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今回紹介いたしますのはこちら。

「鬼滅の刃」第13巻 吾峠呼世晴先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。



さて、刀の修復のため刀鍛冶の里に逗留することになった炭治郎。
そこで同期である不死川玄弥、霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃と出会います。
それぞれの目的を持つ彼らですが、そこにさらに別の目的を持つ、招かれざる客が現れてしまいました。
上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺と言う、二体の上弦の鬼が!!



分裂して数を増やしていく恐ろしい能力を持つ半天狗。
そんな半天狗に立ち向かうのは、炭治郎と禰豆子、そして玄弥でした。
謎のヴェールに包まれていた玄弥の力ですが……彼が取り出した日輪刀は、なんと刀ですらありません。
その姿は、鉄砲そのもの!!
その力は日輪等に引けを取らず、半天狗2体の首を砕いてしまうのです!!
しかし半天狗の2体のうち1体は、文字通り首の皮一枚でまだ胴と首がつながっています。
玄弥はすかさず刀を抜き、そのギリギリで繋がった首を切断しようと腕を振るいました!!
難なく首を切り落とす玄弥。
ですが、炭治郎は既にその行動が無意味であることを悟っていました。
ダメだ、どんなに強い武器でもこの鬼は倒せない!!
斬ったら斬っただけ分裂する、強くなるんだ!
頸を切らせるのはわざとだ!!
今までの戦いの中で炭治郎が感じていた半天狗の戦い方の違和感。
それは、鬼の弱点であるはずの頸を切られることを、全く気にしていないと言う事でした。
今や4体に分裂している半天狗、その再生速度も並ではありません。
頸を切れば分裂、他の場所にダメージを与えても即再生。
絶望的とも言える状況の中で、それでも炭治郎は勝機をうかがいます。
再生の規則性はないか、どこが一番早く治る?
急所は必ずあるはずだ、探せ、見極めろ!!
ですが炭治郎が弱点を見破るまで大人しくしてくれる半天狗ではありません。
羽を持つ半天狗が炭治郎をがっちりと捕え、そのまま空高く持ち上げてしまうのです!!
四体に分裂した半天狗は、それぞれ違う能力を持っている……!!
どんどんとその力が絶大である事がわかる半天狗ですが、炭治郎はまだあきらめません。
禰豆子に、自分はいいから玄弥を手助けしろと告げるのですが……
その玄弥は、今まさに命にかかわる危機に瀕していたのです!!
哀しいほど弱い。
半天狗はそう言いながら、
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玄弥の腹部をやりで貫いていて……!!
禰豆子にすぐ玄弥を助けるように言うものの、炭治郎も人の心配をしている場合ではなく。
羽の半天狗は、炭治郎に向かって口から音波を吐いて攻撃!!
とっさに繰り出したヒノカミ神楽で半天狗の足を切り離して距離を取ったために直撃は免れましたが、ダメージは軽くありません。
そのうえ空高くから投げ出された形にもなっているわけで、依然炭治郎のピンチは変わらないのです。
地面にたたきつけられる直前に、枝につかまったり木に蹴りを入れることで落下の衝撃を和らげた炭治郎、それでも甚大なダメージを負ってしまいます。
しびれる体にむち打ち、何とか立ち上がろうとするものの……背後には、切り離した足から再生した半天狗が……!!
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至近距離で放たれる音波攻撃。
逃れようのない炭治郎は……!!!

その時、無一郎もまた上弦の鬼を倒さんと走っていました。
他人にとことん無頓着な無一郎ではあるものの、刀鍛冶の里を荒らされるのは都合のいいことではありません。
ひたすら走るその道中、玉壺の放った巨大な恋のような化け物に襲われている里の子供、小鉄を発見。
ですが、子供は刀鍛冶としては未熟なため、助ける優先順位は低い、と判断。
さらにあの化け物は本隊ではなく、術で生み出されたものだと一瞬で看破し、ここで戦うのは得策ではないと結論付けるのです。
里全体が襲われているなら、まず里長、そして技術や能力の高いものを優先して守るべきだ。
無一郎らしい判断基準にのっとってその場を立ち去ろうとするのですが……その時、小鉄の悲鳴が呼び水となり、あるものが脳裏に浮かび上がるのです。
人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる。
そう言って笑う、炭治郎の顔が……
気が付けば、
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無一郎は小鉄の前に立っていました。
ここで戦うのは彼にとっては無駄な行動のはず。
それでも……無一郎は、小鉄を守るために戦うことを選んだのでした!!



というわけで、刀鍛冶の里での戦いが加速していく今巻。
今までの上弦の鬼は1体で、炭治郎たちとともに柱が参戦してくれていました。
その柱達も多大な犠牲を払って、何とか撃退していた上弦の鬼。
ですが今回は上弦の鬼が2体同時、さらに頼れる仲間である善逸や伊之助がいないと言うハンデまで追っている状態。
玄弥はいるものの、その実力は未知数ですし、何より炭治郎はおろか誰にも心を開いていない彼が、息のあった行動をとれるとは思えません。
果たして炭治郎はこの大ピンチを逃れることができるのでしょうか。
そして、刀鍛冶の里を守れるのでしょうか。
激戦に次ぐ激戦。一瞬も見逃せません!!

そしてその激戦の合間に、謎に包まれていた玄弥の過去も明かされていきます。
風柱・不死川の弟だと言う玄弥ですが、不死川自身は自分い弟などいないと言っている様子。
一体その主張の違いにはどんな理由があるのか?
そのあたりにもつながっていくはずの、玄弥の過去にも注目です!!
さらにこの熾烈な戦いに新たな参戦者の予感が……!!
バトルもドラマも気になる本作、ますます先が楽しみですね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!