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今回紹介いたしますのはこちら。

「ラストギアス」第2巻 高橋脩先生 

角川書店さんの角川コミックス・エースより刊行です。


さて、悪魔ゼパルに呪いをかけられ、そのみだらな欲望を押さえることができなくなってしまう立夏。
彼女の幼馴染で、密かに思いを寄せていた草太はその欲望のはけ口となることになるのですが、二人が結ばれて終わり、とならないのがやはり悪魔の呪いたるゆえんと言うところでしょうか。
草太が「一番愛している人物」と行為に及ぶと、その命を落としてしまう……
はたして二人はこの悪魔の呪いを解く方法を見つけることができるのでしょうか……?



不幸中の幸いと言ったところでしょうか、草太と立夏は正式に付き合うことになりました。
とはいってもやっていることは
一緒に登下校したり、お弁当を食べたり……と、今までとあまり変わっていません。
ですが付き合っている、と公言したことにより、友人たち……特に風紀委員を務める雨水真琴が二人を見る目が若干変わった、程度の変化はありました。
……いや、実際はそれだけではありません。
授業前に離れ離れになるその前に、立夏は草太の耳元で囁くのです。
昼休み屋上で……いい?と。

何度か立夏の欲望をおさえる経験を積むことで、あることに気が付くことができました。
それは……草太が達した時に発射する「アレ」を飲むことで、ある程度……数日ほどは、「どうしても我慢できない」と言う状態を回避できる、と言うことに。
こうして今日、学校の屋上で、他の生徒たちの目を盗んでアレを飲ませている草太。
実際その効力はてきめんと言えるのでしょうが、数日間我慢できる、と言っても我慢する必要がないならないで立夏的には嬉しいところ。
そんなわけで結局、毎日のように立夏はあれを口にするのです。

こんな毎日が続いてはいますが、とりあえず今は呪いを解く方法に心当たりすらないわけで。
もう一度ゼパルに会うことができればそれが一番いいのでしょうが……
とりあえずしばらくは今のままでもいいかな、などと草太は考えるのです。
立夏の方も、ゼパルに会いたくてもおそらくあちらの方から望まない限り会えない、気がするとのこと。
あの呪いの元となった本を調べてみようとも思ったそうですが、調べてもほとんどその内容はわかりません。
本全体が暗号化されているのかも知れない、とのことで、やはりのを異を解く手立てはみつからないのです。
しかも立夏の方も、この呪いのおかげで草太に想いを伝えられて、正式に付き合うことができた、と言う嬉しい面もありましたし……今すぐこの呪いをどうこうしたい、とは考えていないと言います。
その彼女の言葉を聞き、自分と同じ考えだと知った草太は、さらに安堵するのですが……

二人は成績が振るわなかった草太のために、図書館で勉強することになりました。
自宅で二人きりになると勉強どころではなくなってしまうだろうから、と言う事で、衆目のある図書室ならある程度そう言う行為も抑えられるだろう、と考えたわけです。
が、やはり二人きりで隣に座っていますと、だんだん気持ちも高ぶって来てしまい……
手と手が少し触れ合っただけでその興奮は抑えきれないレベルになるのです!!
人目がないことを確認し、本棚と本棚の間、目につきづらい場所に移動して二人は口づけをかわします。
気持ちいい、ずっとこうしていたい。
興奮してしまっていたからか……すぐそこに
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真琴が来ていることに気が付かず……!!
すぐに彼女が立ち去ってしまったため、立夏は真琴に見られてしまったことに気が付きませんでしたが、草太はばっちり目が合ってしまい……!
よりによって彼女に見られるなんて、と冷や汗をかくのです。

翌日、真琴は学校を休みました。
ふたりの行為を見たことが原因かどうかは草太の知るところではありませんが、ともかくあんなところを見られて……どんな顔をして彼女に会えばいいのかと悩んでいた彼にとっては一安心と言ったところ。
そんなことも知らない立夏は彼女のことを心配し、お見舞いに行きたいけど伊江も知らないし、となやんでおります。
草太はまだ一日休んだだけだし、明日以降も休むようだったら誰かに住所を聞いてみよう、とアドバイス。
そのおかげで立夏は元気を取り戻し、今日も草太の家に行って夕飯を作ってあげ……たいところなものの、今日は草太の家に母親がいる日。
行く理由もないですし、そんな状況でアレコレするわけにもいきませんし……
うなだれる立夏に、草太はお前は人の事を気にしすぎだから、たまにはゆっくりしろって、と頭をポンとやって元気づけるのでした。

家に帰ってみると……何と言う事でしょう、草太の部屋で
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真琴が待っているではありませんか。
お母さんは、買い物に行ってくるけど変なことするんじゃないわよ、と茶化しつつ家を出て行きました。
しかし彼女は何故いきなり家を訪ねてきたのでしょうか?
立夏が心配してたけど何でおれの家に来たんだ、と尋ねる草太なのですが、真琴は立夏の事はいいじゃない、あなたに見てもらいたいものがあるの、と言いだし……
一冊の本を取り出すのです。
それは明らかに……
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あの、ゼパルの呪いの本!!
その本は立夏が持っているはず。
立夏から借りたのか、その本が何かを真琴は知っているのか?
そう尋ねる草太の口は
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真琴の唇によって封じられてしまいました!!
すかさず突き放す草太ですが……真琴は言うのです。
もっと激しくキスして、昨日立夏としてたよりもっと。
私として、高槻くん。
……その目は、いつもの彼女の目ではありません。
そう、その目は……立夏が呪いによってその欲望を暴走させたその目と同じもので……!!



と言うわけで、真琴まで呪いに侵食されてしまった今巻。
二人の良き友人だったはずの真琴ですが、彼女の中には草太に対してのほのかな、確かな恋心が揺蕩っていたのでしょう。
そこをゼパルに付け込まれたと言うわけです。
彼女を抑えるには、彼女をいったん満足させる以外に方法はありません。
ですがそれは、立夏に対しての裏切りともとれる行為なわけで……!
草太は迫ってくる真琴をどう扱うのか?
風紀を守る委員長だったはずの真琴は、自らの欲望を律することができるのか?
そして立夏は真琴の呪いに気が付くのか……?
まさかの三角関係の予感漂う新展開からも目が離せません!!
そして真琴のアプローチが繰り広げられていく今巻の最後には、さらに混乱が増していく予感のするとんでもない展開が……!!
草太たちの苦しむ顔こそが自らの望むものだと笑うゼパルが、一層満足することになりそうな今後の展開も注目せざるを得ませんよ!!

そんなお話の展開嬢、前巻同様今巻もサービスシーンたっぷり!!
立夏とのサービスシーンとは少し毛色の違う真琴とのサービスシーン、エロス要素を求めている読者の皆様も満足間違いなしの内容となっております!!
混迷していくお話ともに、こちらもバッチリ楽しめることでしょう……!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!