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今回紹介いたしますのはこちら。

「はじめての虐殺」第2巻 稲光伸二先生 

講談社さんのモーニングKCより刊行です。


さて、男性をロリコン化する恐怖のウイルス、LOウィルスに侵されてしまった寺田。
そんなロリコンたちを容赦なく殺す少女達の集団に寺田も殺されそうになるのですが、寺田はどうやら普通の感染者とは違うようで。
理性のないロリコンに成り下がることもないうえ、相手の動きが止まって見えるほどの超スピードで動けるようになり……!?



レンれんたちがたちの前に現れた、ステージ4と呼ばれるロリコン。
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今までのロリコンは人の姿を残してきていましたが、このステージ4は全身が真っ白な怪物そのものの姿をしています。
そしてそのステージ4は……少女を一人閉じ込め、延々といろいろな服に着替えさせていたのです!!
腐ってもロリコンと言う事でしょうか、とりあえずこのまま刺激しないようにやり過ごせば当面命の危険はなさそうです。
少女を助けたいところではありますが、ステージ4の力は強大。
下手をすればレンたちが殺されてしまことでしょう。
このまま刺激しないよう、じっくり距離を取ろうとするレンとミヅキ……なのですが、ステージ4はレンの姿を見るなりニッコリ。
どうやら彼女のことを気に入ってしまったようで……

その頃、寺田はレンたちの元へと急いでいました。
脳裏によぎるのは、あの時のことばかり。
まるで時間が止まったかのように静止した相手。
さして力を入れずに彼女の体を払おうとしたとき、とんでもない力が発現、まるで交通事故にでもあったかのような衝撃が生まれ、ふっとんでしまったのです。
相手の動きが止まったかのように見える状態で、超パワーによって一方的に攻撃できる。
これこそが自分の能力……
この力を使って、女の子たちを助けるんだ……!!
寺田はそう決意したのです!

現場にいるレンたちは、状況を確認したりするためにイヤホンマイクをつけて、寺田と交信できるようにしています。
そんなイヤホンマイクがステージ4の目に留まり、御着替えの邪魔だとばかりに壊されてしまいました。
その破壊、状況を話していた真っ最中に起きたため、中途半端なところで通信が切られた形になり……実際は本当にただ単純にイヤホンマイクを壊されただけだったのですが……寺田はレンたちが危機に陥ったと勘違い。
義憤にかられ、より一層彼女たちの元へと急ぐのでした!!

寺田は、あの能力を発動する条件はこうだろうと考えていました。
女の子を守りたいという強い気持ち。
そんな気持ちを抱いたその時、あの能力が発動する、と!!
もう僕の前で女の子は傷つけさせない、絶対に!!
そんな意気込みとともに、女の子がいるはずの扉を開ける寺田!!
そこに待っていたのは
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血まみれのカスミだったのでした……!!
その血は彼女のものではなく、傍らに倒れている「ステージ3」のロリコンの血液です。
なんでもステージ3は、胎内に血液が残っている限り自動的に動き続けるのだとか。
その退治のために、とにかく刃物をつきたてて血液を流し……こうなったと言う事のようです。

返り血で真っ赤になってステージ3を片付けたカスミは、そのままここを後にしようとします。
レンたちを助けに行かなくていいのかと尋ねると、自分たちではどうにもならない、と冷めた目で答えるのです。
しかし今の寺田に、レン達を見捨てると言う選択肢はありません。
冷たいのは、ロリコンにだけだと思ってた。
君は車に戻ってろ、僕は二人を助けてから行く。
そう言って、寺田は一人レンたちを助けに向かうのでした。
だから言っても無駄だって。
そんなカスミの言葉も聞かずに。

レンとミヅキは、仲良く御着替えを楽しんでいる……風をよそおってます。
とにかく今は大人しくステージ4の言うことを聞いて、彼を満足させようとしているのです。
まだステージ4の欲望は満たされず、御着替え会は続く……かと思われたその時!
寺田が乗り込んできて、ステージ4の脳天を叩いたのです!!
今のうちに逃げろ、と二人に叫ぶ寺田。
ところが二人はレンたちは感謝するどころか、なんで来たのよ馬鹿、せっかくの我慢が台無しじゃない、早く逃げてと口にするのです。
ステージ4は……怒りのこもった目で寺田をにらみつけます。
こいつ、男相手には容赦しないよ!
そうレンが言った瞬間に、ステージ4はすさまじい威力のストレートを放ってきました!!
その時……寺田の目には、そのストレートがゆっくりと迫ってくるように見えて……!
動きが止まって見える!
女の子を守りたい気持ちと僕自身の危機、この条件が揃えば僕は
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超人に……
気が付けばめり込んでいるステージ4の拳。
そのまま寺田はぶっ飛ばされ、窓から外へふっとんで落下してしまうのでした。
今ステージ4の拳がゆっくりに見えたのは、能力のたまものではありません。
死の危機に瀕した時に過去の思い出が駆け巡るアレ……走馬灯だったわけです……



と言うわけで、新たな展開を迎える本作。
今まではロリコンを退治するために戦うレンたちと、それに翻弄される寺田が描かれていました。
ですがこの第2巻から、それだけではないストーリーが本格的に動き出していくのです。
第1巻から登場していた「神7」をはじめとして、一枚岩ではないことを感じさせている対ロリコン組織。
今巻ではその組織の驚きの真実が明らかになり……
そして、寺田が思いもよらない立場に立たされることになるのです!
ロリコンと少女達との戦いを描いていくと思われていた本作ですが、この第2巻では全く予想以外の展開が待っていました。
どんな展開が待っていると言うのか、それはぜひとも皆様の目でご確認を!!
思いもよらない展開から、また更なるとんでもない展開へ……
稲光先生ならではの、コミカルとシリアス、そして残酷が織り交ぜられてストーリー展開は必見ですよ!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!