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今回紹介いたしますのはこちら。

「デスタメント -真・女神転生 DSJ Another Report-」第3巻 カノウヤスオ先生 

秋田書店さんのヤングチャンピオン烈コミックスより刊行です。


さて、シュバルツバースの未知の領域、「嘆きの胎」から脱出するための戦いを繰り広げているジンたちギガンティック号の面々。
その脱出の鍵は、巨大悪魔ウェンディゴが持っていると言います。
同じようにこの空間で死を待つばかりの状況に陥ってしまっていた悪魔たちと共同戦線を張ることになったのです。



ウェンディゴが予定のポイントを通過しました。
作戦は第三段階、フェイズ3へと移行します。
作戦が進行していることなど知らず、ウェンディゴはがむしゃらに暴れまわります。
とはいえウェンディゴの力は圧倒的。
拳を振り回せば悪魔たちは次々に叩き潰され、到底どうにかなるとは思えない戦力差を見せ作られてしまいます。
もちろんただやられている悪魔たちではありません。
突如ウェンディゴの背後の岩山が爆発!
がれきが山と押し寄せ、ウェンディゴが今まで進んできた道を塞いでしまうのです!
これがフェイズ3の真の目的。
こうしてウェンで囲碁の退路を断ち、次の作戦ポイントにまでおびき寄せようというわけです!
その思惑通り、歩を進めるウェンディゴ。
艦長のゼナはその様子をみていらだっているのでしょうか。
こんなことを心の中でつぶやいています。
忌々しい、空腹を拒むことの出来ぬ愚かな大ざる、ウェンディゴよ。
存分に最後の晩餐を味わえ。
本能に従い、おのれの食欲に身を任せ、死への歩みを進めるがいい!
ウェンディゴはヴィーヴルたちを追いかける亞達で進み、誘導ポイントへ。
このまま距離を取りながら……と思っていたその時!
ウェンディゴはおもむろに石柱を破壊したのです!!
ただ破壊したのではありません。
思い切り腕を振り払うようにして破壊した石柱は、細かな破片となってウェンディゴをおびき寄せようとしていた悪魔たちへと襲い掛かるのです!!
この一撃で再び多くの悪魔が散りました。
ヴィーヴルは何とかその破片から逃れていたのですが……次の瞬間でした。
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ウェディゴが空高く飛びあがったのは!!

気が付けば悪魔の生き残りはヴィーヴルのみ。
そしてヴィーヴルは、たった一人でウェンディゴの注意を惹きつけ、作戦のポイントへの誘導をしていました。
ウェンディゴの凄まじい破壊力、そしてその巨体を自在に操る機動力。
そんなウェンディゴを、ヴィーヴルは見事にたった一人で引き付けることに成功していました。
ですが流石にもう限界間近。
ギリギリのところで……なんとか、作戦ポイントにウェンディゴを連れてくることができたのです!!
作戦ポイントの上空には、数多くの悪魔が待ち構えています。
しかしいくら数をそろえていても、このまま攻撃しては今までと同じ結果が待っているだけではないでしょうか。
しかしこれは多くの悪魔の犠牲を払い、ようやく結構の時を迎える作戦。
それが単なる待ち伏せなはずがないではありませんか!
一見ただの開けた場所に見えるその土の下には、ありったけの「C4」が仕掛けられていたのです!
炸裂するC4!!
そのダメージはウェンディゴにとって必ずしも大きなものではなさそうですが、それは単純なダメージを狙ったものではありません。
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大量のC4によって崩落した地面。大穴の中に落ち込んだウェンディゴは身動きが取れなくなり……
そこに、悪魔たちの魔法が大量に降り注いだのです!!
流石のウェンディゴもその表情を苦痛にゆがめます。
そして、これからが本命の出番!
エネルギーをたっぷりと充填しているギガンティック号!!
体内にある鍵まで消し飛ばないように攻撃位置を調整し……
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その主砲をウェンディゴにはなったのです!!
巻き起こるすさまじい大爆発!!
鍵は大丈夫だろうな、と心配するギガンティック号のメンバーですが……立ち込める煙が晴れた底に見えたものは、予想外極まりないものだったのです。
そこにあったのは
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つららの塊のような、巨大な氷山!
氷山はウェンディゴを中心に拡がっていて……そのつらら上に鋭利にとがった氷によって、大量にいた悪魔たちのほとんどが死んでしまっていたのです!!
ウェンディゴは主砲が自らの体を貫く直前に、広範囲をカバーする魔法を発動。
防御すると同時に、悪魔たちを一網打尽にしてしまったのです……
これはもう、こう言わざるを得ません。
ウェンディゴ討伐、失敗……!!




と言うわけで、いよいよクライマックスを迎える本作。
当初は全2巻予定だったと言う本作ですが、カノウ先生の思い入れもあって全3巻にまとまることになったそうです。
そんな思い入れを表すかのように、この後もすさまじい展開が連続。
ウェンディゴ討伐作戦が失敗したかに見えたものの、ゼナにはまだなんらかの作戦があるようで。
その作戦は、多くの者を驚愕させることとなります。
さらに船のクルーたちには死んだと思われていたジンが帰還し、物語は佳境へ!!
ゼナの正体が暴かれ、そして鍵を巡る戦いも過熱!!
ヴィーヴルと言う「仲魔」との関係や、嘆きの胎からの脱出などなど、注目点たっぷりの内容になっております!!
そして原作である「ストレンジジャーニー」をプレイしたことのある方ならわかっているであろうギガンティック号の末路ですが、ジンをはじめとした猛者たちが、大人しく死ぬものでしょうか!?
カノウ先生入魂のどんでん返しの連続から待っている決死の決戦、最後に待っている劇的な結末。
メガテンファンのみならずとも、最後の最後まで引き付けられる作品となっているのです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!