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今回紹介いたしますのはこちら。

「鬼滅の刃」第15巻 吾峠呼世晴先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。



さて、刀鍛冶の里での戦いが大詰めを迎えていました。
上弦の肆・半天狗は本体が逃げ回りながら、分身が戦うという姑息ながら強力な戦法を取り、炭治郎たちは苦戦を強いられます。
柱である蜜璃が半天狗の分身の中で最大の力を持つ「憎」との戦いで踏ん張っている間に、炭治郎は玄弥と禰豆子とで本体の首を切らなければなりません。
逃げ回るうえ、並の鬼殺隊では首を切り落とせない耐久力を持つ半天狗。
はたして炭治郎はその首を落とすことができるのでしょうか!?



蜜璃が相手をしている憎の分身は、絶大な力を持っています。
蜜璃のテクニックとフィジカルで何とか持ちこたえてはいますが、このままではそう遠くないうちにやられてしまう事でしょう。
一刻も早く本体の首を切らなければならないのですが、術数センチしかないであろう小さな体でありながら、全力で追いかける炭治郎たちに引けを取らないスピードを持つ半天狗に、追いつく事すらままならないのです。
あまりにいらだった玄弥は、いい加減死んどけ、空気を読め、とむちゃくちゃなことを言いながら、その怪力を発揮。
木々を力任せに引き抜き、半天狗に向かって投擲したのです!!
恐らく直撃しても大したダメージにはならないでしょうが、ダメージを与えることよりも、逃げ道をふさぐことの方が重要です。
半天狗を囲むように地面に突き立った木々、半天狗はその気に阻まれて一瞬立ち止まるのですが、すかさずそこに禰豆子が飛びかかりました!
鬼の力を存分に生かした破壊力満点のこぶしを振るう禰豆子!
ところがその拳はあえなく空を切ってしまうのです。
半天狗、追いついたと思った直後にはまたもすさまじい速さでその場から逃げ出していたのでした。

このままで追いつけないまま時間ばかりを浪費させられてしまいます。
とにかく、蜜璃が粘っているうちに半天狗を倒さなければならない……
炭治郎は必死に追いかけるのですが、戦いの最中に左足に追ったダメージが響き、スピードが乗らないのです。
しかしその時、善逸とした何気ない話を思い出しました。
雷の呼吸は、一番足に意識を集中させる。
自分の体の寸法や筋肉の一つ一つの形は案外把握できていないが。それを全て認識してこそ「本物の全集中」だ、と師匠が言っていた。
炭治郎はその言葉を反芻し、筋肉の繊維から血管の一本まで空気をめぐらせ、力を足だけに溜めるイメージを膨らませ……
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まるで善逸のように、雷のような急加速を見せるのです!!
あっという間に半天狗に追いついた炭治郎。
半天狗の首に刀を振り下ろすものの、一刀両断とはいきません。
食い込んだ刀にさらに力を籠め、力任せに首を立とうとするのですが……半天狗はそこで、

お前はわしがかわいそうだとは思わんのか、と叫びながら、体を巨大化させたのです!!
弱い者いじめをするな、と叫びながら炭治郎の体をつかみあげ、体を砕こうとする半天狗!!
そこに玄弥が駆けつけてなんとか炭治郎が致命傷を負わないようにサポート。
そしてそこに禰豆子もやってきて、半天狗に炎を放ったのです!!
たまらず逃げ出す半天狗、首に炭治郎の刀をくいこませたまま、がけから落下します。
それでもなお生き延びている半天狗ですが、蜜璃と戦っている分身が力をかなり使っているため、半天狗本体の体が回復しないようです。
人間の血肉を食って回復しようともくろむ半天狗……行く手に刀鍛冶の里の民を見つけます。
早速捕食しようと駆け出しますが、そこに炭治郎も崖を転がり落ちるように降り、ボロボロになりながら追いすがるのです!
逃がさないぞ、地獄の果てまで逃げても追いかけて、頸を切るからな!!
もう一度、あのダッシュをしようと力をため始めた炭治郎……と、その目の前に
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一振りの刀が突き刺さるのです!!
その刀は、あの鋼鐵塚が必死に研いでいたあの刀でした!!
まだ研ぎ終わってはいないようですが、無一郎が今こそ必要になると察知し、強引に入手!
そしてこの最高のタイミングで渡してくれたのです!!
刀を手にした炭治郎は、再び一気に加速し……
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半天狗の首を切り落としたのでした!!

とうとう半天狗の首を切り落とした炭治郎。
ですが、ここで落ち着くことはできません。
間もなく夜明け。
その朝の光を浴びれば、鬼は跡形もなく焼けてなくなってしまいます。
だというのに、禰豆子は炭治郎を助けようと、何の遮蔽物もないこの場所に駆けつけてきて……!?
戦いのダメージで声の出ない炭治郎は、すぐさま禰豆子のもとに駆け寄り、日の光の当たらない場所に逃がそうとしました。
ですが……禰豆子がここにやって来たのは、炭治郎のみを案じたからだけではなかったのです。
首を切り落とされればいくら上弦の鬼でも生きてはいられないはず。
だというのに、半天狗は首のない状態で、刀鍛冶の里の民を食おうと襲いかかっていたのです!!
切り落とした半天狗の首、その舌に刻まれた文字は「恨」。
半天狗本体の下には、「怯」の字が刻まれていたはず……!!
まだ半天狗は生きている。
すぐに駆けつけて助けなければ、里の民は食い殺され、さらに半天狗は力を取りをもどしてしまうでしょう。
ですが……炭治郎がそちらに向かえば、差し始めた日の光に焼かれ、禰豆子が死んでしまう……!!
玄弥や無一郎はまだ遠く、崖の上にいます。
助けは間に合いません。
禰豆子を安全な場所に移したり、抱えたまま追いかければ、間に合わずに里の民は殺されてしまうでしょう。
里の民を助けるために半天狗を全力で追いかければ……禰豆子は間違いなく日の光を全身に浴び得てしまいます。
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禰豆子か、里の民か。
選ぶことなどできない二者択一を迫られた炭治郎……
はたしてこの戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか!?



というわけで、思いがけない状況に追いやられてしまった炭治郎。
誰よりも大事にしてきた禰豆子。
鬼殺隊として、見殺しになどできるはずがない罪もない人々。
この選択に、炭治郎は戸惑うのですが……!?
驚愕の展開が待っていた刀鍛冶の里編でしたが、クライマックスもまた予想外の展開が待っておりました。
そしてこの後の決着もまた、だれもが予想できなかったとんでもない決着となっています!!
選ぶことのできない選択を強いられた炭治郎はどうするのか?
日光に焼かれる禰豆子はどうなるのか!?
半天狗を倒すことはできるのか……!!
おもいもよらない展開の待つ最終局面、必見です!!

そして物語は新展開へ!!
この刀鍛冶の里編で迎えた結末を受け、物語は一気にその様相を変えていきます。
その新たな局面に供え、炭治郎たちは再び特訓の日々へ!!
今度は「柱」直々に訓練をつけてもらえることとなるのですが……
柱も曲者揃い、一筋縄ではいきません!!
更に玄弥と不死川と言った因縁のあるキャラクター同士の関係や、柱たちが無惨と戦うために必要になるあるものなど、炭治郎たち以外の物語も着々と進んでいき……!!
激闘の後に待つ新たな激動の予感!!
今後の展開からも目が離せませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!