kn0
今回紹介いたしますのはこちら。

「キン肉マン」第65巻 ゆでたまご先生 

集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行です。


さて、オメガケンタウリ六鎗客に辛うじて一矢報いることが正義超人軍でしたが、終わってみれば六鎗客の圧倒的な実力が見せつけられた戦いとなりました。
キン肉マンたちの持つ「力」を手にするためなおも攻撃を仕掛けようとする六鎗客ですが、そこに何と言う事でしょう、まさかのあの男たち、王位継承候補者、運命の王子たちが乱入してきたのです!!



フェニックス、ゼブラ、マリポーサ、キン肉マンと、それぞれが六鎗客と熾烈な戦いを繰り広げているなか、やはりファンの注目を集めるのはこの男、ビッグボディでしょう。
ですがそれはあまりいい意味ではありません。
王位争奪戦の1回戦で、フェニックスチームに見せ場無くやられてしまったビッグボディチーム。
フェニックスと直接対決をしたビッグボディ本人もまた、フェニックスの強さを印象付けるだけの結果に終わってしまいました。
そんなビッグボディの対戦相手は、ベンキマンを粉砕したギヤマスター。
六鎗客の中でも屈指の体躯を持つ大型超人で、少なくとも体格と言う一点ではビッグボディを上回っています。
試合展開もまた、ギヤマスターが圧倒的に押しているようで……
首相撲に捕え、膝蹴りの雨あられを降らせるギヤマスター!
ビッグボディの体勢を十分に崩したところで、一気に勝負をつけようと、自らのギヤを高速回転、その中にビッグボディを巻き込もうとするのです!!
が、流石にここでやられるわけにはいきません!!
ビッグボディは回転するギヤに手をかけ、強引に突き放しにかかったのです!!
当然高速回転しているギヤによって、ビッグボディの手はズタズタに。
ですがそんなことはお構いなしとばかりに、その剛力を存分に生かし、ギヤマスターの体を蹴り飛ばして強引に脱出をして見せたのでした!!

そんなビッグボディに、ギヤマスターはまたとんでもないことを言いだしました。
とっとと観念すればいいものを、この偽物め。
kn1
あの王位争奪戦は俺たちもよく知っている、お前が何もできないまま無惨にやられた最弱候補だったこともな。
ここ紫禁城は、真の王たるものが代々住み続けた特別な地、そこでお前の偽物っぷりを検めて暴いてやるのも一興!
そしてギヤマスターは、ギアを再び回転させて猛然と襲い掛かってきます。
ビッグボディは、ゆらりと顔を上げながら、つぶやくように言いました。
なぁ、誰が偽物だ?
確かに俺はキン肉星の王子としてはニセモノだったかもしれない。
だけどもなぁ、
kn2
この剛力だけはホンモノだぁーっ!!
そしてここぞとばかりにダブルバイセップス!!
素早くギアマスターに、ヒップアタックで反撃!!
たまらず体勢を崩したギヤマスターをがっちりと捕え、たかだかとリフトアップして見せたのでした!!
さらにその剛力を誇示するように、ビッグボディはギヤマスターの巨体を上下に上げ下げし、そこからキャンバスにたたきつけるのです!!
間髪入れずサンセットフリップで追い打ちするビッグボディですが、ギヤマスターも黙ってはおらず、ビッグボディの体を両腕で跳ねのけます。
す貸さず体勢を立て直すビッグボディ、まだまだ攻めの主導権は渡さないとばかりにフィストドロップでギヤマスターの顔面を殴りつけました!!
続けざまに二発、三発とパンチを繰り出すビッグボディでしたが、ギヤマスターは何とかそれを回避。
一瞬のスキをついてショルダータックルでビッグボディのバランスを崩し、すかさず大きく上がってしまったビッグボディの右足を、高速回転するギアで呑み込むのです!!
そしてガリガリとビッグボディの右足を削りながら、ギヤマスターは体を大きく振って、ジャイアントスイングのようにして放り投げました!!
コーナーポストにたたきつけられるビッグボディ。
そのダメージは大したことはないのでしょうが、やはりいかに頑丈な体を持っていてもあのギヤに呑み込まれた右足のダメージは甚大と言わざるを得ません。
すぐには立ち上がることのできないビッグボディに向かったギヤマスターは猛然とダッシュしていき……全身でかちあげてビッグボディの体を宙に舞いあげたのです!!
そしてギヤマスターはさらにジャンピングヘッドバッドを何回も繰り出し、ビッグボディの体を空高く舞い上げて行くではありませんか!
kn3
……会場にいたものはみな、あの光景を思い出します。
ビッグボディがなすすべなくやられてしまった、あの技……
マッスルリベンジャーがさく裂した、あの光景を!!



と言うわけで、ビッグボディVSギヤマスターが白熱する今巻。
最近のシリーズでは、今までスポットライトがあまり当たらなかった超人が活躍する様子を描かれているゆで先生ですが……シビアなところはシビアなのが恐ろしいところ。
実際2軍正義超人の戦績は、まあねえ……と言う結果でしたし、悪魔超人たちも初回登場からいまいち感のあったミスターカーメンはあのザマでございました。
つまりビッグボディも……と言う不安はどうしても過ってしまいます!!
ですが少なくとも、見せ場だけは作ってくれるのがこのシリーズのゆで先生!!
これから後もビッグボディはその力を見せてくれますし、この戦いのクライマックスは間違いなく厚くなれる名シーンとなっていますよ!!

さらにそんなビッグボディの奮闘とともに、前巻から戦っているマリポーサVSヘイルマンの決着、ゼブラVSマリキータマン戦の立ち上がりと言った見逃せない内容が詰め込まれております!
ビッグボディばかりが取り沙汰されておりますが、実はこの二人も白星ゼロだったりするキャラ。
果たしてその戦いの結末はどうなるのか……!?
そちらも必見と言わざるを得ません!!


……個人的にはビッグボディ以下の扱いな気がする、ソルジャー(本物)も出してあげてほしいんですけど……どうなんでしょう!?




今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!