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今回紹介いたしますのはこちら。

「大巨蟲列島」第1巻 原作・藤見泰高先生 漫画・廣瀬周先生 

秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行です。


さて、巨大な虫の跋扈する島から何とか脱出することのできた睦実たち。
ですがようやくたどり着いた辰野神島にも巨大な虫が闊歩していたのでした……!



様々な犠牲を払い、この島までたどり着くことができたのは7人。
この辰野神島を支配しているのは、どうやらトンボ……ヤンマのようです。
一同はとりあえずこの島で食料や燃料を探し、ヤンマが活動をしなくなる夜になったら乗ってきた救命艇に戻って島を離れる、という計画を練ることにしました。

一同は虫から見つからないように、建物の影に隠れながら様々な場所を探索します。
燃料は、以前島にたくさんあった船から拝借しようと言うことになったのですが……
そのたくさんあったはずの船が一艘もないではありませんか。
燃料は大丈夫なのか、と不安に駆られる一同。
と、その時でした。
いつの間にか背後に忍び寄っていた、
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謎の男が香住に組みつき、銃を突きつけたのは!!
この島に人がいたことにも驚きですが、何よりいきなりこんな敵対行動をとってくることに驚きと恐怖を隠せない一同。
その男は、船ならばみんな脱出した、トンボから逃げられる屋根のついた船はお前らが乗ってきた船だけだ、こいつを殺されたくなかったら操縦できる奴は前に出ろ、と命令してきます。
どうやら彼らは何らかのわけあってこの島に取り残され、脱出する機会をうかがっていた様子。
睦実たちが来たことにもいち早く気が付き、こうして有利に交渉……いや、一方的に命令する機会を待っていたのです。
海上保安官の識森は、皆で助かる方法を考えよう、と男を説得しようとするのですが……
男は仲間の女と行動を共にしておりまして、全員で助かるにはあの船は小さすぎる、と説得を聞き入れる様子はありません。
……香住が人質に取られているとはいえ、こちらはまだ6人自由で、武器も持っています。
香住に危害を加えればその場ですぐ制圧してしまうこともできるでしょうから、おいそれと傷つけることもできないはずですし……こちらの優位はうごかないでしょう。
ところが、男たちはそれもよくわかっているようで。
一瞬の隙をついて懐に隠し持っていたカメラのフラッシュで銃を構えていた甲斐たちの視界を奪い、すかさず近くの建物の中へと潜り込み、鍵をかけてしまったのです!!

しっかりとしたシャッターは、蹴破ったりすることは難しそう。
強引に開くのも不可能ではないでしょうが、男たちはこの島のことを熟知しているようで。
ぐずぐずしている間にどこかに連れ去られしまい、こじ開けることの意味がなくなってしまうかもしれません。
そうしている問と、青山がそうやって先生を見捨てたように香住も見捨てるのね、といやらしく笑います。
その青山に見捨てられたことのある真美は、あんたこそ私とキャプテンを見捨てておいてよくいうわ、と反論。
真美は手に持っていた銃を青山に突き付け……その場は一触即発に!!
このままでは余計ないさかいが起きてしまう、と思われたそのタイミングで声を上げたのは、千歳でした。
皆、シャワーでも浴びない?
さっき海水浴場でシャワー見つけたでしょ、いろいろあったから一度さっぱりしない?
その場にはそぐわない言葉のようにも思われましたが……
闘争続きで体を綺麗にする機会も少なく、疲れもたまっていた一同にその誘いはとても魅力的。
虫に詳しい睦実も、汗のにおいを落としておいた方が、どんな虫がいるかわからないこの状況ではいいかもしれない、と賛同してくれまして……
話題を変え、争いをいったん納めることに成功したのでした。

シャワーを浴び、人心地つく一同。
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その際、
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青山が睦実に何やら妙なちょっかいをかけてくるなど、ひと悶着あるのですが……
それよりもとんでもない出来事が起きてしまいました。
一同が浴びていたシャワーの音を聞きつけたのでしょうか。
壁を破り、
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巨大なカブトムシが顔をのぞかせたのは……!!!



と言うわけで、新たなスタートを切る本作。
このヤンマの支配する辰野神島から脱出しようとしたものの、物事はすんなりと運びません。
この島で息をひそめていた謎の男と女によって大きく計画が狂ってしまいました。
拉致されてしまった香住はどうなってしまうのか。
香住を無事取り戻し、島を奪取することができるのか?
そんな目の前の問題以外にも、様々な問題が巻き起こってしまいます。
単純にこの島から出るだけでは済まなくなってしまうその問題とは……?
睦実たちの前に、さらなる困難が待ち受ける様です!

そして今巻での他の見どころとしまして、藤見先生の過去作を読んできた方ならば思わず声を上げてしまうかもしれないある戦いが外すことはできません!!
藤見先生作品には欠かせないあのキャラクターは以前にも少し出てきましたが、今巻ではそのキャラクターの活躍したあの作品を彷彿させるシーンが……!?
藤見先生作品ファンならば、見逃す手はございません!!
あ、勿論本作のもう一つの売りである、サービスシーンも用意されておりますのでそちら方面のファンの方もご安心ください!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!