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今回紹介いたしますのはこちら。

「アビスレイジ」第3巻 成田成哲先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、復讐のため孤島の監獄に自ら収監された盲目の武道家・忍。
師の仇を討つため、愛する美琴を救いだすため、監獄の主と化している怨敵、真神を狙うのです。
ですが監獄内では囚人たちに殺し合いをさせる異様な環境となっていて……



強敵との戦いを辛くも潜り抜け、そして協力者燃えることに成功した忍。
上々の成果を手にしたその日、殺し合いを強いられている時間の終わりを告げるチャイムがほどなく鳴ろうと言う中、自室に急いでいました。
ですがそこに現れたのは、大勢の手下を引き連れた巨漢・淀川。
この監獄内でもトップクラスの強者と言われている淀川、間違いなくその目的は忍です。
ですが淀川はいきなり襲い掛かるようなことはせず、にこやかに自己紹介をしながら忍に挨拶をしてきました。
勿論忍もただ挨拶に来たわけではないことをしっかりとわかっていまして、初めまして、通りたいからどいてもらえる?と、警戒を解かないまま話をする気がないアピールをします。
淀川は、話したかったがそろそろチャイムも近い、致し方なしじゃな、と素直に応じる
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ふりをして、強烈な張り手を見舞ったではありませんか!!
常人が受ければ、即死するかもしれない超重量級の張り手……!
しかしそこは流石忍と言ったところでしょう。
しっかり腕でガードをして、ダメージを防いでいたのです。
腕で防いでいたとはいえ、並の男ならばガードの上からでも十分なダメージを与えることができる淀川の張り手。
その張り手を受け止めたことに、淀川は感心したようです。
そして忍は……攻撃をされてなお、通してほしいんだけど、と自分のスタンスを崩しません!
淀川はと言うと……男なら推し通れ、と真っ向から拒否するのでした!!

淀川の目的は、忍を倒すこと……と言うわけではありません。
監獄の中でトップクラスの実力者である自分と、その大勢の手下。
いかに忍が強かろうと、わずかな時間では絶対に倒しきることのできない勢力の差を見せつけ、時間切れをちらつかせて軍門に降らせようとしているのです。
時間切れになったものは、「人の沼」と呼ばれる地下に落とされ、脱出不可能な千花の暗室に放り込まれてしまうのだとか。
脱出は不可能、食事も与えられず、放り込まれたものは正気を失うか、飢えをしのごうと「先客」の成れの果てを口に運び、それが原因で体調を崩して死ぬ……
どうあがいても、終わり。
そんなものをちらつかされては、忍もここは大人しく従うしかない……と考えるのが、普通の人間です。
ですが忍は、淀川のような人間には従いたくない、とこの状況できっぱりと断ったではありませんか!!
その返答を聞いた淀川は……とうとうこんなことを言い始めてしまうのです。
深淵美琴、じゃったか。
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ワシはここを出ようと思えばいつでも出られるんじゃが、そうなったら一つやりたいことがあるんじゃ。
所長に願い、女を一人抱かせてもらおうかのぉ。
恋人に焦がれながらも違う男に抱かれる女など、最高にそそるわい。
……わかりやすい挑発です。
わかりやすい挑発なのですが、忍はそれを受け流すことができませんでした。
即座に淀川に拳を振るい……溢れ出る殺気とともに、
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後悔させてやると言う言葉をぶつけたのです!!

淀川は部下に指示し、一気に忍を片付けようとします。
ですがその時、まさかの人物がその場に現れるのです!!
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遠藤正男。
淀川と並ぶこの監獄に頂点に立つ囚人の一人で、「一撃必殺」を追い求めひたすら鍛錬を続ける空手家です。
そしてつい先日、忍をギリギリまで追い詰めた強敵……!
残り時間はわずか。
そこに、忍、淀川、遠藤と言う三強のそろい踏み。
ですがここでチャイムが鳴れば、自らの部屋の近い淀川はギリギリ部屋に駆け込むことができるものの、遠藤と忍にそれはできません。
勝ち誇って笑う淀川、それでも引く気は微塵も見せない遠藤と忍!!
果たしてこの絶望の状況を打開する術はあるのでしょうか……!!



と言うわけで、強敵のみならず、この監獄のルールにも苦しめられる今巻。
絶体絶命、かに見えるこの状況ですが、この後予想外の展開が待っていました。
そしてとうとう監獄最大の巨漢である淀川と戦うことになるのです!!
淀川は2メートル200キロを超える巨漢ですが、そのフィジカルはもちろんの事、厳しい角界で磨き上げてきた相撲の技術も侮れません。
絶望的なまでにウェイト差のある忍は、淀川を倒すことができるのでしょうか!?
一瞬の油断も許されない、命懸けの戦いが繰り広げられることとなるのです!!
そんな激闘が繰り広げられた直後、物語はさらなる急展開を迎えます!!
忍の心に燃える復讐心が、さらに真っ赤に燃え上がっていく……
盲目の復讐鬼の繰り広げる戦い。
その特殊ながら、普通の格闘かの戦いの上を行く熱戦は今回も圧巻!!
圧巻の戦いとともに、次々巻き起こる驚愕の展開にも注目せざるを得ませんよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!