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今回紹介いたしますのはこちら。

「五等分の花嫁」第13巻 春場ねぎ先生 

講談社さんのマガジンKCより刊行です。


さて、文化祭が行われている本作。
風太郎と四葉が学校中を駆けずり回って忙しくしている間、他の五つ子たちは思い思いに行動中。
忙しいながらも楽しい文化祭を堪能してはいるのですが……この文化祭の後、風太郎は五つ子たちの中から誰かを選ぶことになっていて……!




文化祭のあれこれを一手に引き受け、猛烈な勢いで働いている四葉。
ひとしきり仕事をこなすと、今度は演劇部の公園の助っ人に出ることになっています。
前評判では大根だともいわれていた四葉ですが……実際は演技の経験(?)がないではない四葉。
与えられた代役をしっかりこなし、見事に助っ人の大業をこなして見せたのでした。

その堂々たる演技は、演劇部員も絶賛。
代役だからと減らしていたそのキャラクターの出番を、もとの台本通りに戻してもいいだろうかとよつばに持ちかけてきました。
頼まれれば断らない四葉、そのお願いを聞けばみんなが喜ぶとなればなおさらです。
精神史いい務めさせていただきます、とその更なる大役を引き受けるのです!

その後もお化け屋敷の助っ人や、模擬店の呼び込みの手伝いなど精力的にこなしていく四葉。
台本が変わったことで演劇部の助っ人の稽古もしなければなりませんし、四葉のスケジュールは多忙を極めておりました。
やはり実行委員の仕事というのは大変なようで、もう限界、と倒れ込みそうになってしまいます。
……風太郎が!
そんな風太郎をそっと支えてあげたのも四葉でした。
よく頑張りましたね、上杉さんは燃やしなんだから休んでください、と声をかける四葉に風太郎は、もう大丈夫だ、15時までには終わらせたいと仕事を再開しようとするのです。
ですがその先に四葉は立ち塞がり、心配してるんです、言う事聞いてくれるまで動きません!と通せんぼ。
さらに朝から何も食べずに働いていた風太郎がお腹を空かせているのを知ると、自分も同じように朝から何も食べていないにもかかわらず、模擬店の手伝いのお礼にもらったから揚げ無料券を、おなかいっぱいだからと風太郎に渡してしまうのです。
そして風太郎が運んでいた荷物を引き受け、さあ運んじゃいますよとずんずん進み始めます。
そんな四葉に、風太郎はこう声をかけました。
四葉、ありがとな。
お前がいてくれてよかった。
四葉はいつもの調子で、何言ってるんですか、こう言うのは持ちつ持たれつですよ、と答えるのですが……
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風太郎には見えないその頬は真っ赤に染まっています。
こちらこそ、上杉さんに認められただけですべてが報われる気がします。頑張って良かった。
口にこそ出さないものの、四葉はそんな思いでさらに力を尽くすのでした。

気が付けばすっかり日もくれてしまいました。
初日ももう終わり、きっと三日間の文化祭はあっという間に終わってしまうことでしょう。
そのあっという間の後、風太郎は5人の中から誰かを選びます。
今日の様に何のわだかまりもなく風太郎と楽しく過ごせるのも、それまでの間でしょう。
でも、もし自分を選んでくれたら……?
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四葉はパンと自分の頬を叩き、自ら捨てたはずのその道を封印するかのように喝を入れるのです。
が、そんな四葉の決意をあざ笑うかのように、文化祭にトラブルが降りかかります。
超重大事件と言うわけではないものの、そのトラブルによって努力がふいになってしまう物も少なくないそのトラブル……
四葉の気持ちにも負担がかかり、その件以外にもついつい様々な不安がよぎってしまうのです。

その不安を振り払うためにも、二日目、一層仕事に打ち込むようになった四葉。
あまりに働いているため、三玖にも大丈夫かと心配されてしまうのですが、四葉はまたいつものように笑顔で、三玖より少しだけ力持ちだから、へーきへーき、と笑顔で流してしまいます。
出来る限り考えないように仕事に向かっても、そのトラブルに巻き込まれてしまった生徒たちにやり場のない怒りの声などが耳に入って来てしまい……
そのトラブルの一員が自分にあったのではないかという不安、他の五つ子たちが自分にかけてきたいろいろな言葉。
とにかくそれを振り払わんと、さらに、さらに懸命に働き……
時計が正午を指そうとするそのころには、さすがの四葉も力なくふらついてしまうようになっていました。
そしてそんな時、四葉に声をかけてくるものがいました。
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風太郎のお友達さんですよね。
そう声をかけてきたのは……風太郎の幼馴染である、竹林でした。
そして彼女は、四葉にある事を尋ねてきて……!!


四葉は病院で目を覚まします。
竹林とある会話をした後、文化祭での体の疲れと、様々な事件で受けてしまった心の疲れが押し寄せてきて、四葉は倒れてしまったのです。
付き添っていたのが二の一人だと言うことからもわかるように、幸い大事ではないようで、体調が大丈夫そうなら退院してもよさそう。
四葉はすぐに起きだし、早くしないと演劇部の皆が困っちゃう、と演劇部の助っ人に向かおうとするのですが……
二乃は四葉にこう告げるのです。
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もう夜よ。
二日目はすでに終わってるわ。



と言うわけで、文化祭編がクライマックスを迎える今巻。
今回紹介させていただいた四葉編は、この後意外な展開に!!
今までよつばの心の中にくすぶっていた不安な気持ちが一気に晴れるような、感動のシーンが待っています!!
そしてその後、さらに驚きの展開が……!?
四葉編の前には三玖編の決着が収録されておりまして、そちらも三玖の成長と決意がありありと見て取れる驚きのシーンが繰り広げられます。
さらに四葉編の後に描かれる五月編では、あの思わせぶりな人物が再登場し、またまたとんでもない真実をここで暴露!!
思いがけなさすぎる展開が襲い掛かり、今まで一人カヤの外だった感じすらある五月に、一気に物凄い重圧がかかるのです!!

様々なことがあり過ぎた文化祭編。
時系列をあえてキャラごとに並べ直したことで、様々なことがだんだんとわかっていき、全体像がは蒼くできるのは全てのパートが終わった後という思い切った構成となっていました。
その想い切った展開で送られた文化祭も終わり、今巻のラストでとうとう風太郎は一人の人物を選ぶのです!!
その人物とは……
是非ともその目でご確認ください!!

そして予想通り、本作は次巻第14巻で完結。
果たして誰とどのような結末を迎えるのか?
全ては4月発売の最終第14巻に描かれている……はずです!!



今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!