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今回紹介いたしますのはこちら。

「五等分の花嫁」第11巻 春場ねぎ先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、修学旅行が何とか無事に終了した前巻。
ですが零奈の正体も判明し、風太郎を巡る関係も一層複雑になっていきそうで……?



夏休みに突入した圧日のことでした。
海に行きたいなどとぼやく二乃はともかくとしまして、五つ子にはある問題が迫っておりました。
それは……今住んでいる家を出なければならない、と言う事です。
引っ越して来て半年しかたっていないこの家ですが、運の悪いことに建物の老朽化のため、取り壊すことになってしまったのだとか。
流石にこれに関してはどうにもできず、五つ子はここを引き払う以外にありません。
幸い引っ越しまでの猶予は半年残されているのですが……半年後と言えば受験シーズン真っ盛り。
取りあえずなるべく早いうちに……夏休みのうちに引っ越しを済ませてしまいたいところです。
ですが半年と言う短い間ながら、この家にも思い出がたくさん詰まっているわけで……
と、そんな時でも二乃は保証とかあるのかしら、と現実的。
今何やら電話をして交渉しているらしい一花に聞いてみよう、と五月が一花の方に向かいますと……
なんと一花、とんでもないことを話していたのです。
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ええ、私はもういなくなるので。
これからは妹たち四人でと言う事になります。
一花が……いなくなる!?

その頃、風太郎のうちではちょっとした事件が起こっていました。
風太郎の妹、らいはが風太郎のベッドの下から大変な本を見つけたのです!
「高校生のための恋愛ガイド」。
なんだかんだ女の子のらいは、やっぱりこう言ったものは大好物。
早速五月さんたちに会いに行こう!と目を輝かせて風太郎をリードしようとするのです。
が、風太郎は拒否。
夏休みは宿題を出して家庭教師を休みにした、どうしてわざわざ自分たちから会いに行かなきゃならないんだ、とこう言うわけです。
ならばとばかりに、来週の日曜あたり五月さんたち誘って海に行こうよ、と持ち掛けるらいはですが、残念ながらその日はケーキ屋のアルバイトの日。
朴を膨らませてむくれるらいはなのですが、それでもケーキ屋の合うバイトならば二乃とは確実に会うわけで。
そこに五つ子たちが遊びに来ることもあるかもしれません!

が、なんということでしょう。
ケーキ屋の店長さん、バイクで事故を起こして骨折してしまい、しばらくお店が休みになってしまいました。
だったらと海に行くことにしたものの、五月たちの家を訪ねても留守の様子。
仕方なく二人で海に向かったのですが……実はらいは、五月と事前のやり取りで今日五つ子が生みに来ることを知っていたのです!!
偶然出会うってのもいいかもね、とぺろりと舌を出すらいはなのですが……
そこで風太郎は偶然ある人物たちを見つけ、なんだお前らも来てたのか、と声をかけたのです!!
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前田と武田に。
思わず死んだ目で「違う」と二人に声をかけてしまうらいは。
ちなみに彼らは二人だけで海に来たわけではなく、クラスの皆で海に遊びに来ていたのです。
風太郎はハブられていた……のではなく、メールが来ていたものの、最近携帯自体を見ていなかったのでその報せに気がついていなかっただけでした。
おかしいなぁ、なんで会えないんだろう。
望まない(?)クラスメイトに出会い、五つ子たちには出会わない。
らいはは首をかしげるのですが……

五つ子たちは、引っ越しの真っ最中。
風太郎が家庭教師に復帰したことですし、結局以前住んでいたマンションに戻ることにしたのです。
マンションはお手伝いさんがマメに掃除してくれていたようで、綺麗な状態でキープされていまして。
一同はのびのび久々の我が家で羽を伸ばすのですが、五月だけはモヤモヤしていました。
修学旅行以来、皆がおかしい。
程度の差はあれど、皆風太郎ばかり気にかけているような……
これもすべて上杉君のせいです、私はどうしたらいいのでしょう。
せっかく仲良しに戻った五つ子、またぎくしゃくさせたくない。
早期を揉んでいる五月ですが、三玖や二乃はそんな気持ちも知らずに久しぶりに風太郎を読んであげようと言いだします。
なんとか平穏をキープしようと、せめて夏休みの間は会うのを控えましょう、と提案するものの、二乃は完全に無視して電話をかけてしまいました。
……が、風太郎は電話に出ません。
三玖は風太郎に会いたいな、きっと一人で寂しくしてるよ、と物憂げな瞳で漏らすのですが……

その風太郎は、クラスの皆とスイカ割とかをして盛り上がっておりました。
礼羽も皆にかわいがってもらい、なんだかんだたっぷり楽しんだようです。
昔は一人でつまらなそうな顔をして勉強ばかりしていた風太郎。
そんな風太郎が、クラスの皆と仲良く遊ぶ……
武田はそんな風太郎を見てこう言いました。
一年のころと比べたら驚くべき変貌だ。
誰がそうしたのか聞くまでもないね。
……数年ぶりにやって来た海で、数少ない友人、そしてクラスメイトと盛り上がれた楽しかったのは事実です。
ですが風太郎は、同時に物足りなさも感じてしまっていました。
遊び疲れて眠ってしまった礼羽をおんぶしたまま、とっぷりと日の暮れた海辺の道を歩いて帰る風太郎。
自分の気持ちに、完全に気がついているようで……
あー、くそ。
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あいつらもいたら、もっと楽しかったんだろうな。
そう、つぶやくのです!

その後、電話で五つ子たちと会話し、らいははどうして彼女たちが海に行く予定の日に来ていなかったのか、と言った事情を知ることになりました。
同時に風太郎が海に行っていたことを知った五月は、危うく鉢合わせするところでした、今の彼女達と上杉君が出会ってしまったら、どうなるのか予想できませんでしたから……と内心胸をなでおろしました。
そこで突然らいはは、風太郎と電話をかわりました。
そして風太郎は、いきなりこんな提案をしてくるのです。
嫌ならまぁ、断ってくれて構わないが……
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プールでも行くか。
そんな風太郎のまさかの提案に、思わず笑顔になってしまう五つ子たち!
ただ一人、五月だけは……あなたから誘ってくるんですか!?と突っ込むのですが!!




と言うわけで、着々と「ラブコメ」となっていく本作!
風太郎も五つ子たち、主に自分に想いを伝えてくれた二乃と三玖にキッチリと向かいあうつもりになったようで、こうしてデートじみたイベントを自分から起こすまでになりました。
ですがだからと言って恋愛が進展するかと言えばそうではありません。
風太郎自身、自分が誰が好きなのかと言ったようなことがわかっていない事もありますし、五つ子たちの事情もあって一気にどうにかなることなさそう……なのですが!
このエピソードの前後には、数々の驚くべき展開が待ち構えています!
今まで五つ子たちの中では完全に一歩引いた位置にいて、五つ子と風太郎のバランサーの役割を果たそうとしていた四葉。
そんな彼女の、今まで隠されていた過去と気持ちが明かされ、一気に彼女の立ち位置が変わって見えることとなるのです!!
今まで一番ヒロイン感のなかった彼女ですが、まさかの大本命にまで浮上しかねないこのエピソード、まさに必見です!!
そしてさらに紹介した部分でも描かれていた、一花の「いなくなる」発言に関してのシリーズも展開!!
各キャラのドラマが掘り下げられていき、ますますわからなくなっていく恋模様!
一体これからどうなっていくのか……見守るほかありませんね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!