sm0
今回紹介いたしますのはこちら。

「殺戮モルフ」第4巻 原作・外薗昌也先生 漫画・小池ノクト先生 

秋田書店さんのヤングチャンピオン・コミックスより刊行です。


さて、傷心のマドカを癒すためにやって来た温泉旅行。
ですがそこでMを妄信する信者たちの集団が現れ、家族が惨殺されてしまいました。
怒りに燃えるまどか。
するとそこに突如としてMが登場!!
信者たちを次々に惨殺していって……!?


Mが次々に信者を殺していく様を見ながら、まどかは考えていました。
Mの抱え込んだ孤独も知らないで、神に祀り上げるなんて愚かすぎる。
自分たちで人生を変える努力を放棄し、Mに願望を反映させ崇拝してる人たち……
許さない!!
まどかの目は、いつの間にか暗い光を灯していました。
その怒りは……
その場に、新たなMの分身を生み出すのです!
驚愕する信者たち。
もはや逃げ惑うほかなく、Mは次々にその信者たちを手にかけて行くのです。
その光景をただただ眺めるしかできない典子。
典子はその目の前の光景に、驚くべき事実を見出していました。
偶然じゃない。
まどかが意図的にモルフを召喚してる、コントロールしてる!!
まさにまどかは、Mに選ばれもの、だと言う事でしょうか……!?
ですが典子、それだけは許すことは出来ません。
典子はすぐさま、両手に鉈を振りかざして、まどかに斬りかかります!!
とるなよ、モルフは私のものだ、とるな!!
なんとか身を捩って回避するまどか。
それでもまどかは手を後ろで縛られている状態、このままよけ続けることは難しいでしょう。
二度、三度と辛くも回避していくものの、ついには追い詰められ……
もはや逃げ場のない状態で、その命を確実に刈り取る一撃を放つ典子!!
ですが、その一撃はまどかには届きません。
まどかに突き刺さるその直前に、
sm1
Mが鉈を受け止めていたのです!!
なんでだ!?なんでまどかを助ける!?
思わず口から飛び出した典子の叫び。
するとMは言うのです。
sm2
わたしだ。
まどかを殺していいのはわたしだけだ!!
目でしかうかがう事の出来ないMの表情。
ですがそう言ったMの顔は……間違いなく、笑顔になっていました。
まどかを殺していいのは自分だけ!?
キモッ、キモぉおお!!
まどかはお前のものなのかよ!!
感情をあらわにした典子。
ですがMは、当たり前のように言うのです。
そうだ、まどかはわたしのものだ。
誰にも渡さん。
勝手に自分のものだと言われたまどか、Mをにらみつけます。
何言ってるの、勝手に自分のものにしないで。
そんな劇場のこもった瞳でにらみつけるのですが、その視線の交錯がさらに典子をイラつかせます!
何ふたりで見つめ合ってやがる、ラブラブかよ。
なんでだよ、なんでまどかなんだよ。
何で同族のあたしを選ばない!!
sm3
気が付けば、典子は三人に増えていました。
同族。
そう、典子もまた、Mのようにバイロケーションを使いこなし、分身することができるのです!!
三人がかりでまどかを殺そうとする典子ですが、Mはまどかを守りながら典子の攻撃をいなしていきます。
また見せつけんのかよ、あたしもモルフだぞ、あんたと同じだぞ!
テレビで見たときピンときたんだ、やっと仲間と出会えたって!
肉眼で見た人間のもとにしか出現できない、だからセラピーに潜り込んだ。
あんたはすぐに現れた、だけど……あんたはまどかしか見てなかった!!
ようやく見つけた同族に、相手にもされない。
その悲しみにくれる典子ですが、Mはまったく無視を続け、彼女の顔面を蹴り飛ばしました。
届くことのない想い……
典子は、滔々その場に立ち尽くし、泣き始めてしまうのです。
彼女はMと会うために自分に近づいて、自分が邪魔である時がついて憎んだ。
そして自分をエサにしてここにMを召喚しようと考えた。
結果、父さんと母さんが犠牲になった。
コイツの思い込みで、関係のない父さん母さんが……
ふつふつと憎しみがわいてくるまどか。
するとその時、Mがまどかの両手を縛っていた縄を切ったのです。
そして、鉈を差し出しながら言うのです。
sm4
受け取れ。
そいつを殺せ。
父を、母を殺し、自分も殺めようとしていた憎い仇。
今の彼女には戦う意識など残されていません。
まどかは鉈を手にし……そして……!!



というわけで、第1部完結を迎える本作。
この後まどかとMと典子、三人の戦いは思いもかけない展開を迎えます!!
まさかの展開が連続し、一気に物語は怒涛のクライマックスへとなだれ込んでいくのです!!
勿論紹介した部分以外も、血潮と臓物が飛び散るスプラッタな描写は満載!
驚きの展開と舞う血飛沫、両方がたっぷりと堪能できますよ!!

外薗先生の体調の問題で第一部完となってしまった本作、小池先生の事情もあるでしょうが……再開はおそらくパンプキンナイトや鬼畜島を完結させて落ち着いたら、と言うところではないでしょうか。
とんでもないラストを迎えた本作、第二部が始まるとしたらその内容はがらりと違ったものになりそうです。
ですが、そこは外薗先生ですから、容赦のないスプラッター劇を見せてくれることだけは間違いないでしょう!!
気になり過ぎるラストを迎えた本作のその後、指折り数えて待つしかなさそうです……!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!