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今回紹介いたしますのはこちら。

「デスタメント -真・女神転生 DSJ Another Report-」第2巻 カノウヤスオ先生 

秋田書店さんのヤングチャンピオン烈コミックスより刊行です。


さて、人類の存亡をかけて乗り込んだシュバルツバースで、いきなり絶体絶命のピンチに陥ってしまったギガンティック号のクルーたち。
複数の「悪魔」と呼ばれる怪物の襲撃に加え、超巨大悪魔、ウェンディゴの脅威にさらされたジンたちですが、そんな中でヴィーヴルと名乗る悪魔が、自分と協力しないかと持ち掛けてきて……!?



あまりに得体のしれない「悪魔」との協力は、やはり船内で賛否両論となりました。
自分達の仲間の大勢を殺した怨敵でもあるのですから、否定の声が出るのは無理からぬことでしょう。
ですがジンは、この謎が多すぎるシュバルツバースの情報を手に入れる為、人知を大きく超えた悪魔に対抗する為、そして可能性を自ら閉ざしてしまわないため、協力関係を結ぶべきだと言うスタンスにたちました。
結局、大怪我をしてしばらくはうごくことすらできないと思われていた、艦長のゼナがまさかの復帰を果たし、悪魔と協力すると言う鶴の一声を上げて方向は決定するのです。

ジンたちは、一度は逃げることのできたウェンディゴの縄張りに戻ってきていました。
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ここにやってきたのは……調査のためです。
とはいえ、その調査の先に待っているのは、あまりにも巨大すぎるウェンディゴとの戦いなのは間違いありません。
ヴィーヴルによれば、陣達が迷い込んだこの地、「嘆きの胎」では、悪魔を含める亞たゆル生命体が徐々にその生体エネルギーを奪われていってしまうとのこと。
生体エネルギーを奪いきられてしまうと、悪魔は石化してしまいます。
人間はどうなるかわかりませんが、おそらく無事ではいられないはず。
できうる限りこの嘆きの胎を抜け出さなければならないのですが、その為に必要なのが「カギ」だと言うのです。
牢獄のようなこの世界ですが、かつてはこの世界と、シュバルツバース内のいくつかに別れたエリアを自由に行き来できる能力を持った大悪魔もいたと言います。
その大悪魔……今はウェンディゴの腹の中。
嘆きの胎で狂暴化したウェンディゴは日々悪魔をくらい続け、力と体を巨大化。
そしてついには大悪魔、その能力ごとくらってしまった……!
ウェンディゴの体内で結晶になっているはずのその能力……カギ、を手に入れ、別のエリアに移動。
そこからさらにシュバルツバースの調査を進めていく、と言う方法しか当面の仁たちにできることはなさそうなのです。

ウェンディゴの中にカギが本当に存在しているのかの調査を行い、戦うにしても無駄な戦いにはしないこと。
その調査とともにもう一つ調べていたのが、別のエリアと行き来するための「道」がどこにあるのか、です。
そちらは艦内に残っていたクルーが調査し、すぐに「道」と思しき量子トンネルを発見しました。
カギが見つかればおそらくこのトンネルを通ってこのエリアから脱出できそう……と言う事は予測できましたが、ここでまた一つ困難な事実が明らかになってしまいました。
それは……この量子トンネルが、少しずつ小さくなっている、と言うこと!!
おそらく
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数日中にこのトンネルは消えてなくなる。
それは石化するまでかと思われていたタイムリミットが、もっとずっと短い事を告げるものとなるのでした……

残された時間がわずかであることも知らず、ウェンディゴの調査に向かうジンたち。
そんな彼らの前に、ウェンディゴの「食べ残し」が見つかります。
息も絶え絶えな、白い獅子のような悪魔……
ヴィーヴルはこの世界は弱肉強食だ、と冷たい視線を送るだけ。
仲間たちも、念のため殺しておこう、と提案します。
ですがジンだけは、その悪魔がか細い声でこう呟いていることに気が付くのです。
タスケテ、と。
ジンは迷わず応急手当てを施しました。
死にぞこないの悪魔なんて助けて何の得になる?
ヴィーヴルはそう問いかけてきますが、陣は損得で動いているわけではないのです。
そんな面倒なこと考えちゃいないさ。
人だろうと悪魔だろうと関係ない。
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助けを求めているやつを見殺しにはできねぇだけだ。
ジンだけに任せて時間を浪費するよりも、手分けして手当てして早く終わらせることを選んだ仲間たち。
手早く応急処置を済ませ、ジンはその悪魔にこう言い残し、調査に戻ります。
それじゃあ後は自力で何とかしてくれ。
まぁここで人に会うなんてことはまずないだろうが
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もしお前も困っている人間に遭遇したら助けてやってくれ。



と言うわけで、ウェンディゴとの決戦に挑むことになったジンたち。
タイムリミットは残りわずか、全く予断を許さない状況になってしまいました。
その中で救いだした一匹の悪魔。
果たしてこの救出は、ジンたちに何をもたらすのか?
情けは人の為ならずと言いますが、なにせ相手は悪魔。
ひょっとすると寝首を掻かれるような事態も考えられるかもしれません。
そしてそれはこの獅子のような悪魔、ケルベロスだけの不安ではなく……!?

この後物語はさらなる急展開を迎えます。
ウェンディゴとの戦いが繰り広げられるわけですが、待っているのはまさかの展開ばかり!
巨大すぎるウェンディゴと、どのようにして戦うのか?
あの人物のまさかの行動とは!?
そして、またも本作の鍵を握りそうな新たな悪魔が登場し……!!
ますます苛烈なものとなっていくシュバルツバースの探索、さらに女神転生ファンが楽しめる要素を盛り込みながら続いていくようです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!