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今回紹介いたしますのはこちら。

「ワールドトリガー」第20巻 葦原大介先生 

集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行です。


さて、遠征選抜に大きく影響するランク戦が行われている本作。
ショッピングモール内と言うステージの環境を活かした鈴鳴第一の戦術に苦戦するも、その戦術のかなめとなっていた別役をヒュースが撃破。
ここからまた戦局が変わっていきそうですが……!?



このランク戦の台風の目となりうる、遊真とヒュース。
一仕事終えた後、二人は一気にショッピングモールの6階へと向かいます。
そこでは、影浦隊と鈴鳴第一が2VS2の状況で交戦中。
二人はすかさずそこに乱入し、混戦の状況を作り出しました。
混戦となれば敵意を察知できる影浦が有利でしょうが、既に影浦は村上によって一撃いいのをもらってしまったあとで、トリオンを掃討消費してしまっています。
それに加えて、ヒュースの存在が気になるところ。
なにせヒュースはまだ隊に入って間もなくでその実力が割れていないばかりか、トリガーの構成すらわからないのですから!
ここはまず下手に動かず、少しでもヒュースの情報を得たいところ。
当のヒュースは冷静に修と連絡を取り、現在の状況を尋ねます。
修は5階にいて、ここで隙をうかがいながら上に向かおうとしているようで。
まだ修が来るには時間がかかるようですから、ポイントが欲しい玉狛第二としては打ってでるしかないでしょう!
当然他のチームもそんな事情は分かっています。
遠征選抜入りを狙っているらしいから、上位にいる影浦隊から直接得点を取りたいはず。
玉狛が仕掛けたところを狙おう、と村上たち鈴鳴第一は判断するのですが……
予想通り、最初に動いたのは玉狛第二、ヒュースでした。
ヒューズがまずしたのは、トリガー「エスクード」の発動!
エスクードは堅牢な盾となる壁を生み出すトリガーなのですが、それを大量に発生させて、
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影浦隊を分断する「壁」として使ったのです!!
これで戦局は2VS2VS2だったはずが、一気に2VS1に!!
いくら強力な力を持つ影浦だろうとも、手負いで能力も満足に使えず、遊真とヒュースの二人相手で勝てるものでしょうか!?
理想的ともいえる状況を作り出したヒュースと遊真は、すぐさま影浦に攻撃開始。
ブレード状のトリガー、孤月で斬りかかる……かに見えたヒュースですが、影浦はそれが本命ではないことをいち早く察知。
ヒュースは自分の体の影に、弾丸のトリガーを隠していたのです!!
影浦はシールドでがっちり防御。
この弾で目くらましをして、一気に首を取る、というヒュースの攻撃をしっかり回避しました!
その隙をついて遊真が背後から影浦の足を切断……
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しにいったものの、影浦は脚からブレードを出してそれを防御!!
なんとそこまでしっかりと予測済みでした!!
すかさず反撃を見舞う影浦、流石によけきれずに遊真は左手の先を切断され、ヒュースもかすり傷を負わされてしまいました。
流石と言うほかない影浦の実力。
2VS1なら勝てると思ったか?とにやりと笑う影浦でしたが……
ここまで想定していたのは影浦だけではありませんでした。
なんと、ヒュースはこの状況すら予想していて……!
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密かに設置していた弾丸が、時間さで影浦を襲うように配置されていたのです!!
シールドで防御するものの、流石にこれは防ぎきれません。
両足を失うという、致命的なダメージとなってしまったのです!

この作戦はばっちりはまったと言っていいでしょう。
ですが、密かにこの回にたどり着いて様子を見ていた修は、どうしても疑問に感じてしまうことがありました。
ヒュースが使っているのは、通常弾、アステロイド……ではないのです。
あれは軌道を自在に変えることができる、バイパー。
だと言うのに、ヒュースは起動変化をしなかったのです!
起動変化を使えば、おそらく影浦を確実に仕留められたはず。
一体なぜヒュースは大事なランク戦で隠すような真似をしたのでしょうか。

そんな修の不安をよそに、戦いは続いています。
流石の影浦も両足を失い、トリオンも大幅に流出してしまった今、大きく弱体化したと言わざるを得ないでしょう。
そこに遊真とヒュースは、すかさず切りかかったのです!!
いくら影浦と言えどもこの状況では手も足も出ないでしょう。
早くも影浦が離脱……と思われたその時!
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北添がその場に乱入してきたのでした!!



と言うわけで、ランク戦が白熱する今巻。
残されたランク戦はこの戦いを含めて2戦、遠征に行けるのは上位2チーム。
少しでもポイントを稼ぎ、そして上位のチームにポイントを稼がせないようにしたいところですが……
ヒュースを加えて四人になったとはいえ、相手もさるもの。
そう簡単にポイントを稼がせてはくれません。
この後も戦いは二転三転!
鈴鳴第一、影浦隊、そしてここまで影が薄めの東隊。
よつどもえの戦いはまだ始まったばかり!!
それぞれの作戦と思惑が交錯するバトルは、目の離せないものとなるのです!!

そして戦いの他にも様々な要素が絡んできます。
ボーダーで目下の話題となるのはやはりヒュースの事。
あれだけの戦闘技術とトリオンを持つ男が、急にぽっと出てきたら、気になるのも当たり前と言うところでしょう。
ですがヒュースの素性を巡る噂話の中で、厄介なものもあるようで……!
さらにもう一つ、ランク戦だけでなくその後にもかかわって来る、ある事にもふれることになります。
その要素は玉狛第二の戦績に、そして遠征にも大きな変化をもたらすことになりかねない重要なことで……?
ランク戦に遠征を巡るあれこれにと、これから先の展開からも目が離せませんね!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!