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今回紹介いたしますのはこちら。

「制服少女未征服」第3巻 亜桜まる先生 

少年画報社さんのYKコミックスより刊行です。


さて、松沼とマナの幼馴染コンビの、ちょっと微妙な関係を描いていく本作。
なんだかんだと言いながら仲良くやっている二人ですが、今回は……?


ある日の授業中のこと。
いつものように(?)授業そっちのけでラクガキを楽しんでいた松沼なのですが、A子にからかわれたりしているうちに、K先生に発見されてしまいました。
結局職員室に呼び出され、お説教をされることになってしまう松沼。
K先生は、松沼の描いたオリジナルキャラの女の子の落書きを見ながら、尋ねてきました。
これは何?授業より夢中になれること?
それともただのラクガキ?
松沼は特に何も言い返すことができず、ハイと頷くばかり。
するとK先生は、大きなため息をついた後……
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きもっ、と率直な感想を漏らすのです!
これね、胸とかでかすぎ、女子に対する幻想が強すぎなんじゃないの?
すごく童貞臭がする。
やっぱりコミケに出たり漫画投稿したりしてるの?
キミみたいな子を「おたく」っていうのよね。
どうせ本物の女の子と果ても繋いだことないんでしょ?
きんもっ!
いくらなんでも教師にあるまじき一方的な罵倒をするK先生。
ですがそこで、松沼派以外にも反撃に出るのです。
ボクが何をどう好きだっていいじゃないですか、女の子の絵を描いてたって、先生に関係ないじゃないですか!
その主張は間違ってはいないでしょう。
……前半に関しては。
授業中に描くなっつってんだよ、と言う正論で返されるのでした。

翌日、K先生の授業中、松沼は大人しく授業を受けている様子。
ひとまず安心したK先生、授業後に職員室で、改めて松沼のイラストを見ていました。
そしてその絵を見ながらK先生、何故かこんなことを考えています。
素材は悪くないと思ったけど、惜しい……
と、その時でした。
職員室に松沼が、呼ばれてもいないのに姿を現したのです!
そしてまっすぐK先生のもとにやってくると、見てください、と没収したイラストと同じキャラクターの絵を出してきます。
胸の大きさを調整してきました。
それと僕はクラスメイトをモデルに絵を描いてるんですが、
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この絵は先生をモデルに描いてみました。
……予想もしなかった返しに、思わず突っ伏してしまうK先生。
この子……本物?
K先生は思わずそんなことを考えてしまい……?

松沼のイラストをどうしようか悩んだK先生ですが、流石に処分するのは忍びない、と返却することにしたようです。
もうこんな絵を授業中には描かないように。
そう言いますと、松沼はまたも反撃をしてきました。
「こんな」、オタクっぽくて童貞臭い絵をですか?
しょうがないでしょうそう言う人間なんですから、童貞だってまだ子の歳ですし、モテないんだから仕方ないでしょ。
K先生も負けじと、だからってあきらめてたら何もできない、努力して身だしなみを整えたり性格を明るくしてやることやってからあきらめろ、と反論するものの、松沼は一歩も引きません。
その判断をするかどうかは僕が決めることでしょ、幼馴染とかならともかく、なんで俺のこと全然知らない先生にそんなこと決められなきゃいけないんですか?
するとK先生、教師なんだから全然知らないわけじゃないし、何も教わりたくないなら学校なんていらない、あなたもくる必要ない、とこれまた問題発言で応酬し……
松沼は、そんなK先生にこう言うのです。
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先生はもう処女じゃないんでしょ?
じゃあ絶対わからないよね、オタクで童貞の俺の気持ちなんて。
そんな人から何か教われると思えないです、失礼しました。
これまた飛躍した意見ではありますが、売り言葉に買い言葉と言うところ。
その辺件に溢れた意見を否定することは、言い出しっぺのK先生にはできないでしょうし、何よりここは職員室。
他の先生の目もあるところで、これ以上突っ込んだ反論もできないでしょう……

その夜、K先生はこんな夢を見ました。
K先生は、あの松沼のイラストのような、ファンタジー世界の勇者と言った感じの格好で、敵を倒すために旅立つ、と言った感じの舞台にいました。
しかしその会話の内容は何か変。
旅立つK先生に、こんな言葉が掛けられていたのです。
そなたの仲間はみな倒れて行った、リア充になり、普通の社会人になって、残ったのはそなただけ。
そんな言葉に、K先生が返した言葉はこう。
大丈夫だ、たとえ最後の一人になったとしても、生涯オタクを貫き通して見せる!
あの松沼のイラストそのままのポーズでそう言うK先生に……松沼の顔をした男が、こう問いかけました。
でもさ、
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先生はもう処女じゃないんでしょ?
……そこで目を覚ますK先生。
K先生の寝室には……コスプレ衣装がずらりと並んでいて……
これってつまり……?



と言うわけで、新キャラクターのK先生が登場する今巻。
様々な女性キャラが登場する本作ですが、マナ以外では今まで松沼と「あるかもしれない」女子はせいぜい一人がいいところでした。
ですがこのK先生、今巻でマナ以外のキャラでは断トツの回数で主役になるお話の回数が多く描かれまして、一気にまさかのヒロイン最有力対抗馬になってみたり……!!
これはマナもうかうかしていられません!!

と、そんな新キャラの登場もありまして、本作は一気にラブコメ色が増してまいります!
今まで気の置けない幼馴染として松沼と接してきたマナですが、だんだんと自分が松沼にどんな思いを抱いているかわかって来てしまいます。
そんなマナ、今巻では思い切った行動も見せまして……幼馴染、と言うだけの関係が崩れる日も遠くないかも!?
さらに前巻から登場したサトーさんに加え、ちょっと不思議な感性を持つ阿部、地味目で人とのおしゃべりがちょっぴり苦手なメガネ子さんと、新キャラが続々登場。
松沼の周りは一層騒がしく、楽しくなっていきそうです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!