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今回紹介いたしますのはこちら。

「地獄先生ぬ~べ~NEO」第17巻 原作・真倉翔先生 漫画・岡野剛先生 

集英社さんのJCグランドジャンプより刊行です。


さて、鬼天帝の再降臨が間近に迫る中、最終決戦に向けてゆきめたちはそれぞれ準備を進めておりました。
ですがそんな時、ぬ~べ~は地獄人の策略によって囚われの身となってしまうのです。
窮地に立たされたぬ~べ~、果たして鬼天帝の降臨を防ぎ、ヴィムクの野望を挫くことは出来るのでしょうか?
最終決戦の幕は今まさに開かれようとしています!!



まさかのあのキャラクターの登場などもあり、ギリギリのところで脱出に成功したぬ~べ~。
ゆきめやカルラも様々な手を尽くし、鬼天帝の降臨を阻止しようと奮闘。
……したのですが、ギリギリのところでその降臨を防ぐことができませんでした。
一同が固唾をのんで視線を集中させるそこから、姿を現す鬼天帝。
その姿は
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まるで巨大な土偶のような姿でした。
その姿を見た、ヴィムクに心酔する何も知らない一般人は、なんだかかっこ悪いと拍子抜け。
ですが地獄人のジルドとブラドは、血相を変えて鬼天帝に駆け寄り、跪いて歓迎の言葉を投げかけるのです。
すると鬼天帝は二人の方を振り返り、ゆっくりと近づいていくのですが……
どうしたことでしょう、足元に転がる瓦礫に躓き、客席の方へと倒れこんでしまうのです!!
いきなりの出来事に怯え、パニックになる一般人たち。
すると今度は鬼天帝、そのパニックになった一般人たちの方に向き直り……また、そちらの方向の客席に倒れこむのです!!
一体これはどう言う事なのか。
なんだか、音に反応してそちらの方に向かっているだけ、に見えます。
まるで意思のない人形のようだ、とつぶやきますと……その通りだ、と肯定する声がしてきます。
その人物は、絶鬼。
先日の戦いが重傷を負っていたはずの彼、体調は回復したのしょうか……?
そんなぬ~べ~たちの心配をよそに、絶鬼は依然鬼天帝と戦った時に分かったこと、と言う事を教えてくれました。
地獄人やぬ~べ~が鬼天帝と呼ぶあれにあるのは、ただただ強大な力だけ。
強大な力だけを持つ、魂のない抜け殻なのだ、と!!
ブラドとジルドはそんなはずはない、鬼天帝は我らを導く王だ、と反論するのですが、絶鬼はそんな彼らにこう答えます。
じゃあ聞いてみなよ、この茶番の全てを立案し計画した張本人、真の黒幕に!!
絶鬼が指さしたのは……ラミアです!!
ラミアはそこで、もうここまで来れば大丈夫だと確信したのでしょう、本当の目的を明かすのでした。

鬼天帝は太古の昔、羅刹と呼ばれる知性とパワーを兼ね備えた最強の鬼でした。
ですがあまりに強すぎ、暴れすぎたため、他の鬼たち全員が結託してその力を封印。
結果として羅刹はその意思を失い、今の力だけが残った木偶人形となってしまったのです。
ではなぜそんな制御もできないモノを召喚したのでしょうか?
ラミアの真の目的。
それは……力だけの存在となった鬼天帝の中に入って融合し、自らがその頭脳となること!!
ラミア自身が鬼天帝となる、と言うものだったのです!!
ラミアはエリの体から抜け出て本来の姿へ。
そしてそのまま、まっすぐと鬼天帝の中へと飛び込んでいき……!!
とっさにそれを阻止しようと動くぬ~べ~達でしたが、紙一重の差で間に合わず……
とうとう誕生してしまうのです。
ラミアの頭脳を持ち、鬼天帝の力を持つ
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真・鬼天帝が!!
自分たちをだましていたことに怒り狂うブラドは、ラミアに攻撃を仕掛けようと構えます。
ジルドはその行為が無謀である事を悟り、止めようと説得、そしてラミアに従おうと持ち掛けるのですが……
ラミアは容赦なく、二人の首をはねてしまうのです!!
ラミアにとってジルドとブラドはこの目的を達するまでのコマにすぎなかった……
情け容赦のないラミアの恐ろしさが垣間見えるのですが、そこで彼女の口から思いもよらない言葉が発されるのです!!
なあ人間、もうやめないか。
この体に入ってわかったんだ、圧倒的な力過ぎて、どんな相手と戦ってもつまらないと。
……ラミアはもう、ぬ~べ~達に対する興味を失ったようです。
ですが……この体を手に入れると言う目的の先にあるもう一つの目的、人間界を滅ぼすと言う目的を諦める気は全くないようです。
だとすれば……ぬ~べ~達の返答は一つ。
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この地上は、俺たちが守る!!
ぬ~べ~、ゆきめ、カルラ、絶鬼。
かつて敵として命をかけて戦ったこともある仲間とともに、ぬ~べ~はラミアに立ち向かうのです!!!

……が。
あまりにもラミアの力は強大過ぎました。
絶鬼によれば、意思を持ったことで純粋な力に関しては合体前より落ちているとのこと。
なのですが、それでもなおその力は四人を合わせた力を圧倒的に上回っているのです。
ほとんどなすすべなく、地面に這いつくばることとなる四人……
このまま地上はラミアの軍門に降るほかないのでしょうか?
さすがのぬ~べ~も覚悟を決めつつあったその時のことです。
最強の援軍……
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覇鬼と眠鬼が、地獄から駆けつけてくれたのは!!!!



と言うわけで、「NEO」完結となる今巻。
今巻丸々使って鬼天帝とヴィムクにまつわる戦いに決着がつくこととなります。
ぬ~べ~達に覇鬼と眠鬼という最強の仲間が加わり、一気に反撃……と行きたいところですが、そううまくは事が運びません。
ラミアは鬼天帝の体に徐々に慣れていき、この後さらにその力を増加させていくのです!!
歴代最強の敵と言ってもいいこの鬼天帝を相手に、ぬ~べ~たちはどうするのか。
この後もさらに二転三転するラストバトルから目が離せませんよ!!

今巻で「NEO」は終わりとなるのですが、既にぬ~べ~シリーズ最新作となる「S」が最強ジャンプで連載中。
今までは最強ジャンプ版とグランドジャンプ版が混載されていた「NEO」でしたが、その紙面の都合上最強ジャンプの方は、ヴィムクがらみの要素を排除した生徒たち中心の一話完結のお話が多くなっておりました。
その流れを汲んだ「S」ではおそらく、そのまま一話完結メインのお話となっていくのでしょう。
……とはいえ、今巻のうちに次のシリーズの布石となりそうな要素も顔を見せています。
無印「ぬ~べ~」の人気キャラがなぜこの戦いに参戦しなかったのか?
そのあたりを明かすお話が展開していきそうなのですが……
ひょっとするとこちらは、「NEO」完結の後に「いずな」の新シリーズを開始して、そちらの方で進めていく、と言う事もありえそう。
どちらにせよ、これからも広がっていく「ぬ~べ~」シリーズに注目せざるを得ませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!