場所もわからず、連絡も取れないとなれば……帰る術がないではありませんか。
音速丸は、次回からこの宇宙警察にスペースマッハガール音崎速美が参戦、乞うご期待!!と一瞬でこっちで生きて行く決意をするのですが……プロキオンがいる本作にこれ以上のはしゃぎ役は必要ないでしょう!
音速丸も本意ではないようで、ブリーフの中に緊急用の狼煙の材料があった、とこの子までいきなり吐き出したブリーフの中から小包を出すのですが、なぜか室内で狼煙を焚いて大惨事に……
交番内はパニックになり、どさくさで光線銃を乱射するなどもう大パニック!
ただでさえてんやわんやのこの交番に投入されてしまった爆弾、音速丸。
圧倒的ツッコミ不足の中、果たしてミーティアたちはこの事態を収拾できるのでしょうか!?



と言うわけで、まさかの音速丸登場のエピソードを収録した今巻。
古賀先生作品ではセルフコラボがたまに繰り広げられますが、今回のように普通の一話としてガッツリ絡むのは珍しいような気がします!!
久しぶりに登場する音速丸、そのはしゃぎっぷりは今まで通り。
ファンの方は懐かしいやら面白いやら安心するやら、大満足間違いなしです!!
さらにこの後オチに進んでいくわけですが、底でも懐かしい顔が登場して……!!
このエピソード一つだけでも、古賀先生ファン必読のものとなっていますよ!!
しかもうれしいことに、単行本描き下ろしで2P、さらなるコラボエピソードが収録。
音速丸とプロキオンの変態シンフォニーをさらに堪能できるというわけです!!

勿論それ以外のエピソードも面白さ満点!!
今巻でも凶悪変態宇宙人たちとの戦いをメインにしているのですが、それ以外にもミーティアの旧知の知り合いが登場したり、今までスポットライトの当たらなかった脇役キャラに注目したエピソードがあったりと盛りだくさん。
それに加えて一発キャラだった名もなき人物が数話にわたって登場してどんどんキャラクターが膨らんでいく様子がこの一冊に収録されていたりと、なんだかちょっぴり新鮮なお楽しみも用意されているのです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!