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今回紹介いたしますのはこちら。

「星の★王子さま」第5巻 漫★画太郎先生 

集英社さんのジャンプコミックスより刊行です。


さて、パトロン返礼漫画が連載されていた本作。
このままなし崩し的に違う漫画になっていくのかとも思われましたが、今巻で無事パトロン漫画は完結!
星の王子さま本編に戻っていくのです!



辿り着いた星に待っていたのは、なんと
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ババアでした。
最強の敵であり、全ての元凶であるババア。
突然再会してしまった王子、恐怖に体が震えてしまいます。
王子、またなんこうぬっておくれ。
聞くもおぞましいババアの要求。
王子は全身をガクガクぶるぶると震わせながら……

やだー!!と全力で拒否するのです!!
誰がお前に軟膏なんか塗ってやるもんか!
そう、そもそもババアを倒すために王子は仲間を集めていたわけです!
まずは地ーさんに、ババアの真ん中にいつものようにちゅどってもらおうとする王子!
ところが地ーさん、何度足を踏み鳴らしても一向にちゅどる気配すらありません。
それと言うのも、この星にはなんとマグマが一滴もない、すっからかんだとのこと!
しかしそんなはずはありません。
王子の星には3つの火山があって、そのうち2つは活火山。
マグマがないなんてありえないではありませんか。
ところがその火山は3つとも完全に干からびてしまっている。と地ーさん。
そしてその横では、ビジネスマンがはうあ!とショックを受けておりました。
得意の計算の結果、なんと王子たちがババアに勝つ確率は……0%だと言うのです!!
降参しようと持ち掛けるビジネスマン。
すると今度は再び地ーさんが、おかしいぞと声を上げます。
すっからかんだ、と。
それはさっきも聞いた、ついにボケたのかと思われたその時、地ーさんはとんでもない自室を明かしました。
いや、マグマだけじゃなくて、水分も養分もこの星の土に入って木も残っとらんのじゃ!!
地-さんの衝撃の言葉に驚愕する王子たち。
瞬間、王子たちの背後から何かがどさっと落ちる音が聞こえてきます。
振り返るとそこには
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首がもぎ取れて落下した、ババアの亡骸があったのです!!
ババアが死んでる!!
ぽかんとする王子たち。
どうやらババアは……餓死したようです。
星の養分をすべてすい尽くして、餓死してしまった……!!
思いもよらなすぎる決着!
衝撃の結末に、なんと死んだはずのパヤオまで
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えーっ!?と声を上げてむっくり起き上がったではありませんか!!
ババアが死んで、パヤオが生き返った!
絵に描いた様なハッピーエンドです!!
まるで夢みたーい!
皆でパヤオをハグして、ここに「星の★王子さま」完!!
…………とはならないのです。
某知育ブロックオモチャのフィギュアのようになって、転がっている王子たち。
そしてそんな中で、おならをしながら高笑いしている「王様」!!
王様は高笑いとともに説明台詞を高らかに叫びます。
世はこの宇宙全てを治める絶対君主!!
世にできぬことはない!!
ただし、夢の中だけ!!
なんと今までの一連の流れは、全て王様によって見せられていた、夢にすぎなかったのです……!!
王様は例によってババアに傀儡となり、王子たちを人形の様なものに変えてしまっていたのです。
王様の上には、夢の中のように首だけになったババアがいて……!!
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ババアの目的は、奇しくも王子たちの見ていた夢とリンクしていたりします。
ババアは、人形のようになった王子たちに向けて触手を伸ばし、そして……!!



と言うわけで、ババアを倒したと思いきや、王様の星でババアの術中にはまってしまっていた王子たち。
いつもの画太郎先生なら、トラックでも現れてこのまま全滅エンドと言うのも十分にあり得るところなのですが、本作の画太郎先生は違います!
無駄な引き延ばしはなく、この後も急展開を迎え、そしてまさかすぎる真実が明かされることに!!
画太郎先生らしからぬ(?)予想を覆すシリアスかつおげれつな物語が怒涛の勢いで描かれるのです!!
しかも本作、次の第5巻で完結!!
コピー芸で引きのばし、いつまでたってもお話の進まない芸風は完全に封印し、完結までの道程がしっかりと描かれていく……と思います、多分!!
ラストの1冊でどう転ぶかわかりませんから、油断はできませんけど……

そして今巻の前半では、パトロンロワイアル編が完結。
こちらもまさかと言ってはあれですが、スタート当初のアレな立ち上がりからは想像もできなかった、謎の熱さが満載のしっかりしたクライマックスと、謎のこみ上げるもののあるフィナーレが描かれております!!
こちらも必見の内容ですよ!

ちなみにこのパトロンロワイアルあたりから、画太郎先生の新たなコピー芸も披露されております。
正面の顔を、鼻だけ残して半分に切って輪郭線を修正して横顔に作り替える、と言う力技……!!
これでもかと使用されるコピー芸も、しっかりかみしめて堪能しましょう!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!