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今回紹介いたしますのはこちら。

「五等分の花嫁」第8巻 春場ねぎ先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、五つ子たちの頑張りで見事赤点を回避した前巻。
これで大手を振って今まで通りの生活をできる……と思われたとき、とんでもない出来事が巻き起こってしまいます!
それは、今まで五つ子の中で一二を争うほど風太郎を嫌っていたと思われていた二乃が……風太郎に好きだ、と告白するという驚きのモノで……!!



風太郎は、待ち合わせ場所のファミレスにやって来ます。
待ちわびていた四葉はすぐ風太郎と、その後について入ってきた二乃に手を振ってきました。
ですがその後ろについてきている二乃の表情はものすごいことになっています。
言っちゃった!
こいつが好きだなんてどうしちゃったの私!
初めての告白なのに、なんで突然言っちゃったんだろ。
あーどうしよう!!
自分が自分でわからない二乃の頭の中はもうぐちゃぐちゃ。
ですが何よりもそんな中で
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風太郎があまりにも無反応なことが気になっているようです!
やむなく二乃は改めてそのことを話題に出そうとするものの、タイミング悪く風太郎はお店の手伝いにすぐ入ることとなってしまい、話をすることができ麻円でした。
とりあえず二乃も、また仕切り直すことにするのですが……

ジュースとケーキで乾杯する五つ子たち。
今は経済状況がひっ迫している彼女達ですが、今まで取ったことのないレベルの高得点(彼女たち基準ですが!)を取った嬉しさと、店長の行為でご馳走してくれると言う事で、遠慮なく盛り上がれます!
それにしても五つ子たち、注文しているモノは全部バラバラ。
見た目こそそっくりな五人ですが、好みや才能はまるで違うことを表しているようです。
と、その時、三玖が急に自分のケーキを一口四葉に差し出してきました。
現代文の問題、四葉の予想がドンピシャで助かった、そのお礼。
美玖がそう言うと、他の三人もあれは助かった、じゃあ私も、とそれぞれケーキを差し出してきまして……
戸惑いながらも、せっかくだからといただく四葉。
にっこりと笑い、美味しいね、とほほ笑むのですが、それなら自分も皆に助けてもらったからお返ししないと、と言いだします。
確かにそれもそうですが、それを言うなら全員が全員誰かを助けて、誰かに助けられています。
それならばと少しずつシェアをして楽しもう、と言う事になるのですが……
この試験もそうやってみんなで助け合って、分け合って突破できたんだ。
ケーキの分け方もまた、そんな五つ子らしい結論にたどり着くのです。

……ですが、そんないつも仲良しなはずの五つ子の関係も少しずつ変わりつつあるのです。
一花にケーキを一口差し出したのは……三玖。
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ありがとう、それにおめでとう。
次は負けない。
そう言う三玖の心中、複雑なのは間違いないでしょう。
今回のテストで一番の成績を取ったら、風太郎に告白する。
そう宣言した相手でもある一花が、五つ子の中で一番の成績を取ったのですから。
風太郎への思いは一花も抱えているわけで……それが目的なのだとは言い切れませんが、風太郎と美玖との関係を進ませないために一花が頑張ったのではないか……という想像も働いてしまうのです。
そんな負い目もあるのか一花もまた複雑そうな顔で頷くのです。

変わっていくのはその二人だけではありません。
五月は、いつの間にか自分のなりたいものを見つけていました。
それは、学校の先生。
人に教えられてやっとな五月が子供たちに勉強を教えるなんて……と、笑われるかもしれないと思っていたであろう五月。
ですが五つ子たちは、みんなこぞってぴったりだと言ってくれるではありませんか!
五月の授業はわかりやすかったからいいと思う、と笑顔の四人。
これで五月は大学に進学する、と言う明確な行く先を決めることになったわけです。
ですがそれは当然親の力なくしては実現は難しいもの。
お父さんとの関係はどうするべきか、とまた不安が持ち上がってくるわけですが、そのあたりは一応二乃が話をしてきています。
良い反応はもらえなかったわ。
今はまだ甘えさせてもらってるけど、いつかけじめをつかないといけない日が来るはずだわ。
そんな来るべき決着の時は……まだ五つ子たちにはピンと来ていない様子。
それよりも、マンションに行くまでの往復に風太郎がバイクにのせてくれた、と言う事の方が興味を引くのです。
想像できない、イメージと違う、かっこいい。
それぞれ思い思いの感想を口にする一同ですが……二乃はだから調子がくるって、あんなこと言っちゃったのよ、と呟いて……

「あんなこと」について皆に追及されそうになったため、あわてて店長にお礼を言ってくる、と席をたった二乃。
ですが厨房に入っていきますと、ちょうど店長が席を外したところでした。
そこで二乃は……意を決して、風太郎に告げるのです。
やっぱり、バイクで言ったこと忘れてちょうだい。
困らせちゃうのも当然だわ、突然すぎたものね。
……そんな悩んだ末の二乃の言葉に対し、風太郎は……なんのこと?というしょっぱい返事をしてくるのです!!
なんと移動しているバイク上だったため、風の音なんかで聞こえなかった、というラブコメらしい落ちだったのです!!
そうことを知った二乃、何でもないわと慌てて退散。
なんだ、聞こえて無かったんだ、そもそもアイツにとって私たちは恋愛対象外、三玖のバレンタインにだって気付かないくらいだし、聞かれなくてむしろ良かったわ!!

二乃が立ち去った後、わけもわからないまま片づけを進めていますと、誰かがやってきた気配を感じる風太郎。
店長だと思って振り返った風太郎ですが、そこにいたのは
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あんたを好きって言ったのよ、と今度こそしっかりと告白を死に戻ってきた二乃だったのです!!!!
まさかすぎる急展開……!!
返事なんて求めてないわ、対象外なら無理にでも意識させてやるわ。
あんたみたいな男でも好きになる女子が地球上に一人くらいいるって言ったわよね。
それが私よ、残念だったわね。
顔を真っ赤にしながら、そう一気に言い放つ二乃……!!
風太郎も二乃自身も驚いてしまうその行動ですが……
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トイレに行くため席を立っていた一花まで、その衝撃の告白を聞いてしまっていて……!?



と言うわけで、思いもよらない展開になってきた今巻。
こう言ったラブコメでは、告白はたいていスルーされるもの。
聞こえていなかったとか、聞き間違えたとかでその場がとりあえず収まり、ヒロイン鳴主人公鳴は次こそと日を改める……
そんなラブコメのセオリーをぶっちぎり、いきなり告白させてしまうとはだれが思ったでしょうか!?
既に美玖や一花が風太郎に思いを寄せているわけですが、風太郎からすれば自分に好意を向けていることがわかった初めての相手である二乃。
これはかなり他のメンバーに比べて前進したと言わざるを得ないでしょう……!!

そんな波瀾が巻き起こる中、物語は次なるシリーズへ。
風太郎はとあることがきっかけで家族と旅行に行くことになるのですが、そこでお約束のごとく五つ子と会ってしまいます。
ですがそこにいたのは五つ子だけではなく……!?
こちらでも大きく物語が動きそうなイベントが用意されておりまして、人気の高いあのキャラのあんなシーンも登場!!
今巻も今後も見逃せない内容となっているのです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!