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今回紹介いたしますのはこちら。

「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」第4巻 柴田ヨクサル先生 

小学館クリエイティブさんのHCヒーローズコミックスより刊行です。

さて、怪人の強さを目の当たりにし、作戦会議(?)を行うことになった東島たち。
ショッカーの方にも何やら妙な動きが見えるなか、彼らが導き出す結論は……?


話し合いの結果、東島たち5人はより強くなるため、なぜかとりあえず5人の中の最強を決めよう、と言うことになりました。
その方法は、ずばりトーナメント戦。
今一つ常人には理解しがたいその結論ですが、5人の中で唯一の「本物」であるユカリス以外はその結論には異論がなさそうです。
一同はそれぞれ思い思いの特訓を行いまして……
瞬く間にその日がやってくるのです!

第1試合は1号……東島VSリアル戦闘員ユカリス。
三葉と決勝でぶつかり合う事以外には興味のないユカリスに対し、東島は何だかこの組み合わせに興奮しております。
それもそうでしょう、東島は今までずっとライダーにあこがれ続ける毎日を送ってきた男。
その男が、本物のショッカーの戦闘員と戦うことができる、と言うシチュエーションに興奮しないわけがないのですから!!
物凄い興奮をしている様子の東島、銭湯前にユカリスにリクエストを始めました。
ショッカーの場合は変身って言うのかい?
お願いしていいかい?戦闘員に変身……!
……そのまなざしはもはや変態の域に達しています。
素直に従うのもシャクだったのでしょうか、ユカリスは戦闘員にならないって言ったらどうする?と勿体つけるのですが、その言葉を聞いた瞬間にマッハで東島は土下座!!
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戦闘員になって下さいと懇願するのです!!
そんな東島の深い思い入れなど知ったことではないユカリスは、なんだか可哀想だからこのカワイイJK妻である自分が踊ったり歌ったりして「カワイイ死に」させてあげようか、などと言いだすのですが、それに関して東島は、そして一葉までもマッハでそんなのいらねえ!と叫びました!
親切心で持ち掛けたサービスを拒否られたためか、可愛いと自負する自分を否定された気がしたのか……ともかくそれにブチ切れたユカリス、試合開始前に東島の腹に思いっきりキック!!
テメエは絶対ぶっ殺しいいい
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イーッ!てやる!覚悟しな!と、怒りの叫びで変身!!
その改造された力を存分に発揮……しようとしたわけです、が!
ユカリスが変身するや否や、東島も構えるのです!
ライダー、変身!
おなじみのポーズを決めながらお面をかぶるだけ、のはずの東島の変身。
ですがその掛け声で、ライダーに思い入れなどあるはずもないユカリスまで、感じ取ってしまいました。
「変身」した後の東島は、本当に変身している、と……!!
思わず動きを止めるユカリスを前に、東島は拳を握りしめながら、ゆっくりと力を込めた言葉を紡ぎ始めます。
ラー、イー、ダー……
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パンチ!!
その迫力に気圧されたのか、反応を許さないスピードだったのか。
東島のライダーパンチと叫びながらの全力のストレートはユカリスの顔面に食い込み、普通の人間とは一線を画すフィジカルを持つユカリスを、一撃で沈めてしまったのでした!!

その後いろいろありまして、ひとモメふたモメした後第2試合が始まります。
組み合わせは……ライダーマンVSV3……三葉VS一葉の兄弟対決です!!
お互い会zンと戦わなければいけないんだから、負けている場合じゃない。
気合十分の二人は、早速戦いを始めます。
勝田ぶつかり合った時は、三葉が一葉に腕を折られて敗北しました。
ですがあれから時間がたち、お互いの力もライダーへの想いもまた一段と上昇しており……戦いの行方は誰にも予想がつかなくなっております。
そんな中、一葉はさっそく、ブイスリャア!!と変身ポーズを決め、ブイスリーマッハパンチでいきなり勝負を決めようと襲い掛かりました!!
これもまた常人ならば一撃で昏倒しかねない威力のパンチは……
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地面に突き刺さりました。
なんと三葉、合気で完全に一葉の攻撃を受け流して見せたのです!!
やはり以前とは一味も二味も違う戦いになりそうな兄弟対決。
果たして勝つのは兄か弟か?
ライダーマンなのか、V3なのか……!?


と言うわけで、だしぬけに始まった最強決定トーナメント。
ショッカーの怪人に太刀打ちする為、パワーアップしたい。
ライダー(を目指す者)同士団結し、ショッカーの野望を挫きたい。
そんな気持ちは集まったユカリス以外全員に共通した思いでしょう。
ですがそれ以上に、自分の好きなライダー(および電波人間)こそが最強である、と言う思いの実現の方が勝ってしまった……そんな感じでこのトーナメントは実現したと言うわけです!
この勝負によって対ショッカーの対策が進むかと言えば決してそんなことはないのでしょうが……
それでも、一同のテンションを、ライダー愛をより盛り上げることにはつながるはず!!
ライダーへの愛が彼らの最大の力の元なだけに、このトーナメントもきっとショッカーの野望を挫くためのものになることでしょう!!
5人の中で最も鍛え抜かれた肉体を持つ東島が大本命かとも思われますが、ただものではないムードを持つ一葉、合気を練り上げてきた三葉、そして実力が未知数なユリコも侮れないでしょう。
誰が頂点に立つのか、そしてそれが今後にどうつながっていくのか?
今巻では動きをひそめているショッカーの今後も含め、期待せざるを得ませんね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!