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今回紹介いたしますのはこちら。

「あそこではたらくムスブさん」第2巻 モリタイシ先生 

小学館さんのゲッサン少年サンデーコミックススペシャルより刊行です。



さて、コンドーム開発を行うムスブさんと、営業担当の砂上のあれこれを描いていく本作。
砂上は思い切りムスブさんに惹かれているのですが、ムスブさんの方は今一つつかみどころがなく……
それでも、二人は少しずつ距離を縮めているような、そんな日々が続くのです!


ある日のことでした。
砂上が課長に書類を渡しますと、こんなこと教えてもらいました。
開発のムスブさんから現在進行中の新製品の開発チームに入って手伝ってほしいって話がきてるんだが、どうする?
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意中のムスブさんからのお誘い、砂上が断るはずもなく。
二つ返事で了承するのでした。

ムスブさんがいるらしい会議室に向かう砂上。
その鼻息は荒く、ムスブさんと同じチームで仕事!と心の中で繰り返していまして……興奮を隠し切れない様子。
こんこんとノックして会議室に入りますと、そこで待っていたのはムスブさん
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と、妙に彼女と距離の近い男性でした。
そこに舞っているのは当然ムスブさん一人だと思っていた砂上は、ひきつった顔で固まってしまい……

そんなことなど知る由もないムスブさん、早速砂上をスカウト(?)した理由を説明してくれます。
現在開発中のこちらの製品なんですけど、もう少し違った切り口の売り方はないか?と。
砂上さん似も一緒に考えていただけないかと思いまして……
そう説明された砂上ですが、頭の中は別のことで一杯です。
さっきの二人の距離感は、ちょっと普通の関係性ではありえない近さだった気がする。
ただ、今までの雰囲気から何となくムスブさんには彼氏はいないと思うんだよな……
ちなみにこの男性、刑部尽という開発部の研究者。
もしかしたらこの刑部が、ムスブさんを狙っている……と言うことは、あるかもしれません。
そんなことを考えて難しい顔をしている砂上に、大丈夫ですかと尋ねてくるムスブさん。
刑部の存在はありますが、この機会を逃す手はありません。
あ、はい!ムスブさん直々のご自明とお有れば、全力で務めさせていただきます!
そう力強く応えるのですが……
ムスブさんは意外な真実を明かすではありませんか!
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今回砂上さんにチームに入ってもらっては、と提案してくださったのは、刑部さんなんですよ。
……予想外過ぎる真実に唖然とする砂上。
ライバルになるかもしれない男に自らチャンスを与えるとは何たる余裕、しかしこれに関しては……ありがとうございます……!
心の中で刑部にそう礼を言う砂上なのでした!

ともかくこの三人でプロジェクトはスタートすることになりました。
一応決める必要のあるリーダーはムスブさんと言うことになりまして……
新プロジェクトチームの親睦会も兼ねて、今日の仕事終わりで一杯どう?と、刑部が誘ってきます。
二つ返事で祖r手をOKする砂上。
早速お近づきになれるチャンスがまわってきた!とばかりにウキウキなのでした。

飲み会の会場となる居酒屋さんに向かいますと、早速砂上を発見した刑部がこっちこっちと手招きしてきました。
どうぞこちらへ、と隣の席を進めてくる刑部。
失礼しますと腰かけ、乾杯をする砂上なのですが……気になるのはこの場にいないムスブさんです。
ところでムスブさんは遅れてるんですか?と恐る恐る尋ねますと、刑部は当然のように答えました。
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いや、ムスブさんは来ないけど?
……またまた唖然とする砂上。
刑部は、彼女の門限エグいの砂上くんも知ってるでしょ、と来ないに決まってるじゃないかとでも言いたげな言葉を続けるのです。
じゃあ何で横並びなんだろう、などと言う当然の疑問もはっきりとは言えない砂上に、刑部はぐっと近づいてきて尋ねます。
ところで砂上くんは今はパートナーはいるの?
「パートナー」と言う言葉にちょっぴり違和感を感じる砂上ですが、彼女のことかと主当たり、いませんけどと答えますと……
そうなんだ、モテそうなのに、と刑部は嬉しそうに、ガンガン距離を詰めてきつつお酒を務めてきて……!!
なるほど、単に距離感の以上に近い人なんだな、きっと。
……砂上はとりあえず、妙に近寄ってくる刑部のことを、そう解釈しておくのでした……



と言うわけで、ムスブさんと一緒に仕事できる好機を得たものの、恋のライバル(?)も登場してしまった今巻。
と言ってもこの刑部もちょっとアレなところはございますが、基本的にはいい人。
本作には合わないドロドロした関係なんかにはなりませんのでご安心を。
むしろ間接的にではありますが、二人の関係を進めてくれる手助けをしてくれたりもするのです!
そんな新プロジェクトでの仕事を通じて、少しずつ、少しずつ変わっていく二人の関係。
それが今巻でもじっくりと描かれております!
さらにそんな本筋と同時に、ムスブさんの家庭の方のお話も描かれていきます。
まだそこまではもう少し時間がかかりそうですが、もしムスブさんとお付き合いするとなれば。ネックとなるのはムスブさんの厳しい門限。
それは過保護のお父さんの仕業なのですが……そのあたりももしかすると、そう遠くないうちに徐々に改善していくかも!?
さらにこの第2巻の最後には、一気に物語が進んでいく予感お漂うちょっとしたイベントが巻き起こり……!!
キュートなムスブさんと、純真な砂上のゆっくりと近づいていく関係、それを取り巻く周囲の人や仕事のアレコレ。
大事件が起きるタイプの作品ではありませんが、だからこその楽しさが堪能できる本作。
次巻で起きるであろう変化も楽しみですが……発売はまた一年後なのでしょうか!?
ともかく、これから先も見守っていくしかありませんね!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!