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今回紹介いたしますのはこちら。

「ホームルーム」第4巻 千代先生 

講談社さんのヤンマガKCより刊行です。


さて、鉄の女・白鳥の猛追を何とかかわすことができた愛田。
ですがひとまず安心……もつかの間、幸子が愛田のとんでもない場面を目撃すると言う事態が巻き起こってしまい!?
一筋縄ではいかないもの同士の歪んだラブストーリー、果たして今巻では……?



夏目ゆあが学校に戻ってきました。
ゆあは、愛田の前任の教師と校内で関係を持とうとしたところを発見され、謹慎処分にされていたのです。
ちなみにその前任教師は解雇されております。
小柄な体を、猫耳と尻尾付きのパーカーで着飾る彼女は、明るい性格で教師からの評判も上々。
なのですが……実は彼女、愛田に恨みを持つ生徒、矢沢のグループと繋がっている危険人物なのです!!

そんなゆあの復帰を翌日に控えた夜。
幸子は自分の部屋でコーヒーを入れていました。
そしてその様子を彼女のベッドの下でじっと見つめている愛田……!
様々な騒動が起きる前の、いつも通りの日常です。
愛田は彼女のコーヒーを入れる音を聞きながら、どんどんと心を安らがせ、興奮を高めていくのです。
ですがそんな安らぎの時に、幸子の自宅を訪ねるインターホンの音が鳴り響きました。
安らぎタイムを邪魔され、心の中で舌打ちする愛田。
幸子がドアを開けますと、そこにいたのは
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なんとゆあだったのです!!
以前矢沢たちは愛田の後をつけ、愛田の自宅を探ったことがありました。
その時の愛田は何も知らず、いつも通りさちこの自宅に入っていって……!!
つまり矢沢たちは幸子の家を愛田の家と思い込んで、ゆあを送り込んだのです!!
ゆあは矢沢たちに「切り込み隊長」などと呼ばれていまして、恐れ知らずの性格を最大限利用してどんどんと遠慮なく相手のフィールドに踏み込んでいく役割を持っているのです。
ゆあも、新任教師が爽やかイケメンと聞いていろいろと楽しみにしていたわけですが……
出てきたのは幸子なわけで。
なぜ先生ではない人物が出てくるのか?
最近学校に行っておらず、もともと目立たない幸子のことが誰だかよくわからないこともあり、ゆあはさっぱり事情が呑み込めないのですが……
ま、いっか!とあっさりそこをスルー!
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おじゃましまーす、と、有希この返答も待たずあっさり中に入っていってしまうのです!!
そして中に入って内装をぐるりと見た後、単刀直入に尋ねます。
で、愛田先生は?
ゆあのことをしらない間は、なぜ彼女が自分を探しているのか、そして幸子の家に探しに来ているのかが理解できません。
そして幸子も彼女のことを良く知らないわけで、そのよく知らない人物がなぜ自分の家に愛田を探しに来たのかがわからないのです。
そんな焦りの様なものを完全に隠しながら、何がですか?元気ですよ?と答える幸子。
勝手に家探しするゆあですが、愛田の住んでいる痕跡などもちろんなく、伊江にある写真などからもここが幸子の家である事がわかるばかり。
ここってあなたの家なの、とゆあは尋ねるものの、幸子は借家ですよ、とちょっとずれた返答。
その返答にちょっとスカされた形になったゆあは、じゃあ今日は来てないってこと?だってデキてんでしょ?と尋ねるのです!!
その質問をされた幸子は……
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妊娠(それ)はこれからです、まず順序を守って……とこれまたピントのずれた返答。
すっかり毒気を抜かれてしまったゆあ、もう帰ろうかな、と漏らしながら、いつも咥えている棒付きキャンディをポケットから取り出しました。
事情がわからない幸子ですが、せっかくの来客なのでお茶を入れますよともてなす姿勢。
あぁ、ありがと、台所に向かう彼女を見送りながら、キャンディの包み紙をはぐのですが……
取り落とし、キャンディがベッドの下に転がっていってしまうのです。
手を伸ばしてそれ拾おうとするゆあ。
屈みこみ、ベッドの下をのぞき込むような姿勢になると……
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そこにいた、ベッドの下の愛田と目が合って……!?



というわけで、夏目ゆあと言うとんでもない爆弾が投入された今巻。
このゆあにもドラマが秘められておりまして、単純な面白半分で愛田を引っ掻き回そうと言う人物ではありません。
そんなゆあですが、こうして予想外にもほどがある出会いを果たし……この状況をどうするのでしょうか!?
下手をすればすべてが終わってしまいかねないこの状況、ここからも一捻りも二捻りもされた展開が待っているのです!!

そして普通のお話なら、今巻はこのゆあを中心にしたゆあ編とでもいうべきストーリーが始まるでしょう。
ですがそう単純に物語が進まないのが本作です!!
この後さらに物語を引っ掻き回す人物が、すでに登場していたキャラクターの中に存在することが判明するのです!!
しかもその人物、一人ではありません!!
その意外な人物たちが早速動き始め、物語もめまぐるしく動いていき……!!
これから先も全く予想できない、驚愕の物語となっていきそうです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!